この記事では、1985年6月21日に公開された映画『スペースバンパイア』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『スペースバンパイア』の予告編
ある日、謎の宇宙船がハレー彗星と共に地球へと接近してきました。その宇宙船を目撃したイギリスのスペースシャトル、チャーチル号はその宇宙船へと乗り込み、人に似た生命体を発見します。
しかし1か月後、チャーチル号からの連絡が突如途絶えてしまいます。救援に向かった乗務員が見つけたのは、宇宙船から回収されたカプセルで、、
映画『スペースバンパイア』のあらすじ(ネタバレなし)
ハレー彗星の調査へと向かったイギリスのスペースシャトル、チャーチル号は、ハレー彗星の近くに謎の宇宙船を発見します。
彼らは宇宙船へと乗り込むと、そこには眠り続けている人に似た生命体が入ったカプセルがあったのです。
それらを回収することに成功したものの、1か月後、チャーチル号からの信号が途絶えてしまいます。
乗務員の救助へと向かったアメリカのコロンビア号が見つけたのは、火災によって荒れ果てたチャーチル号と、そんな中無傷であった、3つのカプセルに入った謎の生命体でした。
カプセルは解剖のために、イギリスへと運ばれますが、、、?
映画『スペースバンパイア』の解説
この映画は、コリン・ウィルソンのSF小説、「宇宙ヴァンパイアー」を原作に、大幅な改編を加えながら製作されました。
監督は「悪魔のいけにえ」「ポルターガイスト」などのホラー映画の制作で知られているトビー・フーパーが、さらに「エイリアン」「トータル・リコール」などを手がけたダン・オバノンが脚本を務めました。
興行収入は1160万ドルを記録し、日本での配給収入は11億円となっています。
映画『スペースバンパイア』のみどころ
この映画の見どころは、興味深い設定を盛り込んだストーリーにあると思います。
一見よくあるホラーコメディにも見えますが、実際は真面目な、深い物語となっていて、何度も見るとより考察が深まる作品となっていると思います。
また、この時代はCGなどのグラフィック技術が発展していないにも関わらず、特撮の圧巻のクオリティにおいて作品の世界観を再現しているところが、とても魅力的だと感じます。
ミステリーとホラーが融合したような作品となっていて、初めてSF映画を見るといった人でも楽しめる内容になっているのもポイントです。
映画『スペースバンパイア』の感想
トビー・フーパーによって描かれた、壮大なSF映画であるこの作品は、見れば見るほど謎が解明されるような、興味深い作品だと感じました。
ホラー映画ではありませんが、ホラー映画を初めて見る人にもおすすめしたい作品です。
映画『スペースバンパイア』の登場人物・キャスト
映画『スペースバンパイア』の登場人物・キャストを紹介します。
トム・カールセン大佐:スティーヴ・レイルズバック
コリン・ケイン大佐:ピーター・ファース
ハンス・ファラーダ教授:フランク・フィンレー
ブコフスキー所長:マイケル・ゴザード
パーシー・ヘーゼルタイン卿:オーブリー・モリス
アームストロング院長:パトリック・スチュワート
映画『スペースバンパイア』のスタッフ
映画『スペースバンパイア』のスタッフを紹介します。
監督:トビー・フーパー
脚本:ダン・オバノン
ドン・ジャコビー
製作:メナヘム・ゴーラン
ヨーラム・グローバス
音楽:ヘンリー・マンシーニ
撮影:アラン・ヒューム
編集:ジョン・グローヴァー