全日本大学駅伝2026の優勝予想は早稲田大学が本命、國學院大學が対抗。駒澤大学、中央大学、青山学院大学も有力候補です。
2026年11月1日(日)に開催される第58回全日本大学駅伝。10月12日の出雲駅伝で大会新記録を樹立した早稲田大学と、前年の全日本王者・駒澤大学の対決が注目されています。
今回は、2026年10月27日時点で確認できる大会公式記録や大学陸上競技部の発表をもとに、有力5校の戦力、注目選手、勝敗を左右する区間を比較します。
全日本大学駅伝2026の優勝候補は?有力5校の予想順位と戦力比較
全日本大学駅伝2026は、早稲田大学、國學院大學、駒澤大学、中央大学の4校を優勝争いの中心と予想します。
青山学院大学は、前回3位の実績を持つ巻き返し候補です。
2026年10月27日時点の優勝予想は、1位早稲田大学、2位國學院大學、3位駒澤大学、4位中央大学、5位青山学院大学です。
ただし、これは正式な区間エントリー発表前の筆者予想であり、大会主催者による公式ランキングではありません。
優勝候補5校の予想順位と評価理由
筆者予想 大学名 2025年全日本 2026年出雲 最大の評価理由
1位 早稲田大学 5位 優勝 出雲大会新記録と4区間賞
2位 國學院大學 4位 2位 主力の安定感と終盤の追い上げ
3位 駒澤大学 優勝 7位 前回王者の実績と長距離区間の経験
4位 中央大学 2位 5位 高速ランナーと前回準優勝の実績
5位 青山学院大学 3位 11位 前回3位と長距離区間の実績
2025年全日本大学駅伝の順位は、大会公式サイトに掲載された第57回大会総合成績で確認できます。
2026年出雲駅伝の順位については、10月12日の第38回大会結果と國學院大學陸上競技部の発表を照合しました。秩父宮賜杯 全日本大学駅伝対校選手権大会+2
この比較から分かるのは、直近の出雲駅伝と前年の全日本大学駅伝では、大学ごとの順位が大きく変わっていることです。
早稲田大学は前年の全日本で5位でしたが、今年の出雲では優勝しました。
一方、駒澤大学は前年の全日本を制しながら、出雲では7位にとどまっています。
出雲駅伝の順位を、そのまま全日本大学駅伝の予想順位に置き換えることはできません。
この違いが、今回の優勝予想で最も重要なポイントになります。
なぜ早稲田大学を本命にしたのか?
早稲田大学を本命にした最大の理由は、出雲駅伝で特定のエースだけに頼らない強さを示したことです。
6区間のうち4区間で区間賞を獲得し、2時間5分56秒の大会新記録で優勝しました。
國學院大學との差は58秒です。
しかも、区間賞を獲得した選手には1年生から4年生までが含まれています。
私は、この学年の幅広さを高く評価しています。
駅伝では、主力選手の卒業やコンディションの変化によって戦力が大きく変わることがあります。
複数の学年から好走する選手が現れていることは、チーム全体の競争力が高まっている可能性を示す材料でしょう。
ただし、出雲駅伝は6区間45.1km、全日本大学駅伝は8区間106.8kmです。
全日本では出雲より2人多く走り、総距離も大幅に延びます。
そのため、早稲田大学の優勝を確実視することはできません。
出雲で走った6人に加え、残る2人をどの水準でそろえられるかが重要です。
5校を同じ基準で比較すると?
今回の予想では、次の5項目を共通の判断基準にしました。
- 直近の駅伝成績と前年の全日本での実績
- 主力選手の区間順位とレース内容
- 7区・8区など長距離区間への対応力
- 8人全体で安定して走れる可能性
- 正式エントリー前に残る不安材料
このうち、主力選手の実績については、大会公式記録で確認できた区間成績を優先しています。
10000mの自己ベストは参考になりますが、それだけで長距離区間の強さを判断することは避けました。
また、登録選手全員の最新記録を同じ条件で比較できていないため、根拠のない点数や優勝確率は設定していません。
私は、細かな数字を並べることよりも、実際の大会でどのような走りを見せたかを重視したいと考えています。
出雲駅伝2026の結果から見える勢力図
2026年10月12日の出雲駅伝では、早稲田大学が優勝し、國學院大學が2位となりました。
3位はアイビーリーグ選抜、4位は順天堂大学、5位は中央大学でした。
帝京大学が6位、駒澤大学が7位、日本大学が8位と続いています。
さらに、創価大学が9位、城西大学が10位、青山学院大学が11位でした。
この結果で注目したいのは、早稲田大学だけでなく、複数の大学が従来の大会記録を上回ったことです。
國學院大學、中央大学、帝京大学、駒澤大学も大会新記録をマークしています。
したがって、駒澤大学の7位という順位だけを見て、走力が大きく低下したと判断するのは適切ではありません。
今年の出雲駅伝は、上位争い全体の記録水準が高かった大会と見る必要があります。
こうした背景を踏まえると、全日本大学駅伝では出雲の順位とは違う結果になる可能性も十分にあるでしょう。
早稲田大学は全日本大学駅伝2026の優勝本命?出雲4区間賞の実力
早稲田大学は、今回の優勝予想で最も高く評価した大学です。
最大の強みは、出雲駅伝で見せたスピードと、複数の学年に実力者がそろっていることです。
一方、最大の不安材料は、全日本の長距離区間と8人の総合力にあります。
出雲駅伝で16年ぶりの優勝を達成
早稲田大学は2026年10月12日の第38回出雲駅伝で、2時間5分56秒の大会新記録を樹立しました。
