2026年上映予定で注目の映画は?話題作を公開時期とともに紹介

映画館のスクリーンと2026年の注目映画を象徴するフィルムやチケットが並ぶ明るいシネマ風景 映画

2026年の映画は、『キングダム』最新作からマーベル、ピクサー、実写化作品まで、幅広い注目作がそろっています。

2026年の映画上映予定を見て「結局どれを観ればいいの?」と迷っている方へ、公開時期と見どころを整理しました。大作だけでなく、大人がじっくり味わいたい人間ドラマにも目を向けていきます。

  1. 2026年上映予定で注目の映画は?まず押さえたい話題作
  2. 2026年6月・7月の注目映画は?大作シリーズが次々登場
    1. 『マスターズ・オブ・ユニバース』は6月5日公開
    2. 『さよなら、僕の英雄』は6月19日公開
    3. 『スーパーガール』は6月26日公開
    4. 『トイ・ストーリー5』は7月3日公開
    5. 『キングダム 魂の決戦』は7月17日公開
    6. 『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は7月24日公開
    7. 『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は7月31日公開
  3. 2026年8月・9月の上映予定は?恋愛・アクション・ノーラン新作に注目
    1. 『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』は8月7日公開
    2. 『シェルター』は8月28日公開
    3. 『オデュッセイア』は9月11日公開
    4. 『モネと時間旅行』は9月18日公開
  4. 2026年10月から12月の注目映画は?年末まで話題作が続く
    1. 『ディスクロージャー・デイ』は10月1日公開
    2. 『ファーストボイス ー私たちの逆転裁判ー』は10月2日公開
    3. 『DIGGER/ディガー』は10月9日公開
    4. 『mentor』は10月16日公開
    5. 『うるわしの宵の月』は10月23日公開
    6. 11月は『男ともだち』『ワンダンス』
    7. 『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は12月18日公開
    8. 『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』は12月25日公開
  5. 公開日未定でも注目したい2026年の映画は?
  6. 2026年の映画上映予定から見える注目ポイントを考察
  7. まとめ|2026年の注目映画は夏から年末まで豊作
  8. よくある質問
    1. 2026年の映画で特に注目される大作は?
    2. 2026年夏に上映予定の映画は?
    3. 2026年の邦画で注目作品は?

2026年上映予定で注目の映画は?まず押さえたい話題作

2026年の映画上映予定を眺めてまず感じるのは、シリーズ大作、人気原作の実写化、アニメ、重厚なドラマがかなりバランスよくそろっていることです。

『キングダム 魂の決戦』『トイ・ストーリー5』『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』といった名前だけで心が動くシリーズ作品がある一方、『ルックバック』『汝、星のごとく』『男ともだち』など、物語そのものをじっくり味わいたくなる作品も控えています。

まず、元ネタで紹介されている中から、公開日が示されている主な映画を時期順に整理してみましょう。

公開日 作品名 主な注目ポイント
6月5日 マスターズ・オブ・ユニバース ヒーマン誕生を描く実写化
6月19日 さよなら、僕の英雄 マッツ・ミケルセン主演の兄弟ドラマ
6月26日 スーパーガール DCの新たなヒロイン
7月3日 トイ・ストーリー5 おもちゃと電子機器の対立
7月17日 キングダム 魂の決戦 山﨑賢人・吉沢亮続投のシリーズ第5作
7月24日 映画ちいかわ 人魚の島のひみつ 人気の「セイレーン編」を映画化
7月31日 スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ トム・ホランド版第4弾
8月7日 あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。 『あの花』の続編
8月28日 シェルター ジェイソン・ステイサム主演
9月11日 オデュッセイア クリストファー・ノーラン監督作
9月18日 モネと時間旅行 絵画と家族をめぐる物語
10月1日 ディスクロージャー・デイ スピルバーグのSF大作
10月9日 DIGGER/ディガー トム・クルーズ主演の異色作
10月16日 mentor 磯村勇斗・末澤誠也W主演
10月23日 うるわしの宵の月 人気漫画の実写映画化
11月6日 男ともだち 千早茜の小説を映画化
11月27日 ワンダンス &TEAM JO主演の青春物語
12月18日 アベンジャーズ/ドゥームズデイ MCUの大型新作
12月25日 SUKIYAKI 上を向いて歩こう 中村八大の人生と名曲誕生を描く

