2026年の全日本大学駅伝は、出雲駅伝を制した早稲田大学を優勝本命に、駒澤大学、國學院大學、中央大学の4校が優勝を争うと予想します。
第58回大会は2026年11月1日(日)午前8時10分スタート。名古屋の熱田神宮から三重県の伊勢神宮まで、全8区間106.8kmの伊勢路で争われます。
今回は、公式記録で確認できた2026年出雲駅伝と2025年全日本大学駅伝の成績を比較し、注目選手、区間配置、優勝争いの展開まで詳しく予想しました。
全日本大学駅伝2026の順位予想は?上位8校を発表
私の優勝予想は早稲田大学です。2位に駒澤大学、3位に國學院大學、4位に中央大学を予想します。
ただし、上位4校の実力は接近しています。特に2026年出雲駅伝で優勝した早稲田大学と、2025年全日本大学駅伝を制した駒澤大学の比較が、今回の予想の中心です。
まずは、公式記録で確認できた過去の成績と、筆者独自の予想順位を整理しましょう。
全日本大学駅伝2026の予想順位一覧
予想順位 大学名 2026年出雲 2025年全日本
1位 早稲田大学 1位 5位
2位 駒澤大学 7位 1位
3位 國學院大學 2位 4位
4位 中央大学 5位 2位
5位 青山学院大学 11位 3位
6位 順天堂大学 4位 8位
7位 創価大学 9位 7位
8位 山梨学院大学 出場なし 出場なし
2026年10月27日時点の筆者予想です。予想順位は公式結果ではありません。
出雲駅伝の順位は第38回大会の結果、前回全日本の順位は大会主催者が公表する第57回大会の記録に基づいています。
ここで、以前の予想資料から修正した重要な点があります。
2025年全日本大学駅伝の正式順位では、早稲田大学は5位、帝京大学は6位、創価大学は7位、順天堂大学は8位です。
また、2026年出雲駅伝では青山学院大学が11位、創価大学が9位でした。
このように、公式記録を確認すると、順位予想の判断材料も変わってきます。
それでも早稲田大学を1位に置いたのは、10月12日の出雲駅伝で示したチーム全体の走りが非常に印象的だったからです。
一方、駒澤大学は前回全日本の優勝校です。出雲駅伝7位という結果だけで、伊勢路での優勝候補から外すことはできないと考えています。
第58回全日本大学駅伝の開催概要
大会公式サイトによると、2026年大会の概要は次の通りです。
項目 内容
大会名 第58回全日本大学駅伝対校選手権大会
開催日 2026年11月1日(日)
スタート 午前8時10分
スタート地点 熱田神宮西門前
ゴール地点 伊勢神宮内宮宇治橋前
総距離 106.8km
区間数 全8区間
出場チーム 27チーム
出場するのは、前回大会の上位8校、全国8地区の代表17校、日本学連選抜、東海学連選抜です。
なお、学連選抜の2チームはオープン参加となります。
全日本大学駅伝は、関東地区だけでなく、北海道から九州まで全国の大学が参加する大会です。
関東地区の大学を中心に争われる箱根駅伝とは異なり、全国の代表校が同じコースで競い合う点に大きな特徴があります。
山梨学院大学の出場資格は確認できた?