2010年以来、16年ぶり3回目の優勝です。
陸上競技専門誌「月刊陸上競技」の大会結果によると、早稲田大学は次の4区間で区間賞を獲得しました。月陸Online|月刊陸上競技+1
区間 選手 学年 区間記録
2区 本田桜二郎 1年 15分42秒
4区 新妻遼己 1年 17分10秒
5区 山口竣平 3年 17分35秒
6区 工藤慎作 4年 29分00秒
新妻選手と山口選手は区間新記録も樹立しました。
この結果は、早稲田大学の優勝が一人の突出した走りだけで実現したものではないことを示しています。
2区から6区までの5区間で4人が区間賞を獲得したのですから、チーム全体として高い競争力を発揮したと評価できます。
本田桜二郎と新妻遼己の1年生コンビが強み
早稲田大学で特に注目したいのは、本田桜二郎選手と新妻遼己選手です。
本田選手は出雲駅伝2区で15分42秒を記録し、区間賞を獲得しました。
新妻選手は4区で17分10秒の区間新記録をマークしています。
2人とも大学1年生です。
入学から半年ほどで全国規模の大学駅伝に出場し、区間トップの成績を残したことは、今後の成長を考えても大きな意味があります。
ただし、出雲の2区は5.8km、4区は6.2kmです。
全日本大学駅伝の区間は、最短でも9.5kmあります。
そのため、短い区間で発揮したスピードを、より長い距離でも維持できるかが課題になります。
私は、2人を単純に長距離区間の候補と決めつけるよりも、序盤から中盤で流れをつくる存在として評価したいと思います。
山口竣平と工藤慎作は後半の切り札になる?
3年生の山口竣平選手は、出雲駅伝5区で17分35秒の区間新記録を樹立しました。
4年生の工藤慎作選手は、最終6区で29分00秒を記録して区間賞を獲得しています。
出雲駅伝の6区は10.2kmです。
最終区間で区間賞を獲得した工藤選手には、チームの順位を背負う場面でも力を発揮した実績があります。
また、山口選手もスピードを生かした走りが期待できる存在です。
この2人を全日本大学駅伝の後半に配置できれば、早稲田大学にとって心強いでしょう。
ただし、全日本7区は17.6km、8区は19.7kmあります。
出雲駅伝での好走だけで、この距離への適性を証明できるわけではありません。
正式な区間配置が発表されるまでは、山口選手と工藤選手を後半の有力候補として考えるにとどめたいと思います。
早稲田大学の8人目までの戦力は?
早稲田大学の優勝予想で、最も慎重に考えたいのが8人の総合力です。
出雲駅伝で走ったのは6人ですが、全日本では8人が必要になります。
出雲の優勝メンバーには、1区の吉倉ナヤブ直希選手、3区の鈴木琉胤選手も含まれていました。
吉倉選手は1区7位、鈴木選手は3区3位です。
区間賞を獲得した4人以外にも、上位でたすきをつないだ選手がいたことが分かります。
一方、全日本で新たに起用される選手については、正式な区間エントリー前の段階で評価を確定できません。
特に重要なのは、出雲に出場しなかった選手が、全日本の12km前後の区間や長距離区間でどれだけ走れるかです。
私が早稲田大学を本命にしながらも、國學院大學との差を小さく見ている理由はここにあります。
出雲の6人の強さは確認できましたが、全日本の8人全体では、まだ比較しきれていない部分が残っているからです。
早稲田大学が優勝するための条件
早稲田大学の理想は、序盤から上位を維持し、後半まで大きな失速を防ぐことです。
出雲駅伝で見せたスピードを生かせば、前半から積極的にレースを進められる可能性があります。
ただし、序盤で無理に独走を狙う必要はありません。
全日本大学駅伝は、8人の合計タイムで争う大会です。
前半で数十秒のリードを奪っても、後半で大きく遅れれば逆転されます。
逆に、区間賞が少なくても、8人全員が安定した走りを続ければ優勝に近づきます。
私は、早稲田大学が優勝するなら、出雲のようなスピード勝負だけでなく、全区間で大きな弱点をつくらない展開になると考えています。
早稲田大学の最大の注目点は、出雲で示した「速い6人」の力を、伊勢路で「強い8人」の力に変えられるかどうかです。
國學院大學は早稲田大学を逆転できる?野中恒亨と高石樹の実績
國學院大學は、早稲田大学に最も近い対抗馬と予想します。
最大の強みは、複数の選手が駅伝の主要区間で安定した成績を残していることです。
一方、序盤で先頭から離された場合に、後半でどこまで差を縮められるかが課題になります。
國學院大學は出雲駅伝で58秒差の2位
國學院大學は2026年の出雲駅伝で、2時間6分54秒を記録して2位となりました。
優勝した早稲田大学との差は58秒です。
國學院大學陸上競技部の公式発表によると、レース中には総合6位まで順位を落とす場面がありました。
しかし、後半の追い上げによって最終的には2位まで順位を上げています。
このレース内容は、國學院大學の強みを考えるうえで重要です。
序盤から先頭を走り続けたわけではなく、後半に順位を上げる力を示したからです。
私は、全日本大学駅伝のように後半の区間距離が長くなる大会では、この追い上げる力が大きな武器になると考えています。
野中恒亨は主要区間で結果を残すエース
4年生の野中恒亨選手は、國學院大學の中心選手です。
2025年の全日本大学駅伝では3区を走り、33分11秒で区間賞を獲得しました。
國學院大學陸上競技部の公式記録によると、この記録は当時の大学歴代1位に当たる区間記録でした。
さらに、2026年の出雲駅伝では4区を担当し、17分14秒で区間2位となっています。