こうして並べるだけでも、かなり豪華ですね。

ただ、映画好きとして面白いのは「大作が多い」ことだけではありません。2026年は、シリーズの続きを見せる映画と、人の人生を静かに見つめ直す映画が同じ年に数多く並んでいるところに特徴があるように感じます。

映画館で思い切り非日常へ飛び込む日もあれば、帰り道にじんわり余韻を引きずる日もある。そんな一年になりそうです。


2026年6月・7月の注目映画は?大作シリーズが次々登場

夏休み前から夏本番にかけては、知名度の高い作品が集中しています。

家族で楽しみやすい映画から、アメコミヒーロー、歴史大作まで並ぶため、2026年の映画シーズンの大きな山場のひとつになりそうです。

『マスターズ・オブ・ユニバース』は6月5日公開

6月5日公開予定の『マスターズ・オブ・ユニバース』は、マテル社のアクションフィギュアをベースにした実写作品です。

遠い惑星エターニアを故郷に持つ青年アダムが、自らの出自と向き合い、最強の戦士ヒーマンへと覚醒していく物語が描かれます。

昔から作品を知るファンにとっては懐かしさがありますが、世界観を現代的にアップデートしている点から、初めて触れる観客にも開かれた一本になりそうです。

『さよなら、僕の英雄』は6月19日公開

6月19日公開の『さよなら、僕の英雄』では、“北欧の至宝”とも呼ばれるマッツ・ミケルセンが主演を務めます。

服役を終えたアンカーは15年ぶりに兄マンフレルと再会しますが、事件の際に預けた大金の隠し場所を兄は忘れてしまっています。しかもマンフレルは、自分をジョン・レノンだと思い込んでいました。

兄の記憶を呼び起こそうとビートルズを再結成するなど、少し奇妙な展開を交えながら、本当に大切なものへと近づいていく兄弟の物語です。

設定だけ読むとコメディーのようですが、その奥に家族や人生のほろ苦さがありそうで、個人的には大人の観客ほど気になる一本です。

『スーパーガール』は6月26日公開

6月26日にはDC作品『スーパーガール』が公開予定です。

主人公はスーパーマン/クラーク・ケントの従妹、スーパーガール/カーラ・ゾー=エル。主演をミリー・オールコックが務め、製作には『スーパーマン』のジェームズ・ガンが携わっています。

物語は『スーパーマン』のエンディング直後から始まるとされており、新しいDC世界を追っている人には見逃しにくい作品でしょう。

単なる“女性版スーパーマン”ではなく、カーラ自身がどのようなヒーローとして描かれるのかが大きな見どころになりそうです。

『トイ・ストーリー5』は7月3日公開

7月3日にはディズニー/ピクサーの人気シリーズ第5作『トイ・ストーリー5』が登場します。

バズ、ウッディ、ジェシーといったおなじみの仲間たちが、今度は電子機器という新しい存在と向き合います。

子どもの遊び方そのものが大きく変わった現代だからこそ、「おもちゃはこれからも必要なのか」というテーマは、シリーズと非常に相性がよさそうです。

私はここがとても面白いと感じました。昔のおもちゃへの懐かしさだけに頼らず、時代の変化そのものを物語へ持ち込もうとしているからです。

親子で観れば、子どもと大人でまったく違った感想になるかもしれません。

『キングダム 魂の決戦』は7月17日公開

2026年7月17日公開予定の『キングダム 魂の決戦』は、実写映画『キングダム』シリーズの第5作です。

主人公・信を山﨑賢人、秦王・嬴政を吉沢亮が引き続き演じ、前作『キングダム 大将軍の帰還』に続く物語が描かれます。

シリーズを積み重ねてきただけに、今回のポイントは単なる戦闘の迫力ではなく、これまで描かれてきた人物たちの関係や成長がどう次へつながるのかでしょう。

邦画の中でも大規模な映像表現を楽しみたい人にとって、夏の有力候補となりそうです。

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は7月24日公開

7月24日には『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』が公開されます。

原作はイラストレーター・ナガノによる人気漫画「ちいかわ」。今回は人気長編エピソード「セイレーン編」がアニメ映画化されます。

ちいかわたちは“100倍の報酬”という誘いに惹かれ、特別な島へ向かいます。

かわいらしい見た目の奥に、ちょっと怖かったり、世知辛かったりする世界を持つのが「ちいかわ」の面白さです。映画館の大画面になることで、その振れ幅がどこまで広がるのか気になります。

