映画『惑星ソラリス』あらすじ・みどころ・解説・感想

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この記事では、1972年3月20日に公開された映画『惑星ソラリス』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『惑星ソラリス』の予告編

宇宙ステーション、プロメテウスは、海と風に覆われている惑星ソラリスの探索任務中に、突如通信が途絶えてしまいます。

その報告を受けた心理学者クリスは、謎を解明するために現地へと向かいます。そこで彼女が目にしたのは、親友の遺体、亡くなったはずの妻、そしてステーションにいるはずのない人々の姿だったのです、、、。

映画『惑星ソラリス』のあらすじ(ネタバレなし)

ある日突然、宇宙ステーション“プロメテウス”との交信が途絶えてしまいます。

プロメテウスは海と雲に覆われている惑星、ソラリスを探索していた途中。大勢が滞在していたはずの宇宙ステーションには、ギバリャン、スナウト、サルトリウスの3人のみとなってしまいます。

通信が途絶えたことを受け、クリスはステーションへと向かいますが、そこで彼女の眼前に広がっていたのは衝撃の光景。

友人である自分宛てに遺言のビデオメッセージを残したギバリャンの遺体と、地球で既に自殺したはずのハリーの遺体、ステーションにいるはずのない人々が、、、。

映画『惑星ソラリス』の解説

この映画は、ポーランドのSF作家であるスタニスワフ・レムの小説「ソラリス」を原作とした上で、アンドレイ・タルコフスキー監督によって持ち込まれた新しい概念と組み合わさって製作された、旧ソ連の映画です。

1972年のカンヌ映画祭に急遽出展されると、審査員特別グランプリに選ばれ、タルコフスキー監督の名が世界に轟いたきっかけとなりました。

また、未来都市の風景の参考として、東京の首都高速道路が使用されています。当時は、万国博覧会会場での撮影を試みていたものの、許可を得ることができずに、東京で撮影されたとのことです。

映画『惑星ソラリス』のみどころ

この映画の見どころは、美しい自然描写にあると思います。

水草が水面に揺れるシーンや雨の演出。ソラリスの広大な自然や海、崇高な浮遊など、光や水などの自然を駆使した演出には度肝を抜かれてしまいます。

スクリーン一杯に広がる大自然を堪能することができるのがこの作品の醍醐味だと思います。

また、複雑な人間の内面まで深く掘り混んでいるストーリーも魅力的です。改めて人間について考えさせられる作品になっていると感じました。

難解なストーリーだからこその魅力をたくさん持っている作品であるため、何度も見返すとより作品を楽しめます。

映画『惑星ソラリス』の感想

水や光の美しさを最大限生かした、唯一無二の映像美を堪能できるこの作品は、美しい映像が好きだという人にはぜひお勧めしたい作品となっています。

圧倒的なセンスに、思わず魅了されてしまいます。是非見てみてください。

映画『惑星ソラリス』の登場人物・キャスト

映画『惑星ソラリス』の登場人物・キャストを紹介します。
クリス・ケルヴィン (心理学者):ドナタス・バニオニス
ハリー (クリスの妻):ナタリア・ボンダルチュク
アンリ・バートン (宇宙飛行士):ウラジスラフ・ドヴォルジェツキー
サルトリウス (天体生物学者):アナトリー・ソロニーツィン
ギバリャン (物理学者):ソス・サルキシャン
スナウト (サイバネティックス学者):ユーリー・ヤルヴェト

映画『惑星ソラリス』のスタッフ

映画『惑星ソラリス』のスタッフを紹介します。
監督:アンドレイ・タルコフスキー
脚本:アンドレイ・タルコフスキー
フリードリッヒ・ガレンシュテイン
音楽:エドゥアルド・アルテミエフ
撮影:ワジーム・ユーソフ