この走りは区間新記録でもありました。
異なる大会の主要区間で結果を残していることは、野中選手を高く評価する理由になります。
駅伝では、トラックの自己ベストだけでなく、他校の選手との競り合いや、レース展開への対応力が求められます。
野中選手は、実際の駅伝でその力を示している選手です。
もし全日本の7区や8区に配置されれば、優勝争いを左右する存在になるでしょう。
ただし、2025年の全日本では11.9kmの3区を走っており、17km以上の区間で同じような結果を残せるかは別の問題です。
長距離区間への適性については、正式な起用と当日の走りを見て判断する必要があります。
高石樹は最長8区の有力候補
2年生の高石樹選手も、國學院大學の優勝争いを考えるうえで欠かせない存在です。
2026年の出雲駅伝では最終6区を担当しました。
記録は29分20秒で、区間3位でした。
國學院大學の公式発表によると、高石選手は最終区間でチームの順位を4位から2位へ押し上げています。
これは、単なる区間順位以上に評価したい内容です。
駅伝では、前を走る選手を追いながら順位を上げることと、先頭でリードを守ることでは、求められる走り方が異なります。
高石選手には、追う展開で結果を残した実績があります。
そのため、全日本大学駅伝でも後半の重要区間を任される可能性が考えられます。
特に最長8区は19.7kmです。
高石選手がこの区間に配置されれば、國學院大學の終盤戦略を象徴する起用になるかもしれません。
ただし、出雲の10.2kmと全日本の19.7kmでは距離が大きく異なります。
8区候補として期待できることと、8区での好走が確実であることは分けて考えたいところです。
飯國新太と浅野結太も安定した実績
國學院大學の強みは、野中選手と高石選手だけではありません。
3年生の飯國新太選手は、2025年の全日本大学駅伝5区で区間2位となりました。
2026年の出雲駅伝でも5区を担当し、17分39秒で区間3位に入っています。
この記録は区間新記録でした。
また、3年生の浅野結太選手は、2025年全日本の6区で区間4位となっています。
2026年出雲駅伝では1区を担当し、22分52秒で区間4位でした。
両選手とも、複数の大会で区間上位の成績を残しています。
特に飯國選手は、全日本の12.4km区間で実績があるため、中盤を支える存在として期待できます。
浅野選手も、前半と中盤の両方で起用を考えられる選手でしょう。
私は、このように複数の区間に実績のある選手を配置できることが、國學院大學の大きな魅力だと感じています。
2025年全日本の結果から見える課題
國學院大學は2025年の全日本大学駅伝で4位でした。
公式記録によると、3区の野中選手が区間賞、4区の高山豪起選手と5区の飯國選手が区間2位となっています。
さらに、6区の浅野選手も区間4位でした。
一方、7区の青木瑠郁選手は区間9位、8区の上原琉翔選手は区間4位でした。
この結果から、前年の國學院大學は中盤に強みを持ちながら、7区では上位校に対して十分な優位を築けなかったことが読み取れます。
ただし、前年の出走選手と今年の登録選手は同じではありません。
卒業した選手の実績を、そのまま2026年の戦力として扱うことはできません。
今年の國學院大學が優勝するためには、前半から中盤の安定感に加え、7区と8区にどれだけ強い選手を配置できるかが重要です。
國學院大學が早稲田大学を逆転する条件
國學院大學の理想は、前半で早稲田大学から大きく離されず、後半に勝負を持ち込むことです。
例えば、6区終了時点で30秒遅れていた場合、残る2区間の合計で31秒以上速く走れば、秒単位の比較では逆転できます。
もちろん、これは単純な計算例であり、実際のレースで30秒差になるという予測ではありません。
大切なのは、後半に強い選手がいても、前半で大きく遅れれば逆転は難しくなるということです。
國學院大學は、2026年出雲駅伝で後半に順位を上げた実績があります。
この強みを全日本でも発揮できれば、早稲田大学を逆転する展開は十分に考えられます。
私は、早稲田大学と國學院大學の差を、出雲の58秒だけで判断すべきではないと思います。
むしろ、正式な区間配置で野中選手、高石選手、飯國選手らがどこに配置されるかによって、両校の評価は大きく変わるでしょう。
駒澤大学と中央大学は逆転優勝できる?前回上位2校の実績を比較
駒澤大学と中央大学は、2025年の全日本大学駅伝で1位と2位になった大学です。
2026年の出雲駅伝では早稲田大学や國學院大學に先着されましたが、伊勢路での実績を考えると優勝候補から外せません。
特に駒澤大学は、前年の全日本で長距離区間まで安定した走りを見せています。
駒澤大学は2025年全日本で5時間06分53秒の優勝
駒澤大学は2025年11月2日の第57回全日本大学駅伝で、5時間6分53秒を記録して優勝しました。
2位の中央大学との差は2分1秒です。
大会公式成績表によると、駒澤大学は3区終了時点で総合1位に立ちました。
4区終了時点では4位となりましたが、5区で再び先頭に立ち、そのまま優勝しています。
特に注目したいのは、5区を走った伊藤蒼唯選手です。
伊藤選手は12.4kmを35分1秒で走り、区間新記録を樹立しました。
この好走が、駒澤大学の優勝につながる大きな転機になっています。
つまり、前年の駒澤大学は最終盤まで勝負を待つのではなく、中盤でレースの流れを変えていたのです。
