愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会の車いすバスケは、10月16日から23日まで愛知国際アリーナで開催されます。
日本は男女とも出場し、男子は16日の中国戦、女子は同日のイラン戦からスタート。女子決勝は22日19時、男子決勝は23日18時30分に予定されています。
愛知・名古屋2026アジアパラ車いすバスケの日程はいつ?
まず「日本戦はいつ?」「決勝は何日?」という方のために、重要なところだけ先にまとめます。
確認したい項目 日程・内容
開催期間 2026年10月16日(金)〜23日(金)
会場 愛知国際アリーナ
男子日本代表初戦 10月16日13:00 中国戦
女子日本代表初戦 10月16日20:00 イラン戦
女子決勝 10月22日19:00
男子決勝 10月23日18:30
情報確認日:2026年9月19日。 本記事の日別対戦カードは、2026年9月17日に大会組織委員会から示された内容を基準に整理しています。
公式チケッティングガイドでも、車いすバスケットボールの会場は愛知国際アリーナで、10月16・17・19・20・21・22・23日に競技が組まれ、女子決勝が22日19時、男子決勝が23日18時30分と案内されています。
ここで少し注意したいのが、アジアパラ競技大会そのものの正式な大会期間は2026年10月18日(日)〜24日(土)だということです。大会公式資料にも7日間の開催期間として明記されています。
それなのに車いすバスケは16日から始まります。
これは日付の間違いではありません。一部競技は正式な大会期間に先行して競技を始めるため、車いすバスケットボールは開会式より前から試合が行われるスケジュールになっています。
さらに10月18日には車いすバスケの試合がありません。
「アジアパラの開幕日に会場へ行けば車いすバスケが見られる」と思い込んでしまうと観戦日を取り違える可能性がありますので、ここは最初に覚えておきたいところですね。
車いすバスケの全試合スケジュールは?
2026年9月17日に発表された対戦カードを、日付・開始時刻・種別ごとにまとめます。
日本代表の試合は太字にしていますので、日本戦だけ追いたい方はそこだけ拾っていただいても大丈夫です。
日付 開始 種別 対戦カード
10月16日(金) 9:30 女子予選 カンボジア vs 中国
10月16日(金) 10:30 男子A クウェート vs タイ
10月16日(金) 13:00 男子A 中国 vs 日本
10月16日(金) 14:00 男子B イラク vs イラン
10月16日(金) 16:30 女子予選 ラオス vs タイ
10月16日(金) 17:30 男子B 韓国 vs フィリピン
10月16日(金) 20:00 女子予選 イラン vs 日本
10月17日(土) 9:30 男子B イラン vs 韓国
10月17日(土) 10:30 男子B フィリピン vs イラク
10月17日(土) 13:00 女子予選 日本 vs 中国
10月17日(土) 14:00 女子予選 カンボジア vs ラオス
10月17日(土) 16:30 男子A クウェート vs 中国
10月17日(土) 17:30 女子予選 イラン vs タイ
10月17日(土) 20:00 男子A 日本 vs タイ
10月19日(月) 10:00 女子予選 タイ vs 日本
10月19日(月) 11:00 女子予選 中国 vs ラオス
10月19日(月) 13:30 男子B フィリピン vs イラン
10月19日(月) 14:30 男子A タイ vs 中国
10月19日(月) 17:00 男子B イラク vs 韓国
10月19日(月) 18:00 女子予選 カンボジア vs イラン
10月19日(月) 20:30 男子A 日本 vs クウェート
10月20日(火) 9:30 男子準々決勝 A2位 vs B3位
10月20日(火) 10:30 女子予選 ラオス vs イラン
10月20日(火) 13:00 男子準々決勝 B2位 vs A3位
10月20日(火) 14:00 女子予選 中国 vs タイ
10月20日(火) 16:30 男子準々決勝 A1位 vs B4位
10月20日(火) 17:30 女子予選 日本 vs カンボジア
10月20日(火) 20:00 男子準々決勝 B1位 vs A4位
10月21日(水) 9:30 女子予選 日本 vs ラオス
10月21日(水) 10:30 男子順位決定戦 準々決勝敗者同士
10月21日(水) 13:00 女子予選 中国 vs イラン
10月21日(水) 14:00 女子予選 タイ vs カンボジア
10月21日(水) 16:30 男子準決勝 対戦カード未定
10月21日(水) 17:30 男子順位決定戦 準々決勝敗者同士
10月21日(水) 20:00 男子準決勝 対戦カード未定
10月22日(木) 9:30 男子順位決定 7位・8位決定戦
10月22日(木) 10:30 女子順位決定 5位・6位決定戦
10月22日(木) 14:15 女子 3位決定戦
10月22日(木) 19:00 女子 決勝
10月23日(金) 10:00 男子順位決定 5位・6位決定戦
10月23日(金) 13:45 男子 3位決定戦
10月23日(金) 18:30 男子 決勝
こうして一枚の日程表にすると、大会の流れがずいぶん見えやすくなります。
男子は16・17・19日のグループ戦を終えると、20日にはすぐ準々決勝です。女子は21日まで予選が続き、22日に順位決定戦とメダルマッチへ進みます。
公式チケッティングガイドでも、16日と17日は男女の予選、20日は男子準々決勝と女子予選、22日は女子のメダルセッション、23日は男子のメダルセッションという大きな流れが示されています。
つまり、決勝だけを見るのではなく、16日から23日までで大会の物語が少しずつ形になっていくと考えると、日程表そのものもなかなか面白く見えてきます。
日本代表の日程と過去大会から見える注目カードは?
