愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会のボッチャは、10月17日から24日まで、18日を除く7日間開催予定です。
個人戦の決勝は10月21日、混合チーム・ペアの決勝は24日の予定。会場は名古屋市総合体育館[レインボーホール]です。この記事では2026年9月19日時点で確認できる公式情報をもとに、日程・時間・決勝日・会場・観戦ポイントまで整理します。
アジアパラ競技大会ボッチャの日程・時間は?
結論からいうと、10月17日と19日に個人戦が行われ、20日に準々決勝、21日に準決勝・決勝。22日から混合チーム・ペア戦へ移り、23日に準決勝、24日に決勝という流れです。
大会組織委員会が2026年6月16日時点で公表しているセッションスケジュールでは、ボッチャは17日に始まり、18日は競技なし。19日から再開して24日まで続きます。
名古屋市も7月29日更新の競技案内で、開催期間を2026年10月17日(土)から24日(土)まで、10月18日(日)を除くと案内しています。
日付 予定時間 主な競技段階 観戦のポイント
10月17日(土) 9:30〜14:05/15:35〜20:10 男女個人 個人戦スタート
10月18日(日) 競技なし ― 大会開会式日
10月19日(月) 9:30〜14:05/15:35〜20:10 男女個人 個人戦が続く
10月20日(火) 9:30〜14:05/15:35〜20:10 男女個人・準々決勝 QF
10月21日(水) 9:30〜13:00/14:30〜19:50 男女個人・準決勝/決勝 個人メダル決定
10月22日(木) 9:30〜13:50/15:20〜19:40 混合競技 チーム・ペア戦開始
10月23日(金) 9:30〜13:50/15:20〜18:30 混合競技・準決勝 SF
10月24日(土) 9:30〜15:05 混合競技・決勝 最終日
公式スケジュールに出てくる「W」は女子、「M」は男子、「X」は混合、「QF」は準々決勝、「SF」は準決勝、「F」は決勝を示しています。
こうして並べると少し情報量が多く見えますが、覚え方は意外と簡単です。
17〜21日が個人戦、22〜24日が混合チーム・ペア戦。
映画でいえば、21日までが前編、22日から後編へ切り替わるような構成ですね。どちらを見たいかで観戦日を決めると、迷いにくくなります。
10月17日・19日は男女個人BC1〜BC4
大会のチケッティングガイドでは、10月17日と19日に男子・女子それぞれのBC1、BC2、BC3、BC4個人戦が設定されています。17日の開始時刻は9時30分と15時35分で、19日も同じです。
大会序盤から選手を追いかけたい方には、この2日が入り口になります。
決勝だけを見るのももちろん楽しいのですが、予選から見ていると、「この選手は強く投げて崩すタイプだな」「ここでは無理に攻めず、次につながる位置へ置いたな」と、少しずつ戦い方の個性が見えてきます。
私はボッチャの日程を調べていて、ここが思った以上に面白いと感じました。
結果だけを追うのではなく、17日や19日に一度見た選手が20日の準々決勝、21日の決勝へ勝ち上がっていく。物語を最初から見るような楽しみ方ができるんですね。
10月20日は個人戦の準々決勝
10月20日は午前9時30分〜午後2時5分、午後3時35分〜8時10分。
公式セッションスケジュールでは「W/M/QF」と記載されており、男女個人戦の準々決勝が行われる日です。
ここからは負ければメダル争いから離れる局面が増え、一球の意味もいっそう重くなります。
ボッチャは激しく走ったり跳んだりする競技ではありません。それでも、ジャックボールの周囲に赤と青のボールが集まってくると、会場の空気まで張り詰めていくように感じられる競技です。
10月21日は個人戦の準決勝・決勝
個人戦を見たい方にとって、最も分かりやすい山場が10月21日(水)です。
午前は9時30分〜13時、午後は14時30分〜19時50分。公式スケジュールでは「W/M/SF/F」となっており、男女個人戦の準決勝と決勝が予定されています。
個人種目は男女それぞれBC1、BC2、BC3、BC4ですので、競技構成から見ると男女合わせて8つの個人種目があります。
「ボッチャの個人決勝を見たい」という方なら、まず21日を覚えておくとよいでしょう。
10月22〜24日は何が違う?混合チーム・ペア戦へ
10月22日を境に、競技の見どころが個人からチーム・ペアへ切り替わります。
大会のチケッティングガイドでは、混合競技として混合チームBC1/BC2、混合ペアBC3、混合ペアBC4が設定されています。