私は、この点が2026年の優勝予想でも重要な参考材料になると考えています。
駒澤大学の7区・8区には実績がある
2025年大会では、駒澤大学の7区を佐藤圭汰選手、8区を山川拓馬選手が担当しました。
佐藤選手は17.6kmを50分26秒で走り、区間3位でした。
山川選手も19.7kmを57分23秒で走り、区間3位となっています。
両選手が区間上位でたすきをつないだことで、駒澤大学は終盤に大きく崩れることなく優勝しました。
この結果から分かるのは、全日本大学駅伝では中盤でリードを奪うだけでなく、最後の2区間でそのリードを守る力が必要だということです。
ただし、2025年の7区・8区を走った選手を、2026年の出走候補としてそのまま扱うことはできません。
今年の長距離区間を誰が担当するかについては、正式な区間エントリーを確認する必要があります。
前年の実績はチームの戦い方を考える参考にはなりますが、今年の個々の選手の走力を保証するものではありません。
谷中晴、小山翔也、村上響の実績に注目
2026年の駒澤大学で注目したいのは、前年の全日本を経験した選手たちです。
2025年大会では、小山翔也選手が1区を27分21秒で走り、区間4位となりました。
谷中晴選手は2区で31分14秒を記録し、区間3位でした。
村上響選手は6区で37分22秒を記録し、区間2位となっています。
この3人は、全日本大学駅伝の公式記録で具体的な実績を確認できる選手です。
特に村上選手は、12.8kmの6区で区間2位に入っているため、中盤から後半へのつなぎを考えるうえで重要な存在でしょう。
また、小山選手と谷中選手には、序盤の流れをつくった経験があります。
こうした選手が2026年大会でも起用されれば、駒澤大学は前年に近い戦い方を選択できる可能性があります。
一方、長距離区間については、前年の実績だけで今年の候補を確定することはできません。
7区・8区を任せられる選手がどれだけそろっているかが、連覇への重要な条件になります。
出雲駅伝7位はどこまで不安材料になる?
駒澤大学は2026年の出雲駅伝で7位でした。
記録は2時間7分45秒です。
優勝した早稲田大学との差は1分49秒でした。
一方、1区では1年生の鈴木大翔選手が22分42秒で区間賞を獲得しています。
この結果から、駒澤大学には序盤で先頭争いをできる選手がいることが分かります。
ただし、総合順位では7位となったため、6人全体の結果としては早稲田大学や國學院大學に届きませんでした。
ここで注意したいのは、7位という順位だけを見て、特定の選手や区間を敗因と決めつけないことです。
2026年の出雲駅伝では、駒澤大学も従来の大会記録を上回っています。
私は、駒澤大学の出雲7位を、全日本での優勝可能性がなくなった証拠とは考えていません。
むしろ、出雲と全日本で選手の起用や区間距離が変わることを踏まえれば、巻き返しの余地は残っています。
駒澤大学が優勝するには、前年のように中盤で主導権を握り、7区・8区でも上位の走りを維持することが重要でしょう。
中央大学は前回2位の実績が大きな強み
中央大学は2025年の全日本大学駅伝で、5時間8分54秒を記録して2位となりました。
優勝した駒澤大学との差は2分1秒でした。
2026年の出雲駅伝では2時間7分36秒で5位に入っています。
早稲田大学との差は1分40秒です。
この結果だけを見ると、早稲田大学や國學院大學より評価を下げざるを得ません。
しかし、中央大学は前年の全日本で実際に準優勝しています。
長い距離を8人で走る大会で結果を残していることは、重要な評価材料です。
私は、中央大学を単なるダークホースではなく、優勝争いに加わる可能性を持つ有力校と考えています。
岡田開成、藤田大智、本間颯が注目選手
中央大学では、岡田開成選手、藤田大智選手、本間颯選手らが注目されています。
元記事では、岡田選手の10000m記録が27分37秒06、藤田選手が27分40秒50とされています。
本間選手についても、27分台の記録を持つ選手として紹介されています。
ただし、これらの記録は今回確認できた大会公式成績表だけでは最新の公認自己ベストとして照合できていません。
そのため、2026年10月27日時点の確定した最新記録としては扱わず、参考情報にとどめます。
中央大学の強みを考えるうえでは、トラックの記録だけでなく、駅伝での区間成績も重要です。
特に、10000mの記録が優れていても、17km以上の区間で同じように走れるとは限りません。
今後の区間エントリーでは、岡田選手、藤田選手、本間選手らがどこに配置されるかを確認したいところです。
中央大学の優勝を左右するのは主力の配置
中央大学は、主力選手を前半に集中させるか、後半に残すかで戦い方が変わります。
序盤に力のある選手を配置すれば、早稲田大学や國學院大學に先行する展開が期待できます。
しかし、前半に主力を使いすぎると、7区・8区で苦しくなる可能性があります。
逆に、後半にエース級を残しても、序盤で大きく離されれば追い上げは簡単ではありません。
私が中央大学を4位予想としたのは、前年の全日本での実績を評価しながらも、直近の出雲駅伝では上位2校に先着されているためです。
ただし、正式な区間配置で長距離に強い選手を複数確認できれば、3位以上へ評価を引き上げる余地があります。
中央大学の最大の魅力は、前回準優勝の実績を持ちながら、今年の区間配置によって新しい戦い方を選べることです。
青山学院大学は巻き返せる?順天堂大学など注目校の可能性
