この記事では、1966年4月6日に公開された映画『続・荒野の用心棒』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『続・荒野の用心棒』の予告編
元南軍のジャクソン少佐と、メキシコ独立運動家のウーゴ・ロドリゲス将軍の二つの勢力が、メキシコ国境付近の宿場町にて対立していました。
そこに亡霊の如く現れたジャンゴはジャクソン少佐に襲われていた女性、マリアを救います。ジャンゴはジャクソン少佐の部下を挑発し、それを聞いたジャクソンの部下たちを倒します。
映画『続・荒野の用心棒』のあらすじ(ネタバレなし)
元南軍のジャクソン少佐と、メキシコ独立運動家であるウーゴ・ロドリゲス将軍。彼ら2つの勢力は、メキシコ国境付近の宿場町にて対立していました。
そんな宿場町に、棺桶をずるずると引きずりながら、ガンマンのジャンゴが現れます。彼は、ジャクソン少佐に襲われ危うかった女性、マリアを救出します。
ジャンゴは町で、ジャクソン少佐の部下である神父、ジョナサンを挑発し、彼の部下たちを倒してしまいます。
それを聞きつけたジャクソンは、部下たちと共に復讐に向かいますが、ジャンゴの機関銃によって返り討ちにされてしまいます。ジャンゴは、ジャクソンを見逃すものの、、、
映画『続・荒野の用心棒』の解説
この映画は、コルブッチ監督と主演俳優、フランコ・ネロの出世作となった作品です。この作品は、当時としては表現が過激であったことから、各国で上映禁止、もしくは年齢制限などの制限が設けられました。
前作の「荒野の用心棒」に続いて、多くの人の注目を集めた結果、「ジャンゴ 繋がれざるもの」がクエンティン・タランティーノ監督によって製作、公開されました。
この作品は正当な続編ではなく、本作の映画に影響を受けた作品だったものの、その20年後に続編、「ジャンゴ/灼熱の戦場」がイタリアで製作されました。
映画『続・荒野の用心棒』のみどころ
この映画の見どころは、後半につれて盛り上がっていくストーリー展開だと思います。みていて度肝を抜かれるような衝撃が走る脚本に、つい飲み込まれてしまいそうになります。
また、この時代の西部劇ならではの音楽がとても美しいのもポイントです。映画の雰囲気とぴったりとマッチする音楽は、作品の魅力をより強固なものにしているように感じます。
さらに、この作品は何度も繰り返しみているうちに、より面白さが増していくといった魅力を持っています。話の内容を理解すればするほど、この作品をより深く楽しむことができるのだと思います。
映画『続・荒野の用心棒』の感想
マカロニウエスタン映画ならではの、娯楽たっぷりのアクション西部劇を堪能することができます。
監督の面白い着眼点による演出効果は、作品の魅力をより際立たせているように感じます。まだ見たことのない人は、ぜひ見てみてください。
映画『続・荒野の用心棒』の登場人物・キャスト
映画『続・荒野の用心棒』の登場人物・キャストを紹介します。
ジャンゴ:フランコ・ネロ
マリア:ロレダーナ・ヌシアク
ジャクソン少佐:エドアルド・ファヤルド
ウーゴ・ロドリゲス将軍:ホセ・ボダロで
ナタニエレ:アンヘル・アルバレス
ジョナサン神父:ジーノ・ペルニーチェ
映画『続・荒野の用心棒』のスタッフ
映画『続・荒野の用心棒』のスタッフを紹介します。
監督:セルジオ・コルブッチ
製作:セルジオ・コルブッチ
アリゴ・コロンボ
ジョルジオ・パピ
音楽:ルイス・バカロフ