個人戦8種目に、この混合3種目を加えると、ボッチャでは計11の種目構成になることが分かります。
ここは、単に「後半戦」と片づけてしまうともったいないところです。
個人戦では選手一人の投球選択や技術を追いやすいのに対し、チーム・ペアでは「誰がどの局面を担うのか」「味方が置いたボールを次の選手がどう利用するのか」という別の面白さが出てきます。
10月22日は混合チーム・ペア戦がスタート
10月22日は9時30分〜13時50分、15時20分〜19時40分です。
6月16日時点の公式スケジュールでは、この日から「X」、つまり混合競技へ切り替わっています。
チケッティングガイドでは、混合チームBC1/BC2、混合ペアBC3、混合ペアBC4の予選が案内されています。
個人戦で各選手の特徴を知ってから22日以降を見ると、「この選手をここで起用するのか」といったチームならではの見方もしやすくなりそうです。
10月23日は混合種目の準決勝
10月23日は9時30分〜13時50分、15時20分〜18時30分。
2026年6月16日時点の公式セッションスケジュールでは「X/SF」となっており、混合種目と準決勝が予定されています。
ここで注意したいのが、公式資料の「更新時期」です。
2026年2月公表のチケッティングガイドでは、10月23日の競技内容に混合3種目の「決勝」という記載もあります。ところが、より後に公表された6月16日時点のセッションスケジュールでは、23日が「X/SF」、24日が「X/F」と整理されています。
そのため本記事では、日程と競技段階については更新時期が新しい6月16日版を基準にしています。
スポーツ大会ではこうした変更が珍しくありません。
「公式資料だからどれを見ても同じ」と思いがちですが、実際には資料名だけでなく公開日まで確認することが大切です。これは今回の日程を調べるうえで、かなり実用的なポイントだと感じました。
10月24日は混合競技の決勝
最終日の10月24日は9時30分〜15時05分で、公式セッションスケジュールでは「X/F」、つまり混合競技の決勝が予定されています。
チケッティングガイドでも、24日は混合チームBC1/BC2、混合ペアBC3、混合ペアBC4の決勝として案内されています。
しかも24日は土曜日です。
平日に仕事がある40代、50代の方なら、予定を組みやすいという意味でも気になる日ではないでしょうか。
ただ、「土曜日だから24日」と決めるだけでなく、24日は個人決勝ではなく、混合チーム・ペアの決勝日だと知っておくと、見たい内容とのすれ違いを防げます。
なぜ大会開幕は10月18日なのにボッチャは17日から?
愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会全体の開催期間は、2026年10月18日(日)から24日(土)までと案内されています。チケットぴあの大会ページでも同じ開催期間が掲載されています。
それなのに、ボッチャは10月17日から始まります。
少し不思議に感じますよね。
大会組織委員会のセッションスケジュールでは18日が「OC」、つまり開会式日にあたり、ボッチャはその前日の17日に個人戦を行い、18日は競技なし、19日に再開する構成です。
名古屋市のボッチャ競技ページにも、開催期間は10月17日から24日までで、18日は除くと明記されています。
つまり、
大会全体は10月18日〜24日。ボッチャは10月17日、19〜24日。
この2つを分けて覚える必要があります。
「大会は18日開幕だから、その日にボッチャを見に行こう」と考えると、18日は競技がないため予定が合いません。
今回の日程でいちばん見落としやすいのは、決勝日よりむしろこの18日かもしれません。
筆者としては「17日開始・18日休み・19日再開」という三つをひとまとまりで覚えておくのがおすすめです。カレンダーに予定を入れるときにも迷いにくくなります。
ボッチャ会場はどこ?レインボーホールの名称にも注意
ボッチャの会場は、名古屋市総合体育館[レインボーホール]です。
住所は愛知県名古屋市南区東又兵ヱ町5丁目1番地の16。名古屋市の競技会場一覧でも、アジアパラ競技大会のボッチャ会場として指定されています。
さらに名古屋市が2026年9月1日に更新したバリアフリー&おもてなしマップでは、レインボーホールへのアクセス案内としてJR笠寺駅からのルートが用意されています。
ここで、現地へ行く方にぜひ知っておいてほしいことがあります。
名古屋市総合体育館ではネーミングライツの愛称が2026年4月1日に変更され、従来「日本ガイシホール」と呼ばれていたレインボーホールの現在の愛称は「クロコくんホール」です。
一方、大会公式資料やチケットページでは「名古屋市総合体育館[レインボーホール]」という表記が使われています。