青山学院大学は、2026年出雲駅伝で11位となりました。
一方、2025年の全日本大学駅伝では3位に入っています。
この結果を踏まえると、青山学院大学は現時点では5番手予想ですが、巻き返しの可能性を持つ大学です。
青山学院大学は出雲11位から立て直せるか
青山学院大学の2026年出雲駅伝の記録は2時間9分53秒でした。
優勝した早稲田大学との差は3分57秒です。
この差は、今回の有力5校の中でも大きなものです。
そのため、出雲駅伝の結果を重視すれば、青山学院大学を最上位の優勝候補と評価するのは難しいでしょう。
しかし、全日本大学駅伝は出雲とは距離も区間数も異なります。
青山学院大学には、前年の全日本で3位に入った実績があります。
私は、この前年の結果を軽視すべきではないと考えています。
ただし、出雲11位の原因については、選手の状態や区間別の記録を詳しく確認しなければ判断できません。
特定の選手の不調やチームの調整不足を、根拠なく敗因とすることは避けたいところです。
折田壮太、平松享祐らの起用が注目点
青山学院大学では、折田壮太選手、平松享祐選手、鳥井健太選手、飯田翔大選手、小河原陽琉選手らが注目されています。
元記事では、折田選手が10000mで27分43秒92を記録した選手として紹介されています。
また、平松選手については、2026年箱根駅伝4区で区間3位の実績があるとされています。
ただし、これらの自己ベストや区間成績については、今回参照できた一次資料だけではすべての最新情報を照合できていません。
そのため、正式な区間エントリーと最新の公認記録を確認したうえで評価する必要があります。
私が注目したいのは、これらの選手が単独でどれほど速いかだけではありません。
8人の中でどのような役割を担うかという点です。
青山学院大学が優勝争いに戻るためには、主力選手の好走に加えて、各区間で大きな遅れを防ぐ必要があります。
2025年全日本では後半に順位を上げた
青山学院大学の巻き返しを考えるうえで参考になるのが、2025年の全日本大学駅伝です。
前年大会では、2区終了時点で総合10位でした。
しかし、最終的には総合3位まで順位を上げています。
特に7区では、黒田朝日選手が区間新記録の走りを見せました。
この結果は、全日本大学駅伝では序盤の順位だけで最終結果が決まらないことを示しています。
ただし、前年に好走した選手が今年も同じように走るとは限りません。
卒業や選手起用の変化もあるため、2025年の追い上げをそのまま再現できると考えるのは適切ではないでしょう。
私は、青山学院大学が優勝争いに加わるためには、前年のような後半の強さだけでなく、前半6区間の安定感が必要だと考えています。
出雲駅伝で上位校に離された結果を踏まえると、序盤から先頭争いに残れるかが大きな課題です。
青山学院大学の7区・8区候補は?
青山学院大学の長距離区間を考える際には、2025年大会の黒田朝日選手の区間新記録が参考になります。
ただし、これは前年の実績であり、2026年大会の出走選手を示すものではありません。
今年の7区・8区候補については、正式な区間配置を確認する必要があります。
重要なのは、前年のように終盤で順位を上げられる選手がいるかどうかです。
青山学院大学が6区終了時点で先頭集団に近い位置を維持できれば、後半の長距離区間で順位を上げる展開が考えられます。
反対に、前半で大きく離されれば、後半の好走だけで優勝争いに戻るのは難しくなります。
この点から、現時点では5位予想としました。
順天堂大学と帝京大学も上位進出の候補
有力5校以外では、順天堂大学と帝京大学にも注目したいところです。
順天堂大学は2026年の出雲駅伝で4位に入りました。
記録は2時間7分33秒です。
前回の全日本大学駅伝では8位だったため、直近の出雲では前年の全日本より高い総合順位を残したことになります。
吉岡大翔選手、玉目陸選手、永原颯磨選手らも注目される存在です。
ただし、全日本での長距離区間への対応力については、今年の正式な起用を確認する必要があります。
帝京大学も、2025年の全日本で6位、2026年の出雲でも6位でした。
出雲駅伝の記録は2時間7分41秒です。
両大会で上位に入っていることは、安定感を評価する材料になります。
私は、順天堂大学や帝京大学が有力5校の一角を崩す可能性もあると考えています。
特に、上位校が序盤で出遅れたり、長距離区間で苦戦したりすれば、こうした大学が順位を上げる展開は十分に考えられるでしょう。
創価大学、日本大学などもシード争いに注目
創価大学は2025年の全日本大学駅伝で7位でした。
2026年の出雲駅伝では9位となっています。
また、日本大学は2026年出雲駅伝で8位に入りました。
両大学とも、全日本大学駅伝で上位進出を狙ううえで注目したい存在です。
ただし、出雲駅伝への出場と全日本大学駅伝への出場資格は別のものです。
2026年の全日本大学駅伝は、前年の上位8校によるシード校と、全国8地区の選考会を通過した代表校などが出場します。
大会公式サイトによると、第58回大会はシード8校、地区代表17校、日本学連選抜、東海学連選抜の計27チームで争われます。
そのため、全日本への出場状況については、大会主催者の出場校一覧を基準に確認する必要があります。
優勝争いだけでなく、翌年のシード権をめぐる8位前後の順位争いも見逃せません。
私は、こうした中位グループの争いも、全日本大学駅伝ならではの面白さだと感じています。