「42試合すべてではなく、日本代表だけ知りたい」という方もいらっしゃるでしょう。
日本の予選を抜き出すと、男子3試合、女子5試合です。
男子日本代表の日程
男子のグループAは、日本、中国、タイ、クウェートの4チームです。
IWBF(国際車いすバスケットボール連盟)が公表している愛知・名古屋2026の組み合わせでも、男子はグループAに中国、日本、クウェート、タイ、グループBにイラン、イラク、韓国、フィリピンが入っています。
男子日本代表の予選は次の3試合です。
- 10月16日13:00 中国戦
- 10月17日20:00 タイ戦
- 10月19日20:30 クウェート戦
ここで日程上のポイントは、16日の初戦から17日のタイ戦までが連戦になっていることです。
18日は試合がありませんが、19日にクウェートとのグループ最終戦を戦い、順位によっては翌20日に準々決勝へ進みます。
「19日の夜に試合をして、翌日に準々決勝」という流れになるため、男子は予選順位だけでなく、後半へどうコンディションをつないでいくかも見どころになりそうです。
過去の実績にも触れておきましょう。
前回の杭州2022アジアパラ競技大会は大会延期により2023年に開催され、男子日本代表は決勝で韓国を47対45で破って金メダルを獲得しました。
さらに2025年11月のIWBFアジアオセアニア選手権では、日本男子は準優勝。中国との対戦では日本が80対28で勝利し、準決勝ではイランを65対55で破っています。決勝はオーストラリアに57対62で敗れました。
もちろん、こうした過去のスコアだけで愛知・名古屋2026の結果を予想することはできません。
ただ、男子日本が前回アジアパラ王者として迎える大会であることを知ってから16日の中国戦を見ると、初戦の意味が少し立体的に見えてきますね。
女子日本代表の日程
女子は日本、中国、カンボジア、タイ、ラオス、イランの6チームが出場します。IWBFもこの6か国・地域の出場を公表しています。
日本の日程は次の通りです。
- 10月16日20:00 イラン戦
- 10月17日13:00 中国戦
- 10月19日10:00 タイ戦
- 10月20日17:30 カンボジア戦
- 10月21日9:30 ラオス戦
男子と違って、女子は予選だけで5試合あります。
しかも19日から21日は3日連続ですから、一試合だけでなく大会全体を通したコンディション管理にも目を向けたいところです。
そして女子で特に気になるのが、17日の日本対中国でしょう。
前回の杭州2022アジアパラでは女子は中国が金、日本が銀でした。2010年の第1回では日本が優勝しましたが、その後の大会では中国が女子の強豪として結果を残しています。
2025年アジアオセアニア選手権でも、女子日本は中国と複数回対戦しました。
最初の対戦では日本が51対44で勝ち、その後は中国が56対25で勝利。決勝では中国が58対34で日本を破り、中国が優勝、日本が準優勝となっています。
一大会の結果だけで両国の力関係を決めつけることはできませんが、日本女子と中国女子が近年の大きな大会で何度も対戦していることは、17日の一戦を見るうえで覚えておいてよい背景でしょう。
単に「予選2試合目」と見るより、これまでの流れを少し知っているだけで、コート上の一つひとつの攻防にも自然と目が向きそうです。
車いすバスケの大会方式とクラス分けは?