つまり、検索や現地の案内で、
「レインボーホール」
「クロコくんホール」
という二つの名前を見かけても、今回のボッチャ会場については同じ施設を指しています。
これは観戦初心者には意外と大事な情報です。
さらに同じ名古屋市総合体育館にはレインボープールもあり、こちらはアジアパラ競技大会のパラ水泳会場です。ボッチャは「ホール」、パラ水泳は「プール」と覚えておくと迷いにくいでしょう。
会場は2026年2月にリニューアル
名古屋市総合体育館は、アジア競技大会・アジアパラ競技大会などに向けた改修を経て、2026年2月1日にリニューアルオープンしました。
名古屋市によると、バリアフリー改修としてバリアフリートイレや車いす席の増設、カームダウンルームの新設、手すりの設置、スロープの拡幅などが行われています。
パラスポーツの国際大会では、競技そのものだけでなく「誰が観戦に来ても利用しやすい会場になっているか」も大切です。
こうした整備が大会後も地域の施設として残っていくことまで考えると、愛知・名古屋2026が街に残すものは、メダルや記録だけではないのだろうなと感じます。
観戦にはチケットが必要
名古屋市は、レインボーホールでボッチャを観戦するには観戦チケットが必要と案内しています。
チケットぴあの大会ページでは、先着先行は2026年4月27日10時から6月19日23時59分まで、一般発売は7月15日10時から各セッション開始時間までと案内されています。
2026年9月19日時点のボッチャ販売ページでは、10月17日〜24日の一般発売が販売期間中と表示されています。ただし、席種や残席状況は今後変わるため、観戦を決めた時点で最新情報を確認してください。
競技日程についても、6月16日版スケジュールには競技団体などとの調整によって予告なく変更される可能性があると明記されています。
チケットを購入したあとも、前日や当日に開始時間をもう一度確認しておくと安心ですね。
高浜市では10月17日・24日の市民招待も
地元ならではの動きとして、高浜市では市内企業・団体・個人からの寄附を活用したボッチャ観戦の市民招待を実施しています。
対象は申し込み時点で高浜市に在住・在勤・在学している方で、申込期間は2026年9月7日から27日までです。
ボッチャでは10月17日の親子B席51組分予定、A席大人2枚の21組分予定、10月24日のA席大人2枚の18組分予定が案内されています。応募多数の場合は抽選です。
すべての方が利用できる制度ではありませんが、地元の企業や市民の支援によって国際大会を身近に体験できる仕組みが生まれているのは、開催地ならではの動きですね。
BC1〜BC4とは?初観戦ならここを見ると面白い
ボッチャは、白い目標球「ジャック」に赤または青のボールをどれだけ近づけられるかを競うスポーツです。
ルールだけ聞くと、とてもシンプルに感じます。
ところが実際には、相手のボールを押し出したり、味方のボールをジャックの近くへ押し込んだり、ジャックそのものを動かしたりと、盤面は一球ごとに変化します。
私には、派手なアクション映画というより、伏線の意味が少しずつ分かってくる静かなサスペンス映画に近く感じられます。
「いま何点か」だけではなく、なぜそこへ投げたのかを見ると、ぐっと面白くなります。
BC1・BC2・BC3・BC4の違い
World Bocciaでは、競技選手を身体機能や投球方法などに応じてBC1〜BC4へ分類しています。
BC1では手または足で投球し、条件に応じてスポーツアシスタントの支援を受けます。BC2は手で投球し、競技中の投球支援は受けません。
BC3は、自力でボールを競技エリアへ送ることが難しい選手が、ランプと呼ばれる勾配具を使うクラスです。World Bocciaの2026年版分類規則でも、BC3ではランプとランプオペレーターを用いることが示されています。
BC4は四肢や体幹に大きな機能的影響がある一方、自らボールをコートへ投げられる選手のクラスです。
ここで大切なのは、BC1からBC4を単純な「障害の重さ順」として見ないことです。
分類は、競技で必要になる身体機能や投球の方法などを踏まえて公平な競争条件を整えるための仕組みです。2026年版World Boccia分類規則でも、最終的な判定は選手の機能的能力と分類基準を踏まえて行うとされています。
BC3のランプも、ランプが勝手にボールを運んでくれるわけではありません。
どこへ向けるか、どの角度にするか、どのようにボールを送り出すかを決める中心は選手です。
そのことを知ってから観戦すると、ランプオペレーターとのやり取りや、ほんの数センチの方向調整にも意味があることが見えてきます。
日程から見えるボッチャの注目点をどう考える?