全日本大学駅伝2026の勝敗を分ける区間は?7区・8区とレース展開
全日本大学駅伝2026の優勝争いでは、7区と8区の長距離区間が重要になります。
ただし、最後の2区間だけで勝敗が決まるわけではありません。
6区終了時点で先頭からどれだけ離れているかも、優勝争いを左右するポイントです。
第58回全日本大学駅伝の日程とコース
第58回全日本大学駅伝は、2026年11月1日(日)に開催されます。
大会公式サイトによると、スタート時刻は午前8時10分です。
スタート地点は愛知県名古屋市の熱田神宮西門前、ゴール地点は三重県伊勢市の伊勢神宮内宮宇治橋前となっています。
全8区間、総距離106.8kmで争われます。秩父宮賜杯 全日本大学駅伝対校選手権大会+1
区間距離は、大会公式の2025年成績表で次のように確認できます。
区間 距離 主な見どころ
1区 9.5km スタート直後の位置取り
2区 11.1km 序盤の主導権争い
3区 11.9km 主力選手による順位変動
4区 11.8km 前半の流れを維持
5区 12.4km 中盤の重要区間
6区 12.8km 後半へのつなぎ
7区 17.6km 長距離のエース対決
8区 19.7km 最長区間での最終決戦
この区間距離は、大会公式の第57回成績表に掲載された数値です。
2026年大会については、最新の大会要項やコース変更の有無を確認する必要があります。
7区と8区は総距離の約35%を占める
7区は17.6km、8区は19.7kmです。
合計すると37.3kmになります。
全体の106.8kmに対する割合は約34.9%です。
つまり、最後の2人だけで大会全体の約35%の距離を担当することになります。
この数字は、優勝予想を考えるうえで重要です。
ただし、距離が長いから必ず大きなタイム差がつくとは限りません。
実際のタイム差は、選手の走力、気象条件、レース展開によって変わります。
私は、単純に7区と8区へ最も速い選手を置けばよいとは考えていません。
前半で先頭争いに残れる選手配置と、後半に勝負できる戦力の両立が必要だからです。
2025年大会では5区で優勝争いが動いた
2025年の全日本大学駅伝では、駒澤大学が5区で先頭に立ちました。
5区の伊藤蒼唯選手は、35分1秒の区間新記録を樹立しています。
この走りによって、駒澤大学は中盤で主導権を握りました。
その後、7区と8区でも区間3位の走りを続け、優勝しています。
この結果から、優勝争いは7区と8区だけで決まるものではないことが分かります。
中盤でリードを奪い、後半に守り切る戦略も十分に成立するのです。
一方、青山学院大学は前年大会で序盤の10位から最終3位まで順位を上げました。
このように、全日本大学駅伝では複数の勝ち方が考えられます。
私は、2026年大会でも、早稲田大学が序盤から先行する展開だけでなく、國學院大學や駒澤大学が中盤以降に逆転する展開を想定しています。
6区終了時点のタイム差が重要になる理由
全日本大学駅伝の優勝争いでは、6区終了時点の順位とタイム差が重要になります。
例えば、國學院大學が6区終了時点で早稲田大学から30秒遅れていたとします。
この場合、國學院大學が7区と8区の合計で早稲田大学より31秒速く走れば、秒単位の比較では逆転できます。
一方、差が1分30秒なら、91秒以上縮める必要があります。
もちろん、これは計算上の例であり、実際の大会で起こるタイム差を予測したものではありません。
しかし、この考え方を知っておくと、レース中継の見方が少し変わります。
単に「何位で走っているか」だけでなく、「先頭と何秒差なのか」に注目できるからです。
私としては、今年の大会では6区終了時点のタイム差と、7区・8区に残された選手の実績を合わせて見たいと思います。
早稲田大学が優勝する展開
早稲田大学の理想は、序盤から上位を維持し、後半まで大きな失速を防ぐことです。
出雲駅伝で4区間賞を獲得した選手たちを、どのように配置するかが重要になります。
特に、山口竣平選手や工藤慎作選手を後半に起用できれば、終盤の勝負に対応しやすくなるでしょう。
ただし、長距離区間への適性は正式な起用と当日の走りによって確認する必要があります。
私は、早稲田大学が優勝するなら、序盤から大きく逃げるよりも、8人全員が安定して上位の走りを続ける展開が有力だと考えています。
國學院大學が逆転する展開
國學院大學は、前半で先頭から大きく離されず、後半に勝負を持ち込む展開が理想です。
野中恒亨選手、高石樹選手、飯國新太選手らの配置が重要になります。
特に、野中選手と高石選手を後半に起用できれば、終盤の追い上げが期待できます。
ただし、正式な区間配置はまだ確定していません。
國學院大學が優勝するためには、出雲駅伝で見せた後半の追い上げを、より長い全日本のコースでも発揮できるかが鍵になります。
駒澤大学と中央大学が優勝する展開
駒澤大学は、前年のように中盤で主導権を握る展開が考えられます。
5区や6区で先頭との差を縮め、7区・8区で上位の走りを続けられれば、連覇の可能性が見えてきます。
一方、中央大学は主力選手をどの区間に配置するかが重要です。
前半に力のある選手を置けば、早い段階で先頭争いに加われます。
しかし、後半に十分な戦力を残せなければ、長距離区間で苦しくなる可能性があります。
私は、両大学とも6区終了時点で先頭集団に近い位置を維持できれば、優勝争いに加わる可能性があると考えています。
10月29日の区間エントリーで予想は変わる?