山梨学院大学は、2026年全日本大学駅伝への出場が決まっています。
大会公式情報を掲載する長谷工グループの出場校一覧によると、山梨学院大学は関東地区代表として、6大会ぶり32回目の出場となります。
したがって、今回の8位予想は出場資格を前提とした正式な予想対象として扱えます。
これは重要な確認点です。
どれほど実力のある大学でも、大会に出場しなければ順位予想の対象にはできません。
今回の出場校一覧では、山梨学院大学のほか、日本大学、東海大学、大東文化大学、神奈川大学、東洋大学、中央学院大学なども関東地区代表に入っています。
シード権争いを考えるうえでは、こうした大学の存在も見逃せません。
2025年全日本大学駅伝の正式順位とタイム差
大会主催者が公表する第57回大会の公式記録によると、2025年11月2日の総合成績は次の通りでした。
順位 大学名 総合タイム 優勝校との差
1位 駒澤大学 5時間06分53秒 0秒
2位 中央大学 5時間08分54秒 2分01秒
3位 青山学院大学 5時間09分28秒 2分35秒
4位 國學院大學 5時間09分45秒 2分52秒
5位 早稲田大学 5時間10分21秒 3分28秒
6位 帝京大学 5時間10分56秒 4分03秒
7位 創価大学 5時間11分56秒 5分03秒
8位 順天堂大学 5時間14分33秒 7分40秒
優勝した駒澤大学と2位中央大学の差は2分01秒でした。
また、中央大学から早稲田大学までの差は1分27秒です。
この数字を見ると、2025年大会では駒澤大学が明確に一歩抜け出していたことが分かります。
一方、2位から5位までの差は比較的小さく、選手の状態や区間配置によって順位が変わり得る範囲だったと考えられます。
私が注目するのは、前回5位の早稲田大学が、わずか1年でどこまで戦力を高めたかという点です。
10月の出雲駅伝で示した勢いを全日本でも発揮できれば、前年の3分28秒差を縮める可能性があります。
ただし、出雲駅伝と全日本大学駅伝は距離もコースも違います。
単純に出雲の順位を当てはめるのではなく、前回のタイム差と直近の走りを両方見ることが大切です。
順位予想で重視した4つの判断材料
今回の予想では、次の4項目を重視しました。
- 直近の勢い:2026年出雲駅伝の順位と区間ごとの走り
- 前回の実績:2025年全日本大学駅伝の総合タイムと順位
- 選手層の厚さ:エース以外にも安定した走りを期待できる選手がいるか
- 長距離への対応力:7区17.6kmと8区19.7kmを任せられる選手がいるか
この4項目は、機械的に点数を付けたものではありません。
公式結果で確認できる事実と、筆者による戦力評価を組み合わせた予想です。
特に大切にしたのが、区間ごとの大きな遅れを防ぐ力です。
駅伝では、一人のエースが速く走るだけでは優勝できません。
8人がどれだけ安定してタスキをつなげるか。
私は、そこに2026年大会の勝敗を分ける大きなポイントがあると考えています。
優勝候補4校の戦力は?早稲田・駒澤・國學院・中央を分析
2026年大会の優勝候補として、特に注目したいのが早稲田大学、駒澤大学、國學院大學、中央大学の4校です。
この4校は、それぞれ異なる強みを持っています。
早稲田大学は直近の勢い、駒澤大学は全日本での実績、國學院大學は選手層、中央大学は主力選手のスピードが大きな魅力です。
早稲田大学|出雲優勝と4区間賞で本命に
予想1位の早稲田大学は、2026年出雲駅伝で4区間の区間賞を獲得した総合力が最大の強みです。
不安材料は、出雲駅伝より距離が長い全日本大学駅伝で、同じような強さを発揮できるかという点になります。
早稲田大学競走部の公式発表によると、2026年10月12日の第38回出雲駅伝で、早稲田大学は2時間05分56秒の大会新記録を樹立しました。
2010年以来16年ぶり、3回目の優勝です。
さらに注目したいのが、6区間のうち4区間で区間賞を獲得したことです。
区間 選手 区間記録 区間順位
1区 吉倉ナヤブ直希 22分58秒 7位
2区 本田桜二郎 15分42秒 1位
3区 鈴木琉胤 23分31秒 3位
4区 新妻遼己 17分10秒 1位
5区 山口竣平 17分35秒 1位
6区 工藤慎作 29分00秒 1位
この区間成績は、早稲田大学競走部が公表した公式結果に基づいています。
特に印象的なのは、2区の本田桜二郎選手と4区の新妻遼己選手です。
ともに1年生ながら区間賞を獲得し、チームの優勝に大きく貢献しました。
また、5区の山口竣平選手と6区の工藤慎作選手も区間賞を獲得しています。
ここで私が注目したいのは、早稲田大学が1区では7位だったという点です。
最初から先頭を走っていたわけではありません。
