この記事では、1996年12月13日に公開された映画『マーズ・アタック!』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『マーズ・アタック!』の予告編
突如、地球に飛来した無数のUFO。そのUFOに乗っていたのは、大きな目の玉にむき出しの脳みそが特徴的な火星人だったのです。
アメリカのジェームズ大統領は、要人たちとの話し合いの結果、火星人たちを歓迎するセレモニーを開催します。
一見平和そうなセレモニーだったが、観衆のひとりが放った鳩がキッカケで事態は一変します。
映画『マーズ・アタック!』のあらすじ(ネタバレなし)
突如、地球に飛来した無数のUFOに乗っていたのは、大きな目の玉にむき出しの脳みそが特徴的な火星人。
この事態にアメリカのジェームズ大統領は、政権内で解決策を話し合います。和平派と戦争派の主張があるなか、周囲の反応を気にするジェームズ大統領は和平派の意見を採用し、火星人を歓迎するセレモニーを開催することにしました。
そして、人類初の宇宙人とのコンタクトを済ませ、いよいよセレモニーが始まりました。
すると、観衆のひとりが平和の象徴として鳩を放ったことで事態は一変します。
急に怒り出した火星人たちは、次々とレーザーで会場にいる人々を攻撃し始めたのです。果たして地球はどうなってしまうのか?
映画『マーズ・アタック!』の解説
1996年にアメリカで製作・公開された、SF映画作品です。アメリカの会社から発売されたトレーディングカードが原案になっています。
火星人に襲われる地球人たちを描いたSF作品ですが、コミカルな展開やシーンが多く、コメディSF作品といった方がしっくりくるかもしれません。
とはいえ、2役演じているジャック・ニコルソンや、他SF作品で主演したマイケル・J・フォックスなど、数多くのスター俳優がキャスティングされ、とても豪華です。
重要な人物を演じたシルヴィア・シドニーは、これが遺作映画となったことでも知られています。
映画『マーズ・アタック!』のみどころ
火星人と地球人のコミカルな攻防は、まさに見どころです。ギャグまんがをそのまま映像化したような演出がおもしろくて、笑えるシーンが盛りだくさんです。
そして、オープニングのUFOや火がついた牛の暴走など、いきなりインパクトのあるシーンから始まるので、一気に気になってしまいます。
そこから豪華出演陣が次々と登場し、政権内での会議シーンや、アメリカ各地での出来事は必見です。自分の知っている俳優を探すのも、ひとつの楽しみ方でしょう
。圧倒的な強さを誇る火星人を前に、地球人はどうなってしまうのか?ぜひ、ラストシーンまで見てもらいたい映画作品です。
映画『マーズ・アタック!』の感想
難しく考えなくてもよく、笑って見れるSF映画作品です。しかし、出演者たちはとても豪華で、ついつい知っている俳優を探してしまうほどです。
そして、火星人のビジュアルが見ていても、恐怖よりもコミカルな印象があり、作品にうまく溶け込んでいます。
映画『マーズ・アタック!』の登場人物・キャスト
映画『マーズ・アタック!』の登場人物・キャストを紹介します。
ジェームズ大統領&アート:ジャック・ニコルソン
デッカー将軍:ロッド・スタイガー
ドナルド教授:ピアース・ブロスナン
ジェーソン:マイケル・J・フォックス
フローレンス:シルヴィア・シドニー
映画『マーズ・アタック!』のスタッフ
映画『マーズ・アタック!』のスタッフを紹介します。
監督:ティム・バートン
脚本:ジョナサン・ジェムズ
原案:トレーディングカード「マーズ・アタック」
音楽:ダニー・エルフマン
撮影:ピーター・サシツキー