2026年大会では、10月29日の区間エントリーが重要な確認ポイントになります。
大会公式サイトでは、10月8日時点のメンバーエントリー確定版が案内されています。
ただし、メンバー登録と各区間の正式な配置は同じものではありません。
今回の予想は、正式な区間配置が確定する前の評価です。
区間エントリーが公表されたら、特に次の点を確認したいところです。
- 早稲田大学の山口竣平選手と工藤慎作選手の配置
- 國學院大學の野中恒亨選手と高石樹選手の配置
- 駒澤大学の7区・8区を担当する選手
- 中央大学の主力選手の配置
- 青山学院大学の長距離区間の戦力
区間配置によって、同じ大学でも優勝の可能性は変わります。
例えば、早稲田大学が後半に主力を残していれば、出雲で見せたスピードに加えて終盤の強さも期待できます。
一方、國學院大學が長距離に強い選手を7区・8区に配置できれば、早稲田大学との差を縮める展開が考えられます。
正式な区間エントリー発表後には、今回の予想順位を改めて見直す必要があるでしょう。
全日本大学駅伝2026の10月27日時点の優勝予想と考察
2026年10月27日時点の優勝予想は、早稲田大学を本命、國學院大學を対抗とします。
ただし、両校の差は決して大きくないと考えています。
ここからは、大会公式記録で確認できた事実を踏まえた筆者としての考察です。
早稲田大学を1位予想にした理由
早稲田大学を1位にした最大の理由は、2026年出雲駅伝で示したチーム全体の競争力です。
6区間のうち4区間で区間賞を獲得し、2時間5分56秒の大会新記録で優勝しました。
これは、直近の大学駅伝で実際に示された結果です。
また、区間賞を獲得した選手が1年生から4年生まで幅広いことも評価できます。
特定の学年や一人のエースだけに依存していない点は、全日本でも強みになる可能性があります。
一方、出雲に出場しなかった選手を含めた8人の総合力は、まだ十分に確認できていません。
そのため、早稲田大学を圧倒的な本命と評価することは避けたいと思います。
私は、現時点では早稲田大学が一歩リードしているものの、正式な区間配置によって評価が変わる可能性があると考えています。
國學院大學を2位予想にした理由
國學院大學は、2026年出雲駅伝で早稲田大学に58秒差の2位でした。
しかし、野中恒亨選手、飯國新太選手、浅野結太選手らは、2025年の全日本大学駅伝でも区間上位の実績があります。
また、高石樹選手は2026年出雲駅伝の最終区間で順位を上げています。
このように、國學院大學には複数の選手が実際の駅伝で結果を残しているという強みがあります。
私は、全日本の8人の総合力という点では、國學院大學が早稲田大学に匹敵する可能性もあると考えています。
それでも2位予想としたのは、直近の直接対決で早稲田大学が上回っているためです。
ただし、出雲の58秒差をそのまま全日本のタイム差に置き換えることはできません。
全日本では距離も区間数も異なります。
正式な区間配置で國學院大學の後半戦力が充実していることを確認できれば、1位予想に変更する余地があります。
駒澤大学を3位予想にした理由
駒澤大学は、2025年の全日本大学駅伝で優勝しています。
5区の区間新記録によって先頭に立ち、7区と8区でも区間3位の走りを続けました。
この実績は、全日本大学駅伝という大会への対応力を評価するうえで重要です。
一方、2026年の出雲駅伝では7位でした。
そのため、直近の勢いという点では早稲田大学や國學院大學に及びません。
私は、前年の優勝実績と直近の結果を合わせて考え、駒澤大学を3位予想としました。
ただし、出雲駅伝での順位だけで、連覇の可能性を低く見積もるべきではありません。
全日本では距離が延びるため、選手の起用によって大学ごとの力関係が変わる可能性があります。
中央大学を4位予想にした理由
中央大学は、2025年の全日本大学駅伝で2位でした。
2026年の出雲駅伝でも5位に入っています。
この2つの結果から、中央大学は上位争いに加わる力を持つ大学と評価できます。
ただし、直近の出雲では早稲田大学と國學院大學に先着されました。
また、駒澤大学には前年の全日本で優勝した実績があります。
そのため、現時点では中央大学を4位予想としました。
しかし、中央大学には複数の主力選手がおり、区間配置によっては優勝争いに加わる可能性があります。
私は、中央大学の評価を決めるうえで、7区・8区の起用を特に重視したいと思います。
青山学院大学を5位予想にした理由
青山学院大学は、2025年の全日本大学駅伝で3位でした。
一方、2026年の出雲駅伝では11位となっています。
この直近の結果を考えると、現時点では他の4校より評価を下げざるを得ません。
ただし、前年の全日本では序盤から後半にかけて大きく順位を上げました。
長距離区間での追い上げを経験していることは、チームの戦い方を考えるうえで参考になります。
私は、青山学院大学が優勝争いに戻るためには、前半6区間で大きな遅れをつくらないことが重要だと考えています。
正式な区間配置で前半と後半の戦力が整っていれば、5位以上に順位を上げる可能性はあるでしょう。
2025年全日本の結果から考える2026年の勝敗
今回、5校の戦力を比較していて、改めて感じたことがあります。
それは、駅伝では一人のエースの速さだけでなく、8人全員の役割が重要だということです。
2025年大会の駒澤大学は、5区の伊藤蒼唯選手が区間新記録で先頭に立ちました。
しかし、その後の7区と8区で大きく崩れていれば、優勝できたとは限りません。
実際には、7区と8区でも区間3位の走りを続け、優勝につなげています。
この結果から、全日本大学駅伝では中盤でリードを奪う力と、後半にリードを守る力の両方が必要だと分かります。
また、國學院大學は2025年大会で3区の野中選手が区間賞を獲得しましたが、総合順位は4位でした。
一人の選手が区間賞を獲得しても、チーム全体で優勝できるとは限らないのです。
私は、こうした過去の結果を踏まえると、2026年大会でも区間賞の数だけで優勝校を予想するのは適切ではないと考えています。
大切なのは、8人の合計タイムです。
出雲駅伝と全日本大学駅伝では何が違う?
