愛知・名古屋2026アジア大会のバスケ日本代表戦は、男子5人制が9月10日19時に先行開幕します。
大会の開会式は9月19日ですが、男子バスケはその9日前からスタートします。女子5人制、3×3男女まで含めると、日本代表の予選は計12試合です。
2026年の第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)は9月19日から10月4日まで開催されますが、バスケットボールを含む一部競技は開会式より前に始まります。
日本はバスケットボールの男子5人制、女子5人制、3×3男子、3×3女子の4カテゴリーに出場します。
JBAは7月30日に4チームの大会メンバーを発表し、8月9日に5人制の試合日程を更新しました。この記事では2026年9月2日時点で確認できる情報をもとに、日本戦の日程、代表メンバー、韓国戦の最新事情、会場、放送予定まで分かりやすく整理します。
愛知・名古屋2026アジア大会のバスケ日本代表戦はいつ?
最も早い日本戦は、9月10日(木)19時の男子5人制・日本対インドネシアです。
男子は10日、11日、13日、女子は17日、20日、22日に予選を戦います。3×3は女子が21日、男子が22日に日本戦を開始します。
予選で予定されている日本戦12試合は次の通りです。
種目 日付 開始時刻 対戦カード
男子5人制 9月10日(木) 19:00 日本 vs インドネシア
男子5人制 9月11日(金) 19:00 日本 vs サウジアラビア
男子5人制 9月13日(日) 19:00 日本 vs 韓国
女子5人制 9月17日(木) 19:00 日本 vs ホンコン・チャイナ
女子5人制 9月20日(日) 13:50 日本 vs カザフスタン
3×3女子 9月21日(月) 17:40 日本 vs チャイニーズ・タイペイ
3×3女子 9月21日(月) 19:45 日本 vs イラン
女子5人制 9月22日(火) 13:00 日本 vs フィリピン
3×3男子 9月22日(火) 18:30 日本 vs シンガポール
3×3男子 9月22日(火) 20:35 日本 vs 韓国
3×3女子 9月23日(水) 14:05 日本 vs ウズベキスタン
3×3男子 9月23日(水) 20:35 日本 vs タイ
5人制男子は9月10~20日、女子は17~26日、3×3男女は21~25日に行われます。
5人制の会場は愛知国際アリーナです。3×3は、あおなみ線・金城ふ頭駅前に設置される金城ふ頭駅前特設コートで行われ、約1,000人を収容する会場として案内されています。
ここで特に注意したいのは、「アジア大会は9月19日開幕」とだけ覚えないことです。
男子5人制の予選3試合は、すべて開会式前に終了します。9月19日から確認し始めたのでは、日本対韓国まで見逃してしまうことになります。
現地観戦を考えている方は、大会開会式の日付とバスケットボールの競技開始日は別と覚えておくのが安心です。
男子バスケ日本代表の日程は?韓国戦までの3試合が重要
男子日本代表はグループAに入り、インドネシア、サウジアラビア、韓国と対戦します。
予選3試合はいずれも19時開始です。
- 9月10日(木)19:00 日本 vs インドネシア
- 9月11日(金)19:00 日本 vs サウジアラビア
- 9月13日(日)19:00 日本 vs 韓国
勝ち進んだ場合は9月16日に準々決勝、18日に準決勝、20日に3位決定戦または決勝が予定されています。
なかでも注目したいのが、9月13日の日本対韓国です。
2026年の日韓戦を振り返ると、7月6日のFIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア地区予選では、日本が韓国に79-81で惜敗しました。
ただし、そこで話を止めてしまうと最新状況を正確に伝えられません。
その後、日本は8月15日の国際強化試合で韓国に88-68、翌16日にも95-66で勝利しています。7月の敗戦後、8月には20点差、29点差で連勝したことになります。
では、「9月13日も日本が有利」と考えてよいのでしょうか。
私は、そこまで単純ではないと考えています。
7月のワールドカップ予選、8月の国際強化試合、そして今回のアジア競技大会は、日本代表のメンバー構成が異なるからです。
8月の韓国戦では八村塁選手や河村勇輝選手らが出場しましたが、アジア競技大会代表は別の12人で編成されています。
つまり9月13日の韓国戦は、「8月に大勝した日本代表の続き」というより、若い選手を多く含む新しい編成が韓国相手にどこまで戦えるかを見る試合と考えたほうが実態に近いでしょう。