※画像はAIによるイメージ

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は7月31日公開

7月31日公開予定の『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は、トム・ホランド主演によるMCU版「スパイダーマン」シリーズ第4弾です。

監督はデスティン・ダニエル・クレットンが担当します。

タイトルの「ブランド・ニュー・デイ」からも、新しい局面を感じさせる一作です。シリーズを追っている人ほど、「ピーター・パーカーの次の日々がどう始まるのか」が気になるところでしょう。

2026年夏は『キングダム』『ちいかわ』『スパイダーマン』が2週間ほどの間に続く形になります。

家族向け、邦画大作、アメコミ映画と方向性が異なるので、観たい映画が一気に重なる方も多そうですね。


2026年8月・9月の上映予定は?恋愛・アクション・ノーラン新作に注目

夏後半から初秋にかけては、作品の雰囲気が少し変わります。

派手なシリーズ作品だけでなく、恋愛、逃亡劇、神話、家族再生など、物語をじっくり楽しみたい人向けの映画が増えてきます。

『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』は8月7日公開

8月7日には『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』が公開されます。

本作は、戦時中にタイムスリップした現代の女子高校生と特攻隊員の恋を描いた『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編です。

今度は現代に戻った主人公・百合と、彰の生まれ変わりとされる同級生・宮原涼の視点から、“過去の恋”と向き合っていきます。

前作の出来事を知っているほど感情が重なりやすそうで、単独作品というより、前作から続く心の物語として観たい一本です。

『シェルター』は8月28日公開

8月28日公開の『シェルター』は、ジェイソン・ステイサム主演のアクション作品です。

ステイサム演じる元特殊部隊員がイギリス政府の“抹殺リスト”に登録され、少女を守りながら逃亡。世界屈指の情報機関MI6に立ち向かうことになります。

ステイサムらしい緊張感のあるアクションが期待される一方で、主人公が心に傷を抱えた“守護者”として描かれる点にも注目です。

ただ強いだけの主人公ではなく、「なぜ守るのか」がしっかり描かれれば、感情の乗るアクション映画になりそうです。

『オデュッセイア』は9月11日公開

9月11日には、クリストファー・ノーラン監督の『オデュッセイア』が公開予定です。

古代ギリシャの詩人ホメロスによる英雄叙事詩「オデュッセイア」を題材とし、マット・デイモンがイタケーの王オデュッセウスを演じます。

特に注目されるのが、全編IMAXカメラで撮影された神話的アクション超大作とされている点です。

ノーラン監督作品は、映画館という場所そのものを生かした映像体験が話題になりやすいだけに、本作も大きなスクリーンで観る意味のある一本になりそうです。

神話を知っているかどうかにかかわらず、「ノーランが古代叙事詩をどう映像化するのか」という一点だけでも、映画好きとしては心をくすぐられます。

『モネと時間旅行』は9月18日公開

9月18日公開の『モネと時間旅行』は、遺産として残された屋敷と、100年以上眠っていた一枚の絵画をめぐる家族の物語です。

19世紀ベル・エポックと現代を行き来しながら、家族のルーツと人生の再生を描きます。

世界で250万人を動員したとされており、派手なヒーロー映画とはまた違う魅力を持つ作品です。

絵画、家族、時間という組み合わせには、忙しい毎日から少し離れて物語に身を預けたいときの心地よさがありますね。

同じ9月18日のスケジュールには、織田裕二演じる青島俊作が戻ってくる『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』も挙げられています。