車いすバスケットボールを初めて見る方にとっては、「普通のバスケと何が違うの?」という疑問もありますよね。
まず基本的なコートやリングの高さは、一般のバスケットボールと同じです。
大会公式チケッティングガイドでは、ボールを持った状態で車いすのタイヤを3回以上こぐとトラベリングになるなど、車いすでプレーする特徴に合わせたルールがあると紹介されています。
もうひとつ、車いすバスケを理解するうえで大切なのがクラス分けです。
IWBFでは、選手の機能的な動作能力をもとに1.0から4.5まで0.5刻みを含むクラスが設定されます。これはバスケットボールの上手・下手を点数化したものではなく、体幹の動きや安定性など、競技動作を行う際の機能を分類する仕組みです。
そしてコートに出ている5選手のクラス点の合計は、14.0点以内にしなければなりません。
ここが分かると、車いすバスケを見る面白さが一段増します。
監督は単純に「得点力の高い選手を5人並べる」というわけにはいきません。選手それぞれの特性とクラス点の組み合わせを考えながら、5人のバランスを作る必要があります。
私はこの仕組みを知ると、交代を見る目も変わってくると思います。
選手が替わったとき、「疲れたから交代したのかな」だけではなく、「この組み合わせで守り方や攻め方を変えたのだろうか」と考える余地が生まれます。
車いすの操作も立派な戦術の一部です。
急加速、停止、方向転換、味方の進路を作る位置取り。ボールを持っていない選手の車輪の向きまで眺めていると、一般のバスケットボールとはまた違った駆け引きが見えてきます。
愛知国際アリーナで観戦する前に何を確認すればいい?
車いすバスケットボールの会場は愛知国際アリーナです。
大会公式資料で競技会場として指定されており、施設は2025年7月にグランドオープンしました。アリーナ運営会社の案内では最大収容人数は約1万7000人で、バスケットボール開催時は着席で約1万5000人とされています。
大きなアリーナでアジア各国・地域の代表が一堂に会するわけですから、初めて車いすバスケを生で見る方にも、競技のスピード感を感じやすい舞台になりそうです。
ただし、観戦日を決める際には3つ注意したいことがあります。
1つ目は、先ほど触れた10月18日は車いすバスケの試合がないことです。
16日、17日と試合が続いたあと一日空き、19日から再開します。
2つ目は、「アジア競技大会のバスケットボール」と「アジアパラ競技大会の車いすバスケットボール」を混同しないことです。
2026年の愛知・名古屋では両大会が続けて開かれるため、検索すると9月の通常のバスケットボール情報と、10月の車いすバスケ情報が一緒に目に入ることがあります。
この記事で扱っているのは、アジアパラ競技大会の車いすバスケットボール、10月16日〜23日です。
検索結果を見るときは「アジアパラ」「車いす」「10月」の3つを確認すると、かなり整理しやすくなります。
3つ目は、古い日程表だけに頼らないことです。
2026年2月時点の公式チケッティングガイドには、競技日や決勝時刻が掲載される一方、「運営上の都合により開催日時・競技内容などが変更になる場合がある」と明記されています。
その後、9月17日に具体的な参加チームと対戦カードが示されました。
ですから、以前保存した資料がある方も、実際に出かける前には最新情報ともう一度照らし合わせるのが安心です。
この記事も2026年9月19日時点の確認情報として整理しています。
車いすバスケ日程から考える注目ポイントと見通し
ここからは、発表された日程と近年の大会結果を見たうえでの私なりの考察です。
男子日本代表でまず目につくのは、16日の中国戦、17日のタイ戦という大会序盤の連戦です。
18日の空き日を挟んで19日20時30分にクウェート戦。そして翌20日には準々決勝が始まります。
この並びを見る限り、グループ戦だけを切り離して考えるより、「次の日程へどうつなぐか」という視点で観戦すると面白そうです。
2025年アジアオセアニア選手権で男子日本は準優勝し、2023年開催の杭州2022アジアパラでは金メダルを獲得しています。
その実績が2026年の結果を保証するわけではありません。
むしろ前回王者として臨むからこそ、相手チームがどのような守り方をしてくるのか、日本が短い大会期間の中でどう対応するのかに注目したいところです。