男子の大会メンバーは次の12人です。
- アレックス・カーク
- シェーファー アヴィ幸樹
- 津屋一球
- 高島紳司
- 黒川虎徹
- 狩野富成
- 小川敦也
- 山内ジャヘル琉人
- ジャン・ローレンス・ハーパージュニア
- 金近廉
- 山﨑一渉
- 川島悠翔
ヘッドコーチは吉本泰輔氏です。
このメンバーを眺めて私がまず注目したのは、34歳のアレックス・カーク選手を中心とする経験と、20代前半の選手たちの勢いを組み合わせた構成です。
カーク選手、シェーファー アヴィ幸樹選手、狩野富成選手らインサイドを担える選手がいる一方、黒川虎徹選手、小川敦也選手、ジャン・ローレンス・ハーパージュニア選手らガード陣もそろっています。
さらに高島紳司選手、金近廉選手、山﨑一渉選手、川島悠翔選手ら、サイズと機動力を生かしたい若い選手が加わります。
この12人の強みは、トップ代表と同じ顔ぶれに頼らず、複数の世代から選手を組み合わせられる日本バスケの選手層そのものにあると私は感じます。
一方で気になるのは、異なる役割を持つ選手同士が短期間でどこまで一つのチームになれるかです。
代表戦では個々の能力だけでなく、守備の受け渡し、ボールを運ぶ選手の判断、接戦の終盤で誰に託すかといった連係が勝敗を分けます。
特に韓国のように強度を高めてくる相手との試合では、勢いだけで40分間押し切れるとは限りません。
7月6日の韓国戦で日本は79-81と逆転負けを喫しました。8月には別編成で連勝しましたが、9月はまた別の12人です。
だからこそ私は、9月13日の韓国戦を「最近の対戦成績だけで勝敗を予想する試合」ではなく、今回の日本代表が決勝トーナメントで勝負できる完成度に達しているかを見る試金石だと考えています。
男子日本代表はアジア競技大会でまだ金メダルを獲得していません。
銀メダルは1951年と1962年、銅メダルは1954年、1958年、1970年、1982年、1994年、2014年。前回2023年大会は8位でした。
今大会で表彰台に立てば2014年以来12年ぶりです。
もちろん目標はその先にある金メダルでしょう。ただ、最初から結果だけを見るより、「誰がこのチームの軸になっていくのか」を予選3試合で確認しておくと、決勝トーナメントがさらに面白くなると思います。
女子バスケ日本代表の日程は?9月17日から金メダルを目指す
女子5人制の日本戦は、9月17日(木)19時のホンコン・チャイナ戦から始まります。
日本はグループBで、ホンコン・チャイナ、カザフスタン、フィリピンと対戦します。
- 9月17日(木)19:00 日本 vs ホンコン・チャイナ
- 9月20日(日)13:50 日本 vs カザフスタン
- 9月22日(火)13:00 日本 vs フィリピン
勝ち進んだ場合は24日に準々決勝、25日に準決勝、26日に3位決定戦または決勝です。
女子代表の12人は、赤木里帆、常田亜美、岡本美優、樋口鈴乃、三浦舞華、田中平和、佐藤多伽子、三田七南、舘山萌菜、粟谷真帆、大脇晴、白石弥桜。
ヘッドコーチは元日本代表の大神雄子氏が務めます。
女子も普段テレビで見るトップ代表と同じメンバーではありません。
9月4日からドイツで行われるFIBA女子バスケットボールワールドカップの代表とは別に、アジア競技大会用の12人が編成されています。
20代前半の選手が多く、最年少は20歳の白石弥桜選手です。
ここで私が注目したいのは、若いチームだからこそ大神HCのもとで役割をどれだけ明確にできるかという点です。
赤木里帆選手、常田亜美選手、樋口鈴乃選手らボールを運ぶ選手がゲームをどう整え、岡本美優選手、田中平和選手、粟谷真帆選手、大脇晴選手、白石弥桜選手らサイズのある選手へどうつなぐのか。
国際大会では、勢いよく得点できる時間よりも「シュートが入らない数分間をどう耐えるか」が重要になることがあります。
若いチームの場合、その苦しい時間に誰が声を出し、誰がプレーを落ち着かせるのかも見どころになるでしょう。
女子日本代表にはアジア競技大会で実績があります。
1972年と1998年に金メダル、1994年と2023年に銀メダルを獲得し、銅メダルも複数回手にしています。
前回2023年大会は銀メダルでした。
その歴史を考えると、今回は単に「若手の経験を積む大会」では済ませられません。若い選手を中心にしながら、1998年以来となる金メダルにどこまで近づけるかが問われます。
予選で気になるのは9月22日のフィリピン戦です。
グループリーグ最終戦ですから、そこまでの結果次第では順位や準々決勝へ向かう流れに大きく関わります。