「踊る」シリーズを長く見てきた40代、50代にとっては、こちらも懐かしさと新しさが入り交じる注目作になりそうです。


2026年10月から12月の注目映画は?年末まで話題作が続く

秋から年末にかけても、2026年の映画は息切れしません。

スティーヴン・スピルバーグ、トム・クルーズ、マーベルといった大きな名前が並ぶ一方、日本映画には恋愛、青春、リーガルドラマ、音楽映画と幅があります。

『ディスクロージャー・デイ』は10月1日公開

10月1日公開の『ディスクロージャー・デイ』は、スティーヴン・スピルバーグ監督によるSF大作です。

「この広大な宇宙は人類だけのものなのか」という根源的な問いを出発点にした作品で、『ジュラシック・パーク』で知られる脚本家デヴィッド・コープと再び組みます。

出演はエミリー・ブラント、ジョシュ・オコナー、コリン・ファース。

宇宙を扱う作品ではありますが、スピルバーグ作品らしく人間側の感情がどう描かれるのかも気になるところです。

『ファーストボイス ー私たちの逆転裁判ー』は10月2日公開

10月2日には『ファーストボイス ー私たちの逆転裁判ー』が公開予定です。

100%負けると言われた前代未聞の“ハラスメント裁判”に挑んだ型破りな弁護士たちの実話に着想を得た、リーガルエンターテインメントです。

難しい法律の話というより、逆境をひっくり返していく痛快さや感動を前面にした作品として紹介されています。

大作の合間に、こうした人間の行動力を描く映画を一本挟むのもいいですよね。

『DIGGER/ディガー』は10月9日公開

10月9日公開の『DIGGER/ディガー』は、トム・クルーズ主演の注目作です。

ところが、現時点で物語の詳細はほとんど明らかにされていません。

「DIGGER」は直訳すれば「掘る人」。トム・クルーズがスコップを手に音楽に合わせて踊るような場面も紹介され、「規格外の大惨事コメディ」というコピーが示されています。

主人公の役名も人物設定もストーリーも伏せられているため、情報の少なさそのものが話題を生む珍しい一本と言えそうです。

トム・クルーズというと大掛かりなアクションを思い浮かべますが、今回はどうも少し様子が違います。こういう「何を見せられるのか分からない映画」は、映画好きとして妙にワクワクします。

『mentor』は10月16日公開

10月16日には、磯村勇斗とAぇ! groupの末澤誠也がW主演する『mentor』が公開されます。

物語の中心となるのは、かつて自分たちの花火遊びをきっかけに起きた火災事故にとらわれたまま大人になった2人の青年です。

一方は過去の罪に蓋をし、もう一方はいまだ記憶から逃れられない。そこへ、事故で妻を失った“あの男”が再び現れます。

心にしまった過去は、本当に消えたことになるのか。そんな重い問いを抱えた人間ドラマになりそうです。

『うるわしの宵の月』は10月23日公開

10月23日公開の『うるわしの宵の月』は、やまもり三香の同名漫画が原作です。

学校で「王子」と呼ばれる市村琥珀と、中性的な美しさとクールな振る舞いから同じく「王子」と呼ばれる女子・滝口宵。2人の“王子”による等身大のファーストラブが描かれます。

道枝駿佑が単独主演を務め、安斉星来がヒロインを演じます。

肩書や外見だけでは分からない本人の素顔に近づいていく恋愛物語になれば、若い世代だけではなく、大人も意外ときゅんとさせられるかもしれません。

11月は『男ともだち』『ワンダンス』

11月6日公開予定の『男ともだち』は、直木賞作家・千早茜のロングセラー小説を映画化した作品です。

2026年2月に京都、福井、広島で撮影され、神名とハセオが過ごす“3つの夜”を通して、名前をつけにくい男女のつながりを描きます。

甘さだけでなく、苦さやひりつきまで含んだ関係性を描くという点で、大人向けの恋愛映画を探している人には気になる作品でしょう。

11月27日には、珈琲による漫画を実写化した『ワンダンス』が公開されます。

「普通」でいようとすることで息苦しさを感じていた主人公・カボが、楽しそうに踊るワンダと出会う青春物語で、&TEAMのJOが主演します。

人に合わせることに疲れてしまった経験のある方なら、年齢を問わず心に触れる部分がありそうです。

※画像はAIによるイメージ

『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は12月18日公開

年末最大級の話題作のひとつが、12月18日公開予定の『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』です。