2区で首位に立ち、3区で一度2位になりながら、4区で再び先頭に立ちました。
そして5区、6区でリードを守って優勝しています。
この流れは、早稲田大学の強さをよく表していると思います。
一度順位を落としても、次の区間で取り返せる選手がいる。
エース一人に頼るのではなく、複数の選手が勝負を決められるところが魅力です。
早稲田大学の課題は終盤の長距離区間
出雲駅伝の最長区間は6区の10.2kmです。
一方、全日本大学駅伝の7区は17.6km、8区は19.7kmあります。
出雲で区間賞を獲得した選手が、全日本でも同じように走れるとは限りません。
それでも、工藤慎作選手や山口竣平選手らをどの区間に配置するかによって、早稲田大学の戦い方は大きく変わります。
私は、早稲田大学が優勝するためには、前半で無理に大きなリードを奪う必要はないと考えています。
むしろ、6区終了時点で先頭争いに加わり、7区と8区に主力を残せる展開が理想です。
出雲駅伝では、6人全員が区間7位以内でした。
この安定感を8区間に広げられるなら、伊勢路でも優勝を狙えるでしょう。
駒澤大学|前回優勝と17回の実績が最大の武器
予想2位の駒澤大学は、2025年全日本大学駅伝の優勝校です。最大の強みは大会実績ですが、2026年出雲駅伝7位という直近の結果が不安材料です。
大会公式サイトによると、駒澤大学は2025年大会で通算17回目の優勝を達成しました。
2026年大会では連覇と18回目の優勝を目指します。
前回の優勝タイムは5時間06分53秒でした。
2位中央大学との差は2分01秒です。
この差は、全日本大学駅伝での強さを考えるうえで重要な数字になります。
一方、2026年出雲駅伝では7位でした。
総合タイムは2時間07分45秒で、優勝した早稲田大学との差は1分49秒です。
ただし、個々の選手を見ると明るい材料もあります。
出雲駅伝1区では、1年生の鈴木大翔選手が22分42秒で区間賞を獲得しました。
これは、チーム全体が7位だったからといって、選手全員の状態が悪かったわけではないことを示しています。
私が駒澤大学を2位に予想したのは、出雲での順位だけでなく、前回全日本での実績を重視したためです。
全日本では、出雲より長い距離を走る区間が多くなります。
特に終盤の7区と8区では、長距離ロードへの適性が重要です。
駒澤大学には、谷中晴選手、桑田駿介選手、鈴木大翔選手、村上響選手ら、注目したい選手がいます。
どの選手が実際に走るかは正式な区間配置によりますが、終盤に主力を残せるなら優勝争いに加わる可能性があります。
駒澤大学が優勝する条件は?
私は、駒澤大学にとって重要なのは、前半で先頭から大きく離されないことだと考えています。
出雲駅伝では早稲田大学に1分49秒差をつけられました。
もちろん、この差が全日本でも再現されるわけではありません。
ただ、早稲田大学が複数区間で区間賞を獲得したことを考えると、駒澤大学が序盤から大きく遅れる展開は避けたいところです。
逆に、6区終了時点で先頭と接近していれば、長距離区間での逆転も期待できます。
私の予想では、駒澤大学は優勝候補の中でも、前半の展開によって評価が大きく変わる大学です。
出雲の結果を巻き返す走りが見られるのか、注目したいですね。
國學院大學|野中恒亨と髙石樹が優勝争いの中心
予想3位の國學院大學は、2026年出雲駅伝2位、2025年全日本大学駅伝4位という実績が強みです。
最大の課題は、早稲田大学や駒澤大学との競り合いで、終盤まで先頭との差を小さく保てるかという点です。
國學院大學は2024年全日本大学駅伝の優勝校でもあります。
2025年大会では4位となりましたが、優勝した駒澤大学との差は2分52秒でした。
2026年出雲駅伝では、早稲田大学に次ぐ2位に入っています。
総合タイムは2時間06分54秒でした。
早稲田大学との差は58秒です。
注目選手は野中恒亨選手と髙石樹選手です。
2026年出雲駅伝では、野中選手が4区で17分14秒の区間2位、髙石選手が6区で29分20秒の区間3位でした。
また、飯國新太選手も5区で17分39秒の区間3位に入っています。
この3人の走りは、國學院大學の強さを考えるうえで大切な材料です。
特に注目したいのが、2025年全日本大学駅伝での野中選手の走りです。
國學院大學陸上競技部の公式結果によると、野中選手は3区で33分11秒を記録し、区間賞を獲得しました。
同じ大会では、4区の高山豪起選手が区間2位、5区の飯國選手も区間2位でした。
つまり、國學院大學は中盤に実力のある選手を配置して結果を残してきた大学なのです。
私は、この中盤の強さが國學院大學の大きな魅力だと感じています。
國學院大學が早稲田大学を逆転するには?