しかも22日は13時に女子5人制、18時30分と20時35分に3×3男子の日本戦があります。
日本バスケを一日にまとめて楽しみたい方にとって、9月22日は覚えておきたい日になりそうです。
3×3バスケ日本代表の日程は?金城ふ頭で23歳以下が挑む
3×3は9月21日から25日まで、金城ふ頭駅前特設コートで開催されます。
5人制の愛知国際アリーナとは会場が異なりますので、現地で観戦する方は間違えないように確認しておきましょう。
3×3男子日本代表はプールDで、シンガポール、韓国、タイと対戦します。
- 9月22日(火)18:30 日本 vs シンガポール
- 9月22日(火)20:35 日本 vs 韓国
- 9月23日(水)20:35 日本 vs タイ
女子日本代表はプールBで、チャイニーズ・タイペイ、イラン、ウズベキスタンと戦います。
- 9月21日(月)17:40 日本 vs チャイニーズ・タイペイ
- 9月21日(月)19:45 日本 vs イラン
- 9月23日(水)14:05 日本 vs ウズベキスタン
予選プール1位は準々決勝へ直接進出し、2位と3位は準々決勝進出決定戦へ進みます。
24日に準々決勝進出決定戦と準々決勝、25日に準決勝、3位決定戦、決勝が予定されています。
3×3で大切なのが、アジア競技大会では23歳以下が出場条件となっていることです。
男子代表はバラダランタホリ玲依、野田悠峨、ロイ優太郎、小野恵富の4人。
女子代表は西ファトゥマ七南、山本遥香、八木悠香、堀内桜花の4人です。
男子は19~21歳、女子は20~22歳。5人制以上に「これからの日本代表候補」を見る意味合いの強いカテゴリーです。
3×3はコート上に3人、交代要員1人という4人で戦います。
コートは5人制のおよそ半分で、通常の2ポイントラインの内側から決めれば1点、外側からは2点。攻守の切り替えも非常に速いため、一つのミスや一本のロングシュートで流れが大きく変わります。
男子3×3日本代表はアジア競技大会でまだメダルがなく、最高成績は2023年大会の6位です。
女子は2018年に銀メダル、2023年に銅メダルと2大会連続で表彰台に立っています。
私が今大会ならではだと感じるのは、男子の「日本対韓国」を5人制と3×3の両方で見られることです。
5人制は9月13日19時、3×3は9月22日20時35分。
同じ国同士の対戦でも、選手の年代、コートの広さ、人数、得点方法、試合のテンポはまったく違います。
5人制ではインサイドのサイズやガード陣の組み立てがどう機能するか。
3×3では若い4人が、休む時間の少ない展開の中で判断の速さと1対1の強さをどこまで出せるか。
この二つを見比べられるのは、複数種目が集まるアジア競技大会らしい楽しみ方だと思います。
バスケ日本代表の放送予定は?9月10~13日は最新情報を確認
2026年9月2日時点で、バスケ日本戦の試合別テレビ放送・ライブ配信予定は未確定です。
TBSは「アジア大会 愛知・名古屋」を放送し、9月16日から10月4日にかけて生中継すると案内しています。
一方、現在公表されている放送スケジュールは9月16日以降となっています。
そのため、開会式よりさらに早い9月10日のインドネシア戦、11日のサウジアラビア戦、13日の韓国戦については、現時点で個別のテレビ放送・ライブ配信を断定できません。
男子予選を見たい方は、大会直前までTBSや大会公式、JBAの更新を確認するのが確実です。
試合日程そのものも今後変更される可能性があります。現地観戦の場合も、出発前に最新の開始時刻と会場を確認してください。
全部の日本戦を追えない方が優先するなら、私は次の3日が分かりやすいと思います。
- 9月13日:男子5人制・日本 vs 韓国
- 9月20日:女子5人制・日本 vs カザフスタン、男子5人制メダル決定日
- 9月22日:女子5人制・日本 vs フィリピン、3×3男子2試合
特に9月13日は、7月に79-81で敗れ、8月には88-68、95-66で連勝した韓国と、今度はアジア競技大会用の別編成で戦います。
同じ「日本対韓国」でもメンバーが変われば試合の姿は大きく変わります。その違いまで含めて見ると、単なる過去の勝敗以上に興味深い一戦になるでしょう。
愛知・名古屋2026の日本代表をどう見る?若手と結果の両方が焦点
ここからは私見です。
今回のバスケットボール日本代表で一番面白いのは、結果を求める大会でありながら、次の代表を担う選手を試す大会でもあることだと思います。
男子5人制は、アレックス・カーク選手のような経験豊富な選手と、21~25歳前後の選手を多く組み合わせています。