「アベンジャーズ」シリーズ第5弾にあたり、ロバート・ダウニー・Jr.がMCUへ復帰します。

しかも今回はアイアンマンとしてではなく、ヒーローチーム「ファンタスティック・フォー」の宿敵であるドクター・ドゥーム役として登場する点が大きな話題です。

長くMCUを見てきた人ほど、これは単なるキャスティング以上の意味を感じるでしょう。

親しみのある俳優をまったく違う立場で登場させることで、観客の記憶そのものを物語へ利用できるからです。

『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』は12月25日公開

クリスマスの12月25日には『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』が公開されます。

世界的にも知られる楽曲「上を向いて歩こう」を作曲したジャズピアニスト・中村八大の人生と、名曲誕生の背景を描く作品です。

中村八大を岡田准一が演じ、監督は『ラーゲリより愛をこめて』などを手掛けた瀬々敬久です。

華やかな年末に、ひとりの音楽家の人生へ静かに向き合う。そんな映画の締めくくりも素敵だなと感じます。


公開日未定でも注目したい2026年の映画は?

2026年の注目映画には、具体的な公開日がまだ示されていない作品もあります。

ここでは、公開時期の続報を待ちながら覚えておきたい作品を見ていきましょう。

『デューン 砂の惑星PART3』では、皇帝となったポールによる惑星デューンの統治と、救世主として扱われることの代償が描かれるとされています。

単なる戦争映画ではなく、“愛・責任・運命”を中心にした重厚な人間ドラマになる模様で、シリーズを追ってきた人には重要な一本です。

新たな映画版『バイオハザード』も予定されています。

こちらは過去の映画シリーズの直接的な続編ではなく、ゲームの世界観を共有しながら、新しい物語を描く作品とされています。

そのため、過去の映画をすべて観ていなくても入りやすい可能性があります。

邦画では、凪良ゆうの第20回本屋大賞受賞作を実写化した『汝、星のごとく』も注目です。

瀬戸内の島で高校時代に出会った男女が、それぞれの運命に揺さぶられながら15年間を歩む“選択と愛”の物語で、横浜流星と広瀬すずがW主演します。

さらに、藤本タツキの漫画『ルックバック』を是枝裕和監督が実写映画化します。

是枝監督は監督だけでなく脚本と編集も担当し、漫画を描き続ける藤野と京本という2人の少女の、小学生時代から13年にわたる軌跡を映像化します。

原作の繊細さを、是枝監督が実写でどう受け止めるのか。個人的には2026年の邦画の中でも特に気になる組み合わせです。

『開戦前夜』も異色の一本です。

舞台は1941年4月、真珠湾攻撃の8か月前。内閣総理大臣直轄の「総力戦研究所」に官僚、軍、民間の若手エリートが集められ、日米開戦を想定した「模擬内閣」が組まれます。

彼らは原爆投下を除き、その後に起こることの多くを予測したとされています。

それでも、なぜ日本は勝ち目の乏しい戦争へ進んだのか。本作は戦場の戦闘ではなく、会議室や組織の意思決定を人間ドラマとして描く作品です。

原田マハが映画監督に初挑戦する『無用の人』もあります。

2014年刊行の短編集「あなたは、誰かの大切な人」に収録された一編を原作に、原田マハ自身が脚本を執筆。謎の「鍵」をきっかけとして、美術館に勤める主人公が孤独死した父の記憶をたどります。

谷口ジローの漫画を実写化する『遥かな町へ』では、中年男性が意識を保ったまま14歳の自分の身体へタイムスリップします。

友人や初恋の人、家族ともう一度過ごす中で、自分の人生の選択を見つめ直していく大人の青春物語です。

そして、沖田修一監督の長編デビュー20周年を記念する完全オリジナル映画『さとこはいつも』も予定されています。

有村架純や石田ひかりらが出演し、温かさの中に少しの毒を混ぜたような人間模様が描かれる作品とされています。

アニメ・ファミリー系では『ミニオンズ&モンスターズ』や、シリーズ第33作となる『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』も控えています。

こうして見ると、2026年は「大作の年」というより、大作から小さな人間ドラマまで選択肢が非常に広い年と言った方がしっくりきます。


2026年の映画上映予定から見える注目ポイントを考察

ここからは映画好きの一人として、2026年のラインナップを見て感じたことを書いてみます。

まず目につくのは、人気シリーズの強さです。

『キングダム』『トイ・ストーリー』『スパイダーマン』『アベンジャーズ』『デューン』など、すでに世界観や登場人物を知っている作品が並んでいます。

映画館へ足を運ぶ理由として、「知らない作品を試す」より「好きな世界へもう一度戻る」安心感が重視されている部分はありそうです。

ただし、2026年の面白さは続編ばかりではありません。

『オデュッセイア』のように古典を巨大な映像体験へ置き換える作品、『ルックバック』のように繊細な漫画作品へ著名監督が挑む企画、『開戦前夜』のように歴史を組織の意思決定から見つめる作品など、企画の方向性はかなり多彩です。