出雲駅伝は6区間45.1km、全日本大学駅伝は8区間106.8kmです。
総距離だけでなく、区間数も異なります。
そのため、出雲駅伝で優勝した大学が、そのまま全日本でも優勝するとは限りません。
特に全日本では、7区17.6kmと8区19.7kmの長距離区間が大きな割合を占めます。
私は、この距離の違いが、2026年の優勝争いを考えるうえで最も重要な要素のひとつだと思います。
早稲田大学は出雲で高いスピードを示しました。
國學院大學は後半に順位を上げる力を見せています。
駒澤大学には前年の全日本で優勝した経験があり、中央大学にも準優勝の実績があります。
青山学院大学も前年の全日本では3位でした。
こうして見ると、出雲駅伝の順位だけでは各大学の優劣を決められないことが分かります。
2027年箱根駅伝への影響も注目
全日本大学駅伝は、大学三大駅伝の第2戦です。
10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝、翌年1月の箱根駅伝という流れの中で、各大学の戦力を確認できる重要な大会です。
特に、全日本の7区と8区で結果を残した選手は、2027年の箱根駅伝でも注目されるでしょう。
ただし、箱根駅伝は全日本より1区間の距離が長く、山登りや山下りという特殊な区間もあります。
全日本での好走が、そのまま箱根での好走を保証するわけではありません。
それでも、長距離区間で安定した走りを見せた選手がいる大学は、箱根駅伝に向けて心強い材料を得ることになります。
私は、優勝争いと同時に、下級生の成長にも注目しています。
早稲田大学の本田桜二郎選手や新妻遼己選手、國學院大學の高石樹選手など、若い選手が伊勢路で結果を残せば、今後の大学駅伝の勢力図にも影響を与えるかもしれません。
まとめ|全日本大学駅伝2026は早稲田と國學院が中心か
全日本大学駅伝2026の優勝予想は、早稲田大学を本命、國學院大學を対抗とします。
駒澤大学と中央大学も優勝争いの中心となる4校に含め、青山学院大学は巻き返しを狙う5番手と予想しました。
早稲田大学は出雲駅伝での大会新記録と4区間賞、國學院大學は主力選手の安定した実績が強みです。
駒澤大学には前回王者としての経験があり、中央大学には前回準優勝の実績があります。
また、青山学院大学の立て直しや、順天堂大学、帝京大学などの上位進出にも注目したいところです。
勝敗を左右するのは、7区と8区の長距離区間だけではありません。
6区終了時点で先頭とどれだけ差があるか、そして最後の2人にどれほどの走力を残せるかが重要になると考えています。
今回の予想は2026年10月27日時点のものであり、正式な区間配置によって評価が変わる可能性があります。
10月29日の区間エントリー情報を確認したうえで、各大学の戦力を改めて比較する必要があるでしょう。
11月1日の伊勢路決戦では、8人がどのように一本のたすきをつなぐのか。
私も、休日のコーヒーを片手に、最後までじっくり見守りたいと思います。
よくある質問
全日本大学駅伝2026の優勝候補はどこですか?
2026年10月27日時点の筆者予想では、早稲田大学が本命、國學院大學が対抗です。
前回王者の駒澤大学、前回2位の中央大学も有力候補で、青山学院大学の巻き返しにも注目しています。
全日本大学駅伝2026はいつ開催されますか?
2026年11月1日(日)に開催されます。
大会公式サイトによると、午前8時10分に名古屋市の熱田神宮西門前をスタートし、伊勢神宮内宮宇治橋前までの全8区間106.8kmで争われます。
全日本大学駅伝2026で最も重要な区間はどこですか?
特に注目したいのは、7区17.6kmと8区19.7kmです。
この2区間で全体の約35%を占めるため、各大学がどの選手を配置するかが勝敗に大きく影響する可能性があります。
ただし、前半で大きく離されると逆転は難しくなるため、6区終了時点のタイム差にも注目したいところです。
天水翔太(あまみずしょうた)
スイーツと映画を愛するのんびり副業ライター。休日に楽しむスポーツ観戦も、日々の暮らしを彩るひとときとして大切にしています。今回も大会公式記録や大学陸上競技部の発表をもとに、確認できた事実と筆者の予想を分けながら、駅伝の魅力と見どころを整理しました。