2026年出雲駅伝では、早稲田大学が4区間で区間賞を獲得しました。
一方、國學院大學も野中選手、飯國選手、髙石選手が後半3区間で区間3位以内に入っています。
この結果を見ると、國學院大學には後半で勝負できる選手がいることが分かります。
ただし、全日本大学駅伝の終盤は、出雲駅伝よりも距離が長くなります。
そのため、出雲での区間順位だけで全日本の結果を予想することはできません。
私が考える國學院大學の理想は、序盤で無理に先頭を追いかけず、中盤まで安定して上位につける展開です。
そして、7区開始時点で先頭との差を小さく保てれば、終盤の勝負に持ち込めるでしょう。
早稲田大学を本命にしましたが、國學院大學にも優勝の可能性は十分にあると考えています。
中央大学|岡田開成・藤田大智らのスピードに期待
予想4位の中央大学は、2025年全日本大学駅伝2位の実績と、主力選手のスピードが強みです。
不安材料は、2026年出雲駅伝で5位に終わったことと、8区間全体で安定した走りを続けられるかという点です。
中央大学は2025年全日本大学駅伝で5時間08分54秒を記録しました。
優勝した駒澤大学との差は2分01秒です。
この結果から、全日本大学駅伝の長い距離でも上位争いができる力を持っていることが分かります。
2026年出雲駅伝では、2時間07分36秒で5位でした。
中央大学の公式記録によると、区間成績は次の通りです。
区間 選手 区間順位
1区 藤田大智 3位
2区 岡田開成 4位
3区 三宅悠斗 4位タイ
4区 濵口大和 6位
5区 柴田大地 4位
6区 栗村凌 7位
注目したいのは、6区間すべてで区間7位以内に入っていることです。
極端に大きな失速があったわけではありません。
それでも総合順位は5位でした。
ここに、2026年の優勝争いの難しさが表れているように感じます。
早稲田大学は4区間で区間賞を獲得しました。
一方、中央大学は安定した区間順位を残しながら、優勝には届きませんでした。
つまり、失速を防ぐだけでなく、どこかの区間で相手との差を縮める走りも必要になるのです。
中央大学の鍵はエースの配置
中央大学には、岡田開成選手、藤田大智選手、本間颯選手、柴田大地選手ら、注目したい主力候補がいます。
こうした選手をどの区間に配置するかが、順位を左右すると考えられます。
私は、中央大学が優勝を狙うなら、前半から積極的に先頭を争う展開が有利だと思います。
ただし、前半に主力を集中させすぎると、終盤の長距離区間で苦しくなる可能性もあります。
そのため、1区から3区で流れをつくる選手と、7区・8区を任せる選手のバランスが重要です。
正式な区間配置が発表されたとき、私が特に注目したい大学の一つが中央大学です。
青山学院・順天堂・創価・山梨学院は上位8校に入る?
優勝候補4校に続いて注目したいのが、青山学院大学、順天堂大学、創価大学、山梨学院大学です。
今回の予想では、それぞれ5位から8位に置きました。
ただし、この順位帯は特に予想が難しいところです。
2026年出雲駅伝では帝京大学が6位、日本大学が8位に入っており、両校も上位争いの有力候補になります。
青山学院大学|出雲11位からの巻き返しに期待
青山学院大学は、2025年全日本大学駅伝で3位に入った実力校です。
一方、2026年出雲駅伝では11位でした。
この結果は、今回の順位予想で慎重に評価すべき材料になります。
それでも私は、青山学院大学を5位に予想しました。
理由は、前回全日本で上位に入った実績があるからです。
2025年大会の総合タイムは5時間09分28秒でした。
優勝した駒澤大学との差は2分35秒です。
この数字から、全日本大学駅伝では上位を争える力を示していたことが分かります。
2026年大会では、折田壮太選手、鳥井健太選手、平松享祐選手、黒田然選手らに注目したいところです。
ただし、前回大会の主力がそのまま残っているわけではありません。
卒業による戦力の変化も考慮する必要があります。
私は、青山学院大学が上位に入るには、序盤から大きく遅れないことが重要だと考えています。
出雲駅伝11位という結果を踏まえると、前半で先頭争いに加われるかが一つの判断材料になります。
もし3区終了時点で上位にいれば、今回の5位予想を上回る展開も期待できるでしょう。
順天堂大学|出雲4位で上位進出の期待が高まる
順天堂大学は、2026年出雲駅伝で4位に入りました。
総合タイムは2時間07分33秒です。
中央大学に3秒先着しており、直近の勢いを評価できる大学です。
2025年全日本大学駅伝では8位でした。
総合タイムは5時間14分33秒で、優勝した駒澤大学との差は7分40秒でした。
この差を2026年大会でどこまで縮められるかが注目点です。
