映画『第三の男』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

洋画

この記事では、1952年9月9日に公開された映画『第三の男』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『第三の男』の予告編

ウィーンを舞台にした犯罪映画で、光と影をうまく使った映像美が当時話題になりました。

第二次世界大戦の影を背負った人たちの姿が描かれていて、今でもプロットの高いレベルが評価されています。

ヨーロッパの弦楽器のメロディが印象的で、テーマ曲は当時最大のヒットになりました。個性的な俳優たちの演技にも定評がある映画です。

映画『第三の男』のあらすじ(ネタバレなし)

作家のマーチンスは友人の依頼でウィーンにやって来ますが、友人の葬儀が行われていました。

彼は友人が実は闇取引をしていたと聞かされますが、信じられません。彼は真実を探るべく調査にのりだし、友人の死を目撃した二人の男性を見つけますが、もう一人の男性は分からずじまいでした。

調査を進めるにつれて誰かに脅されるようになったり、周辺の人が殺されていきます。

彼は友人の死の真相を突き止めることができるのか、最後まで目が離せません。

弦楽器を使ったオープニングの映像が印象的で、派手な演出や音声はあまりなく独特な音色だけでスリリングなストーリーを描き切っています。

映画『第三の男』の解説

映画と原作は少し違っていて、キャラクターの名前や国籍などはアレンジされています。

第二次世界大戦で破壊されてしまったウィーンを舞台にしていて、いろいろな観光スポットも見ることが可能です。大観覧車は今でも乗ることができ、たくさんの観光客が利用しています。

ラストシーンはカットなしで撮影されていて、こだわりを感じるような内容です。

撮影中に俳優がいろいろなトラブルを起こしていて、彼が遅刻したので代役を立てたり、追跡シーンを演じることを拒否したなど、スタッフを悩ませたと言われています。

そのような問題があったことを感じることのない、良い仕上がりになっています。

映画『第三の男』のみどころ

後半に行くにつれてスリリングが展開が多くなっていき、狭いを空間を使った巧みな演出を見ることができます。

地下水道はまるで巨大な迷路になっていて、音が反響するようになっていて、見るものの鼓動を高くしていきます。

人影が動くたびにドキドキするようになり、銃声が聞こえたと思うと謎のシルエットが現れるなど、今見ても粋な演出だと思うでしょう。

シニカルなセリフが多く、昔の作品ですが楽しむことができます。絵画ようなシーンが多く、俳優たちの個性的な演技が光る映画です。

スパイ映画好きな人にはおすすめの作品で、名作を言われている理由が分かるでしょう。

映画『第三の男』の感想

主人公と一緒にミステリーの謎解きを楽しむことができたり、芸術的な美しい映像を見ることができます。

いろいろな伏線がはられているので、もう一度見直してみたいと思う作品です。見た後はテーマ曲を口ずさむかもしれません

映画『第三の男』の登場人物・キャスト

映画の登場人物・キャストを紹介します。
ホリー・マーチンス:ジョゼフ・コットン
アンナ・シュミット:アリダ・ヴァリ
ハリー・ライム:オーソン・ウェルズ
キャロウェイ少佐:トレヴァー・ハワード
ペイン軍曹:バーナード・リー

映画『第三の男』のスタッフ

監督:キャロル・リード
脚本:グレアム・グリーン
製作;キャロル・リード、デヴィッド・O・セルズニック、アレクサンダー・コルダ