この記事では、1971年3月12日に公開された映画『アンドロメダ』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『アンドロメダ』の予告編
ある日、アメリカのニューメキシコ州にある小さな町へと、人工衛星が落下してきます。
その地へ赴いた軍隊は、人工衛星のビーコンを頼りに、落下した人工衛星の回収に向かったのですが、その村民たちは不可解な死を遂げており、その軍の兵士たちも謎の死を迎えてしまいます。
一体彼らに何が起こってしまったのか、科学者が解明に挑みます。
映画『アンドロメダ』のあらすじ(ネタバレなし)
ある日、アメリカのニューメキシコ州の中の小さな町へと、地球を周回中であった人工衛星が突如落下してきます。
その人工衛星を回収するために、ビーコンを頼りに、落下した村へと赴いた軍隊でしたが、そこには衝撃の光景が。なんと、その村の村民たちは不可解な死を遂げていたのです。
そのことを報告しようとした軍の兵士たちも、そこで謎の死を遂げてしまいます、、、。不可解な事件の連絡を受けた政府は、ワイルドファイア計画を発動させます。
ストーン、ダットン、ホール、レヴィットら科学者4人は、その事態の収集へと立ち向かいます。
映画『アンドロメダ』の解説
この映画は、マイケル・クラントンによって書かれた、「アンドロメダ病原体」を原作に、「ウエスト・サイド物語」や「サウンド・オブ・ミュージック」などの作品を手がけたロバート・ワイズ監督によって映像化された作品です。
基本的なストーリーは、原作をもとに描かれていますが、映画としての演出が全面的に施されています。また、この作品は1972年に星雲賞映画演劇部門で受賞を果たしています。
日本で公開されたのは1971年8月28日であり、全世界での興行収入は12,376,563ドルを誇る、大ヒットを記録しています。
映画『アンドロメダ』のみどころ
この映画の見どころは、CG技術が発展していないにも関わらず、不気味で恐ろしさを十分に感じさせられる演出だと思います。
ウイルスをモチーフにした、何だか現実的に起こりそうだと感じさせられるリアルなストーリーと、恐怖を増幅させる演出が巧妙にマッチしており、目に見えない恐怖を大胆に表現しているのが、この作品の最大の魅力だと思います。
他の地球外生命体をテーマにした作品とは、一味違った魅力を楽しめる作品となっています。また、極端に派手な演出に頼らずとも、ビジュアルとリアリティの両立がなされているのに驚かされます。
映画『アンドロメダ』の感想
新型コロナウイルスが蔓延している今の時代だからこそ、この映画は多くの人に見ていただきたいと思います。
未知なる存在への漠然とした恐怖、パンデミックの恐ろしさ。この作品は現実問題のように感じられる魅力を持っています。
映画『アンドロメダ』の登場人物・キャスト
映画『アンドロメダ』の登場人物・キャストを紹介します。
ジェレミー・ストーン博士:アーサー・ヒル
チャールズ・ダットン博士:デヴィッド・ウェイン
マーク・ホール博士:ジェームズ・オルソン
ルース・レヴィット博士:ケイト・レイド
カレン・アンソン:ポーラ・ケリー
ピーター・ジャクスン:ジョージ・ミッチェル
アーサー・マンチェック少佐:ラモン・ビエリ
スパークス将軍:ピーター・ホッブス
映画『アンドロメダ』のスタッフ
映画『アンドロメダ』のスタッフを紹介します。
監督:ロバート・ワイズ
脚本:ネルソン・ギディング
原作:マイケル・クライトン『アンドロメダ病原体』
製作:ロバート・ワイズ
音楽:ギル・メレ
撮影:リチャード・H・クライン
編集:スチュアート・ギルモア
ジョン・W・ホームズ