主力候補には吉岡大翔選手、玉目陸選手、永原颯磨選手、山本悠選手らがいます。
2026年出雲駅伝では、吉岡選手が2区で区間3位、山本選手が6区で区間2位に入りました。
特に山本選手の最終区での走りは、全日本大学駅伝を考えるうえでも期待材料になります。
ただし、出雲の6区は10.2kmです。
全日本の最終8区19.7kmとは距離が大きく異なります。
私は、順天堂大学が5位以内を狙うには、終盤の長距離区間でどれだけ順位を維持できるかが重要だと考えています。
出雲4位の勢いを伊勢路につなげられるか、楽しみですね。
創価大学|出雲9位からシード権を守れるか
創価大学は、2025年全日本大学駅伝で7位に入り、2026年大会のシード権を獲得しました。
2026年出雲駅伝では9位でした。
今回の予想では、前回と同じ7位に置いています。
創価大学には、スティーブン・ムチーニ選手、小池莉希選手ら、走力に注目したい選手がいます。
ただし、エース級選手が速く走るだけでは、全8区間の総合順位は決まりません。
中盤の区間で安定してタスキをつなぎ、終盤に主力を残せるかが重要です。
私は、創価大学の順位を左右するのは、4区から6区の走りだと考えています。
この区間で先頭集団との差を大きく広げられなければ、7区と8区で順位を上げる展開も期待できます。
逆に、中盤で大きく遅れると、エース級選手が好走しても上位進出は難しくなるでしょう。
山梨学院大学|6大会ぶり出場でシード権を狙う
山梨学院大学は、2026年全日本大学駅伝に6大会ぶりに出場します。
今回の予想では8位としました。
ただし、これは今回の上位8校予想の中でも、特に変動する可能性が大きい順位です。
注目選手として挙げたいのが、B・キピエゴ選手です。
長距離での走力を期待される選手ですが、全日本大学駅伝でどの区間を走るかによって、チーム全体の戦い方は変わります。
ほかにも、占部大和選手、和田瑛登選手、松岡一星選手、阿部紘也選手らが主力候補として挙がります。
私は、山梨学院大学がシード権を獲得するには、序盤から中盤にかけて安定した走りを続けることが重要だと考えています。
仮にキピエゴ選手を終盤に配置したとしても、そこまでに大きく離されてしまえば、逆転は簡単ではありません。
一方、7区開始時点で8位前後にいれば、最終区までシード権を争う展開も考えられます。
6大会ぶりの伊勢路で、どのような走りを見せてくれるのか注目です。
帝京大学と日本大学も上位8校の有力候補
今回の順位予想で、最も迷ったのが7位と8位です。
その理由は、帝京大学と日本大学の存在にあります。
帝京大学は2025年全日本大学駅伝で6位でした。
さらに、2026年出雲駅伝でも6位に入っています。
この2大会の結果を見ると、帝京大学を上位8校から外すことには慎重であるべきでしょう。
また、日本大学は2026年出雲駅伝で8位に入りました。
全日本大学駅伝でも上位進出を狙う力があると考えられます。
私は、帝京大学を今回の予想で最も警戒したい大学の一つと見ています。
特に、正式な区間配置で主力選手を終盤に残せることが分かれば、7位や8位の予想を見直す可能性があります。
山梨学院大学を8位に置きましたが、帝京大学、日本大学、創価大学、順天堂大学の間で順位が入れ替わっても不思議ではありません。
シード権争いは、優勝争いと同じくらい見応えのある展開になりそうです。
全日本大学駅伝2026の勝敗を分ける区間は?7区と8区に注目
全日本大学駅伝で特に重要だと考えているのが、7区17.6kmと8区19.7kmです。
この2区間の合計は37.3kmで、大会全体106.8kmの約34.9%を占めます。
つまり、最後の2区間だけで総距離の約3分の1以上を走ることになります。
この距離配分が、全日本大学駅伝の順位予想を難しくしている大きな理由です。
7区17.6km|エース対決が優勝争いを動かす
7区は17.6kmの長距離区間です。
各大学が主力選手を配置する可能性があり、優勝争いの大きな分岐点になると考えられます。
今回、注目したい選手は次の通りです。
大学 7区の注目候補
早稲田大学 山口竣平
駒澤大学 谷中晴
國學院大學 野中恒亨
中央大学 本間颯
順天堂大学 吉岡大翔
これは筆者が注目する配置候補であり、正式な区間オーダーではありません。
実際の出走選手は、大会主催者が発表する区間エントリーと当日の変更によって決まります。
7区では、10000mの自己記録だけでなく、長距離ロードへの対応力が求められます。
また、前の選手から何秒差でタスキを受け取るかによって、レース運びも変わります。
先頭を走る選手はリードを守る必要がありますし、追いかける選手は差を縮めるための判断が求められます。
私は、7区で大切なのは区間賞だけではないと考えています。