ここからは、公式日程を確認したうえでの私なりの考察です。
今回の日程でいちばん面白いのは、個人戦と混合チーム・ペア戦がはっきり二部構成になっていることだと感じます。
17日と19日に個人戦、20日に準々決勝、21日に準決勝と決勝。
そして個人戦が完結した翌日の22日から混合競技が始まり、23日の準決勝、24日の決勝へ進みます。
この構成を知らないまま「決勝が見たいからどちらかの日」と考えると、21日と24日の違いが分かりません。
21日は男女個人の決勝。
24日は混合チームBC1/BC2、混合ペアBC3、混合ペアBC4の決勝。
同じ決勝日でも、試合の性格はずいぶん違います。
一人の選手の投球選択や駆け引きをじっくり追いたいなら21日。
複数選手の役割や組み合わせまで含めて見たいなら24日。
そんなふうに「曜日」ではなく「何を見たいか」で日を選ぶと、観戦の満足感は高まりそうです。
もう一つ、今回の日程を調べていて強く感じたのが、大会情報は更新日の確認まで含めて一つの情報だということです。
2月のチケッティングガイドと6月16日のセッションスケジュールには、10月23日の表記に違いがあります。6月16日版では23日が混合準決勝、24日が混合決勝です。
ネット検索では古いPDFも新しいPDFも同じように表示されることがあります。
だからこそ、「公式サイトに書いてあった」で終わらず、「何月何日時点の資料なのか」まで見ることが、観戦計画では大切です。
これはボッチャに限りません。
今後ほかのアジアパラ競技の日程を調べるときにも役立つ小さなコツだと思います。
さらに会場名についても同じです。
大会資料では「レインボーホール」、現在のネーミングライツ愛称は「クロコくんホール」。名称が変わっていても施設自体は同じです。
日程だけでなく、資料の更新日と会場の新旧名称まで一緒に確認する。
地味ですが、実際に会場へ行く人にとっては、この二つがかなり役に立つ情報ではないでしょうか。
2026年9月19日現在、大会まではおよそ1か月です。
公式スケジュールは今後も変更される可能性がありますので、この記事で予定をつかんだあとは、観戦直前に最新の日程とチケットをもう一度確認してください。
愛知・名古屋2026ボッチャ日程のまとめ
愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会のボッチャは、2026年10月17日、19日、20日、21日、22日、23日、24日の7日間、名古屋市総合体育館[レインボーホール]で開催される予定です。18日は競技がありません。
前半は男女個人戦で、20日に準々決勝、21日に準決勝・決勝。22日から混合チーム・ペア戦へ移り、23日に準決勝、24日に決勝という流れです。
初めて観戦する方なら、個人の駆け引きを見たいのか、チームやペアの連携を見たいのかを先に決めると、日程を選びやすくなります。
ボッチャは、とても静かに進んでいるように見える競技です。
けれども、一球置かれるたびに次の選択肢が変わり、わずかな隙間が大きなチャンスにもなります。
休日に映画を一本じっくり味わうような気持ちで、選手が描いている「次の一手」を追いかけてみると、初観戦でもきっと見える景色が変わってくると思います。
よくある質問
アジアパラ競技大会のボッチャはいつ開催されますか?
2026年10月17日(土)から24日(土)までのうち、18日を除く7日間です。17日、19日、20日、21日、22日、23日、24日に競技が予定されています。
ボッチャの個人戦決勝はいつですか?
男女個人戦の準決勝・決勝は10月21日(水)の予定です。午前9時30分〜13時、午後14時30分〜19時50分のセッションが設定されています。
混合チーム・ペア戦の決勝はいつですか?
2026年6月16日時点の公式セッションスケジュールでは、10月24日(土)に混合競技の決勝が予定されています。時間は9時30分〜15時05分です。
執筆:天水翔太(スイーツと映画を愛するのんびり副業ライター)