私は特に、「何を見るか」だけではなく「映画館で見る意味があるか」が、作品選びのポイントになってきていると感じます。

IMAXを前提とした『オデュッセイア』や大規模な映像が期待される『キングダム』『アベンジャーズ』は、家庭のテレビやスマートフォンでは得にくい体験を前面に出せます。

一方、『男ともだち』『汝、星のごとく』『無用の人』のような映画は、大音響ではなく、暗い映画館で人の人生に2時間ほど集中できること自体が価値になります。

方向は違っても、どちらも「わざわざ映画館へ行く理由」になるんですね。

もうひとつ興味深いのが、40代・50代が楽しめそうな入口の多さです。

『踊る大捜査線』の青島俊作、中村八大を描く『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』、長く続く『トイ・ストーリー』、そしてスピルバーグやトム・クルーズの新作。

若い観客だけを見ているラインナップではなく、「あの頃好きだったものの続き」を楽しめる作品が多くあります。

その一方で『ちいかわ』『ワンダンス』『うるわしの宵の月』のような現在の人気作品もあり、親子や世代の違う家族が別々の入口から映画館へ足を運べそうです。

私は映画というものは、忙しい日常に小さな区切りをつけてくれる存在だと思っています。

仕事帰りに一本観る。休日に少し早めに映画館へ行き、コーヒーを片手に予告編から楽しむ。それだけでも、いつもの一日が少し違う景色になります。

2026年の上映予定には、そんな「今日は映画を観に行こうかな」と思わせてくれる作品が、一年を通して途切れず並んでいるように感じます。

なお、映画の公開日は制作や配給の事情によって変更される場合があります。

今回紹介した日程は元ネタで示されている情報をもとに整理していますので、実際に映画館へ出かける際は、その時点の公式な上映情報も確認しておくと安心です。


まとめ|2026年の注目映画は夏から年末まで豊作

2026年の上映予定には、『キングダム 魂の決戦』『トイ・ストーリー5』『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』といった大型シリーズ作品が並びます。

さらに、クリストファー・ノーラン監督の『オデュッセイア』、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ディスクロージャー・デイ』、是枝裕和監督の実写版『ルックバック』など、映画好きなら監督名だけでも気になる作品があります。

邦画では『汝、星のごとく』『開戦前夜』『男ともだち』『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』など、人生や社会をじっくり味わえる作品もそろっています。

派手な作品を大スクリーンで楽しむのもよし。静かな人間ドラマに心を預けるのもよし。

2026年は、「話題だから観る」だけではなく、その日の自分の気分に合う一本を選べる映画の年になりそうです。

私も休日に甘いものをひとつ買って、さて次は何を観ようかと上映予定を眺める時間が増えそうです。映画選びに迷ったときは、まず公開時期と自分の好きなジャンルから、気になる一本を探してみてくださいね。


よくある質問

2026年の映画で特に注目される大作は?

『キングダム 魂の決戦』『トイ・ストーリー5』『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』『オデュッセイア』『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』などが大型作品として注目されています。

シリーズ作品だけでなく、スピルバーグ監督の『ディスクロージャー・デイ』や、トム・クルーズ主演の『DIGGER/ディガー』も話題になりそうです。

2026年夏に上映予定の映画は?

6月から7月にかけて、『マスターズ・オブ・ユニバース』『スーパーガール』『トイ・ストーリー5』『キングダム 魂の決戦』『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』などが予定されています。

ジャンルが大きく異なるので、家族向けからアクション大作まで選びやすい時期です。

2026年の邦画で注目作品は?

『キングダム 魂の決戦』『ルックバック』『汝、星のごとく』『開戦前夜』『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』『男ともだち』『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』などがあります。

恋愛、歴史、人間ドラマ、人気シリーズまで幅が広く、大作以外にもじっくり味わいたい作品がそろっています。

著者:天水翔太(スイーツと映画を愛するのんびり副業ライター)