最終8区に、どの順位とタイム差でタスキを渡せるか。
ここが優勝争いの重要なポイントになるでしょう。
8区19.7km|伊勢神宮へ向かう最終決戦
8区は19.7kmで、大会最長の区間です。
最後のタスキを受け取った選手が、伊勢神宮内宮宇治橋前のゴールを目指します。
ここではスピードだけでなく、長い距離を走り抜く持久力が重要になります。
私が注目しているアンカー候補は次の通りです。
大学 8区の注目候補
早稲田大学 工藤慎作
駒澤大学 桑田駿介
國學院大學 髙石樹
中央大学 藤田大智
山梨学院大学 B・キピエゴ
こちらも正式な区間オーダーではなく、筆者が考える配置候補です。
最終区では、前を走る大学との差が重要になります。
ただし、何秒差なら逆転できるという明確な基準はありません。
選手の走力、当日の気象条件、レース展開によって状況が変わるためです。
私は、8区の勝負を予想する際には、単純なタイム差だけでなく、どの選手が残っているかを重視したいと思います。
特に、7区終了時点で複数校が接近していれば、伊勢神宮へ向かう最後の19.7kmは非常に見応えのある区間になるでしょう。
國學院大學の区間配置に見る2つの戦略
今回の優勝候補の中で、区間配置が特に興味深いのが國學院大學です。
野中恒亨選手と髙石樹選手をどこに配置するかによって、チームの戦い方が変わると考えられます。
例えば、野中選手を7区、髙石選手を8区に置く場合です。
この配置なら、終盤に主力を残して勝負する形になります。
一方、野中選手を前半に置き、髙石選手を7区、飯國新太選手を8区に置く戦略も考えられます。
こちらは、序盤に良い流れをつくりながら、後半にも主力を残す形です。
どちらにも利点があります。
前半にエースを置けば、先頭集団でレースを進めやすくなります。
反対に、後半にエースを残せば、終盤で逆転を狙うことができます。
私は、こうした区間配置の違いこそ、駅伝の面白さだと感じています。
同じ選手が揃っていても、誰をどこに配置するかでチームの戦い方は変わります。
まるで将棋で駒を配置するように、一人ひとりの特徴を生かすことが重要なのですね。
全日本大学駅伝2026の独自考察|優勝争いはどう展開する?
ここからは、公式記録で確認できた成績をもとに、私自身の考察をまとめます。
私は、2026年大会では早稲田大学が前半から好位置につけ、駒澤大学と國學院大學が中盤以降に追い上げる展開を予想しています。
ただし、正式な区間配置によって、この見通しは変わる可能性があります。
2025年全日本と2026年出雲のタイム差を比較
まず、優勝候補4校の成績を比較してみましょう。
大学 2025年全日本の優勝校との差 2026年出雲の優勝校との差
早稲田大学 3分28秒 0秒
駒澤大学 0秒 1分49秒
國學院大學 2分52秒 58秒
中央大学 2分01秒 1分40秒
この表は、両大会の公式総合タイムから筆者が計算したものです。
2025年全日本では、駒澤大学が優勝しました。
早稲田大学は3分28秒差の5位でした。
ところが、2026年出雲駅伝では早稲田大学が優勝し、駒澤大学は1分49秒差の7位となっています。
この変化は、今回の順位予想を考えるうえで非常に重要です。
もちろん、異なる大会のタイム差をそのまま比較することはできません。
出雲駅伝は45.1km、全日本大学駅伝は106.8kmで、距離も区間構成も異なります。
それでも、直近の大会で早稲田大学が駒澤大学を上回ったことは、優勝候補を考えるうえで無視できない材料です。
私は、前回の実績だけなら駒澤大学を本命にします。
しかし、2026年10月時点の勢いまで考慮すると、早稲田大学を一歩上に評価したいと思います。
出雲駅伝の区間順位から見える各大学の特徴
もう一つ注目したいのが、区間ごとの成績です。
2026年出雲駅伝では、早稲田大学が4区間で区間賞を獲得しました。
國學院大學も、後半3区間で野中選手、飯國選手、髙石選手が区間3位以内に入っています。
一方、中央大学は全6区間で区間7位以内でした。
この違いを整理すると、各大学の特徴が見えてきます。
早稲田大学は、複数の選手が区間トップの走りを見せました。
國學院大學は、後半に区間上位で走る選手が揃っていました。
中央大学は、区間順位を大きく落とさずに走り切りました。
私は、この違いが全日本大学駅伝でも重要になると考えています。
特に早稲田大学は、区間賞を獲得できる選手が複数いる点で、他大学より優位に立つ可能性があります。
ただし、全日本では8人が走ります。
出雲で好走した6人に加え、残りの区間を誰が担当するかも重要です。
そのため、出雲の区間成績だけで優勝を決めつけることはできません。
私が重視する「区間ごとの失点」とは?