女子は男子以上に「連戦」の意味が大きそうです。
16日イラン、17日中国、18日の休みを挟み、19日タイ、20日カンボジア、21日ラオス。後半は3日連続になります。
さらに22日には女子の順位決定戦とメダルマッチがあります。
個人的には、女子の場合は一試合ごとの勝敗だけでなく、5試合を通じてどの組み合わせを使い、コンディションを整えていくかを見るのも大切だと感じます。
クラス分けによる14.0点の制限がある競技だからこそ、選手交代やラインナップの変化にも意味があります。
もう一つ、観戦計画という意味で面白いのが10月16日と17日です。
16日は男子日本が13時、女子日本が20時。
17日は女子日本が13時、男子日本が20時です。
この2日間は、同じ日に男女両方の日本代表を見られる日になっています。
一方、女子日本を確実に予選から追いたいなら16、17、19、20、21日の5日間。男子の予選だけなら16、17、19日の3日間です。
男子の20日以降はグループ順位によって試合時刻や組み合わせが変わりますので、「日本男子の準々決勝は何時」と今の段階で一つの時刻に決めつけないことも大切です。
スポーツの日程を見ると、つい決勝の日だけに目が行きます。
でも大会には、最初の一戦でチームの状態を確かめる楽しさもあれば、順位が見えてくる中盤の緊張感もあります。
そして予選から追ってきた人ほど、準決勝や決勝の一つひとつのプレーに、それまでの試合が重なって見えてくるものです。
私自身、映画を見るときにもラストシーンだけではなく、そこへ至る伏線が好きなのですが、スポーツ大会の日程にも少し似たところがある気がします。
10月23日の男子決勝だけを見るのももちろん楽しみですが、16日の初戦から流れを追うと、愛知・名古屋2026の車いすバスケをより深く味わえるのではないでしょうか。
まとめ
愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会の車いすバスケットボールは、2026年10月16日(金)から23日(金)まで愛知国際アリーナで開催されます。
男子日本代表は16日13時の中国戦、17日20時のタイ戦、19日20時30分のクウェート戦がグループ戦です。
女子日本代表は16日20時のイラン戦から、中国、タイ、カンボジア、ラオスとの計5試合を21日まで戦います。
女子決勝は10月22日19時、男子決勝は10月23日18時30分。10月18日には車いすバスケの試合がありません。
また、前回の杭州2022アジアパラでは男子日本が金、女子日本が銀。2025年アジアオセアニア選手権では男女とも日本が準優勝しており、近年の結果を知っておくと2026年大会の対戦カードも少し違って見えてきます。
競技では選手のクラス分けと、コート上5人の合計14.0点以内という独自の仕組みもあります。
日程だけでなく、選手交代や車いすの位置取りにも少し目を向けてみると、初めて観戦する方にも車いすバスケの奥行きが感じられるはずです。
なお、競技日程は変更される場合があります。実際に会場へ出かける際は、保存した古い日程だけでなく最新の大会公式情報も確認しておくと安心です。
よくある質問
愛知・名古屋2026アジアパラの車いすバスケはいつからですか?
2026年10月16日(金)から始まり、23日(金)まで愛知国際アリーナで行われます。
アジアパラ競技大会そのものの正式な大会期間は10月18日〜24日ですが、車いすバスケットボールは先行して16日から始まります。
車いすバスケ男子日本代表の予選はいつですか?
10月16日13時の中国戦、17日20時のタイ戦、19日20時30分のクウェート戦です。
20日以降の男子日本代表の試合時刻は、グループ順位と勝ち上がりによって決まります。
車いすバスケの男女決勝はいつですか?
女子決勝は10月22日19時、男子決勝は10月23日18時30分の予定です。
公式チケッティングガイドでも、この2セッションはそれぞれ女子決勝、男子決勝として案内されています。
※本記事は、大会組織委員会の発表、公式チケッティングガイド、IWBFの公開資料を照合し、2026年9月19日時点の情報を観戦者目線で整理しています。
執筆:天水翔太(スイーツと映画を愛するのんびり副業ライター/公開資料を確認し、初めて観戦する方にも分かりやすい形でスポーツ情報を整理しています)