女子5人制も20代前半が中心で、3×3に至っては出場条件そのものが23歳以下です。
だからといって、「若手中心だから勝敗は気にしなくていい」という話ではありません。
男子は2014年以来12年ぶりの表彰台、さらにアジア競技大会初の金メダルを目指します。
女子は前回2023年大会で銀メダルを獲得しており、1998年以来の優勝を狙えるかが焦点になります。
3×3女子にも2大会連続メダルという実績があります。
若いチームで結果を出すことができれば、単なる経験以上の価値があります。
男子で私が見たいのは、カーク選手らインサイドの経験を土台にしながら、若いガードとウイングがどれだけ速く、思い切りよくプレーできるかです。
サイズのある選手が中で存在感を出せれば、外の選手が動くスペースを作りやすくなります。
逆に外からの攻撃だけに偏り、ボールが止まってしまえば、国際試合では苦しくなるでしょう。
そして最大の課題は接戦です。
10点以上リードしている試合では若さや勢いを出しやすくても、残り3分で同点という状況になると、一本のシュートだけでなく判断力が問われます。
誰がボールを持つのか。
誰が相手の中心選手を守るのか。
一本失敗した後に、次の守備へ気持ちを切り替えられるのか。
私は、そこに今回のアジア競技大会代表の本当の評価材料があると思っています。
女子についても同じです。
大神雄子HCのもとで若い選手がそろうだけに、個人の得点以上に「5人が同じ判断をできる時間をどれだけ長くするか」が重要になるでしょう。
前回大会銀メダルという結果がある分、期待値は男子以上に高いかもしれません。
さらに3×3では、わずか4人で戦うため一人ひとりの判断がそのままチームの結果につながります。
5人制、3×3、男子、女子を同じ大会で続けて見ることで、日本バスケの現在地を世代ごとに比べられるのです。
これは今回の記事で私が特に伝えたい観戦ポイントです。
有名選手が何人いるかだけで代表を見るのではなく、「この選手は数年後、どんな日本代表選手になっているだろう」と考えながら見る。
そうすると愛知・名古屋2026は、メダル争いと同時に未来の日本代表を探す大会としても楽しめるのではないでしょうか。
まとめ|バスケ日本代表は9月10日の男子からスタート
愛知・名古屋2026アジア大会のバスケ日本代表戦は、9月10日(木)19時の男子5人制・日本対インドネシアから始まります。
男子は11日にサウジアラビア、13日に韓国と対戦。女子は17日のホンコン・チャイナ戦から始まり、20日にカザフスタン、22日にフィリピンと戦います。
3×3は女子が21日、男子が22日に日本戦を開始し、会場は金城ふ頭駅前特設コートです。
男子の韓国戦については、7月6日に79-81で敗れた後、別編成の日本代表が8月15日に88-68、16日に95-66で連勝しています。
ただしアジア競技大会は再び別のメンバーです。過去3試合の結果だけで勝敗を決めつけず、今回の12人がどこまでチームとして仕上がっているかを見る試合と考えるのがよいでしょう。
私が一試合を選ぶなら、まずは9月13日19時の男子・日本対韓国に注目します。
そして大会を通しては、男子の初メダル級の挑戦、女子の1998年以来の金メダル、3×3女子の3大会連続表彰台、3×3男子の初メダルという、それぞれ異なる目標にも注目です。
32年ぶりの日本開催となるアジア競技大会。
結果だけでなく、数年後の日本代表で名前を聞くことになるかもしれない選手を探しながら観戦すると、今年のバスケットボールがもう一段面白くなりそうです。
よくある質問
愛知・名古屋2026の男子バスケ日本代表戦はいつからですか?
男子5人制の日本戦は、2026年9月10日(木)19時のインドネシア戦から始まります。
11日19時にサウジアラビア、13日19時に韓国と対戦し、勝ち進めば16日の準々決勝以降にも日本代表が登場します。
日本対韓国の男子バスケはいつですか?
5人制男子の日本対韓国は、9月13日(日)19時開始です。
2026年は7月6日に日本が79-81で敗れ、その後8月15日に88-68、16日に95-66で勝っています。ただしアジア競技大会はこれらの試合とは異なる代表メンバーで臨みます。
3×3の日本代表戦はどこで行われますか?
3×3は金城ふ頭駅前特設コートで9月21~25日に行われます。
女子はチャイニーズ・タイペイ、イラン、ウズベキスタン、男子はシンガポール、韓国、タイと予選で対戦します。
天水翔太(あまみずしょうた)
スイーツと映画を愛するのんびり副業ライター