今回の順位予想で、私が最も重視しているのが、区間ごとの失点という考え方です。
これは、各区間でどれだけ先頭との差を広げられたか、あるいは縮められたかを見る方法です。
例えば、ある区間で先頭から20秒遅れても、次の区間で30秒縮めれば、チーム全体では10秒取り返したことになります。
反対に、エースが区間トップで走っても、別の区間で大きく遅れれば、その貯金は失われます。
ここで重要なのは、区間順位だけでなく、実際のタイム差を見ることです。
2026年出雲駅伝の早稲田大学は、1区終了時点で7位でした。
しかし、2区で本田桜二郎選手が区間賞を獲得し、首位に立ちました。
さらに4区以降は、新妻遼己選手、山口竣平選手、工藤慎作選手が連続して区間賞を獲得しています。
このように、前半で失った位置を取り返し、その後もリードを広げられる選手がいたことは大きな強みです。
私は、全日本大学駅伝でも、同じように区間ごとの遅れを最小限に抑えられる大学が優勝に近づくと考えています。
ただし、区間ごとの失点を正確に比較するには、各大学の区間タイムと通過時点の先頭との差を集計する必要があります。
今回の予想では、公式結果で確認できた総合タイム差と主要選手の区間順位を中心に評価しています。
全8区間の詳細な失点比較を完了した統計モデルではありません。
そのため、順位はあくまで筆者による予想です。
優勝争いの3つのシナリオ
今回の全日本大学駅伝では、主に3つの展開を想定しています。
レース展開 有利になると考える大学 注目点
早稲田が前半から先頭争い 早稲田大学 出雲の勢いを維持できるか
4校が接近したまま7区へ 駒澤・國學院・早稲田 長距離区間の主力対決
中央が序盤からリード 中央大学 後半までリードを守れるか
これは筆者の条件別予想であり、統計的な勝率を示したものではありません。
私が最も可能性が高いと考えるのは、早稲田大学が前半から好位置を確保し、駒澤大学と國學院大學が終盤に迫る展開です。
ただし、中央大学が序盤から積極的に勝負すれば、レース全体の流れが変わる可能性があります。
また、青山学院大学が前半を上位で通過した場合も、表彰台争いはさらに激しくなるでしょう。
正式な区間エントリーで予想順位を変える条件
今回の予想は、2026年10月27日時点の事前予想です。
正式な区間エントリーや当日の変更を反映した最終予想ではありません。
私は、正式な区間配置が発表されたら、次の点を確認したいと考えています。
- 早稲田大学が7区と8区に十分な走力を持つ主力を配置できるか
- 駒澤大学が前半と後半に戦力をバランスよく配置できるか
- 國學院大學が野中選手と髙石選手をどの区間に起用するか
- 中央大学が前半のスピードと終盤の持久力を両立できるか
- 青山学院大学や帝京大学が上位進出を狙える布陣を組めるか
特に早稲田大学の終盤の配置は重要です。
出雲駅伝で4区間賞を獲得したチームでも、全日本の長距離区間で十分な戦力を確保できなければ、優勝は難しくなります。
反対に、駒澤大学や國學院大學が終盤に主力を残せるなら、私の予想順位を見直す必要があるでしょう。
私は、駅伝の順位予想では、選手の名前だけでなく、その選手がどの区間を走るかが非常に大切だと考えています。
同じ選手が揃っていても、配置が変わればレース展開は変わります。
そこに、駅伝ならではの面白さがあるのですね。
優勝争いと同じくらいシード権争いも面白い
全日本大学駅伝では、上位8校に入ると翌年大会のシード権を獲得できます。
そのため、優勝争いだけでなく、8位前後の順位争いも重要です。
2025年大会では、8位順天堂大学と9位城西大学の差は53秒でした。
106.8kmを走り終えた結果、シード権の境目が1分未満の差だったのです。
私は、この数字に駅伝の厳しさと面白さが表れていると感じます。
長い距離を8人で走り、最後はわずかなタイム差で翌年の出場条件が変わります。
2026年大会でも、創価大学、順天堂大学、山梨学院大学、帝京大学、日本大学などがシード権を争う展開が考えられます。
特に、前回6位の帝京大学は、今回の私の予想では上位8校から外れています。
しかし、2026年出雲駅伝でも6位に入っていることから、シード権争いでは有力な存在です。
私は、6位から10位前後の順位は、優勝争い以上に予想が難しいと考えています。
最終8区まで順位が変わる可能性もあるでしょう。
2026年大会で最も注目したいこと
今回の全日本大学駅伝で、私が最も注目したいのは、早稲田大学が出雲駅伝の勢いを全日本でも発揮できるかという点です。
2025年全日本では5位だった早稲田大学が、2026年出雲駅伝では大会新記録で優勝しました。
しかも、4区間で区間賞を獲得しています。
この結果は、早稲田大学のチーム全体の成長を感じさせるものです。
ただし、駒澤大学には前回優勝の実績があります。
國學院大學にも2024年全日本優勝の経験があり、中央大学も前回2位でした。
私は、この4校の争いは非常に見応えのあるものになると考えています。
そして、勝敗を分けるのは、単純なスピードだけではないでしょう。
長距離への対応力、区間配置、選手層の厚さ、そして8人が安定してタスキをつなぐ力。
こうした要素が重なって、最終順位が決まるのだと思います。
スポーツ観戦では、勝ったチームだけでなく、それぞれの選手が自分の役割を果たそうとする姿にも心を動かされます。
全日本大学駅伝でも、優勝を狙う大学、シード権を守りたい大学、全国の舞台で存在感を示したい大学が、それぞれの目標を持って走ります。
そうした背景を知って観戦すると、一つひとつのタスキリレーが、より印象深く感じられるのではないでしょうか。
まとめ|全日本大学駅伝2026は早稲田本命の接戦を予想
2026年11月1日(日)に開催される第58回全日本大学駅伝は、早稲田大学、駒澤大学、國學院大學、中央大学を中心とした優勝争いを予想しています。
私の順位予想は、1位早稲田大学、2位駒澤大学、3位國學院大學、4位中央大学です。
続いて、5位青山学院大学、6位順天堂大学、7位創価大学、8位山梨学院大学としました。
早稲田大学を本命とした最大の理由は、2026年出雲駅伝で大会新記録を樹立し、4区間で区間賞を獲得したことです。
一方、駒澤大学には2025年全日本優勝の実績があります。
國學院大學には選手層の厚さがあり、中央大学も前回2位の実力を持っています。
今回の大会で特に注目したいのは、7区17.6kmと8区19.7kmです。
この2区間の合計37.3kmは、総距離106.8kmの約34.9%を占めます。
終盤にどの選手を配置するかが、優勝争いを大きく左右するでしょう。
また、帝京大学、日本大学、山梨学院大学などを含むシード権争いも見逃せません。
2025年大会では8位と9位の差が53秒でした。
2026年も、最後まで目が離せない展開になるかもしれませんね。
秋の休日、温かいコーヒーでも用意しながら、学生たちの真剣勝負をじっくり楽しみたいと思います。
よくある質問
全日本大学駅伝2026の優勝候補はどこですか?
早稲田大学、駒澤大学、國學院大學、中央大学の4校を有力候補と予想しています。
本記事では、2026年出雲駅伝で大会新記録を樹立して優勝した早稲田大学を1位に予想しました。
ただし、2025年全日本優勝の駒澤大学や、2024年優勝の國學院大學、前回2位の中央大学にも優勝の可能性があると考えています。
全日本大学駅伝2026はいつ開催されますか?
第58回全日本大学駅伝は、2026年11月1日(日)午前8時10分にスタートする予定です。
愛知県名古屋市の熱田神宮西門前から、三重県伊勢市の伊勢神宮内宮宇治橋前まで、全8区間106.8kmで争われます。
全日本大学駅伝2026で最も重要な区間はどこですか?
特に注目したいのは、7区17.6kmと8区19.7kmです。
この2区間の合計37.3kmは、大会全体の約34.9%を占めます。
各大学がどの選手を配置するかによって、優勝争いだけでなくシード権争いの展開も変わる可能性があります。
本記事は2026年10月27日時点の事前予想です。
大会日程、出場校、前回大会の順位については全日本大学駅伝大会公式サイト、2026年出雲駅伝の成績については大会結果と各大学陸上競技部の発表を確認して構成しました。
予想順位、戦力評価、区間配置の見通しは筆者独自の考察であり、大会主催者の公式予想ではありません。
正式な区間エントリー、当日の選手変更、最新の競技記録については、大会主催者および各大学陸上競技部の発表を優先してください。
天水翔太(あまみずしょうた)
スイーツと映画を愛するのんびり副業ライター。普段は会社員として働きながら、休日の楽しみや心が温かくなる話題を、自分なりの視点で分かりやすくお届けしています。
スポーツの記事では、公開された大会結果や選手記録を比較し、確認できた事実と筆者自身の予想を区別することを大切にしています。
専門家ではありませんが、一人のスポーツファンとして、勝敗の行方だけでなく、選手たちが積み重ねてきた努力や、チームでタスキをつなぐ魅力もお伝えできれば嬉しいです。

