2026年の恋愛映画は、8月後半から年末まで新作が続き、10〜12月は大人向けから青春作まで選択肢が豊富です。
2026年8月16日時点では『鬼の花嫁』『君が最後に遺した歌』『モブ子の恋』などが公開済み。これからは『汝、星のごとく』『うるわしの宵の月』『すべて真夜中の恋人たち』『君の話』などが控えています。MOVIE WALKER PRESSの2026年「恋愛」ジャンルには、現時点で47作品が掲載されています。
2026年恋愛映画の上映予定は?8月から12月の公開日を一覧で確認
2026年後半の恋愛映画は、10月だけに話題作が集中しているわけではありません。8月21日から12月18日まで、青春、初恋、長年の愛、結婚、孤独、再会と、かなり違うタイプの作品が続きます。
なお、ここでいう「47作品」は「8月16日以降に47本公開される」という意味ではありません。MOVIE WALKER PRESSが2026年公開作品を「恋愛」ジャンルで整理した年間の掲載数です。公開済み作品も含まれている点には注意してください。
2026年8月16日時点で確認できる、これからの主な恋愛映画を整理すると次のようになります。公開日は今後変更される可能性があるため、鑑賞直前には作品公式サイトや映画館の最新情報も確認してください。
公開日 作品名 主な見どころ
8月21日 『ドラマなふたり』 結婚式直前の秘密から揺れるカップル
9月4日 『ラブ・ライズ』 国際ロマンス詐欺を題材にした大人の恋
9月25日 『眺めのいい部屋 4K』 名作ロマンスを4Kで再上映
10月9日 『汝、星のごとく』 15年間にわたる愛と人生の選択
10月23日 『昨夜は殺れたかも』 恋愛×コメディ×ミステリー
10月23日 『うるわしの宵の月』 “W王子”が経験する初めての本気の恋
11月6日 『3ミリの恋』 佐賀・唐津と韓国・釜山を結ぶ青春
11月13日 『すべて真夜中の恋人たち』 孤独な大人が人とのつながりを見つける
11月20日 『ないものねだりの君に光の花束を』 汐見夏衛原作の青春物語
11月27日 『君の話』 三秋縋原作、北村匠海×出口夏希
11月27日 『このごにおよんで愛など』 妻・夫・恋人をめぐる大人の人間ドラマ
12月4日 『お姉ちゃんの翠くん』 姉の恋人への切ない片思い
12月18日 『ラスト・ソング・フォー・ユー 邂逅の浜辺』 元恋人たちの再会と、時を超える愛
特に10月9日公開予定の『汝、星のごとく』は、公式サイトでも横浜流星さんと広瀬すずさんのW主演、藤井道人監督、そして「15年」にわたる愛と選択の物語であることが明らかにされています。
10月23日には『うるわしの宵の月』だけでなく、『昨夜は殺れたかも』など複数の恋愛作品が同日に並びます。11月以降も『3ミリの恋』『すべて真夜中の恋人たち』『君の話』などが続くため、「秋が終われば恋愛映画も一段落」という年ではありません。
さらに9月25日の『眺めのいい部屋 4K』は、新作ではなく1986年のジェームズ・アイヴォリー監督作を4Kでよみがえらせたものです。2026年9月25日公開、117分、R15+と案内されています。
新しい恋愛映画と、40年の時を経た名作ロマンスが同じ秋のスクリーンに並ぶ。
私はここが2026年後半の面白いところだと思います。新品のお菓子だけでなく、昔から愛される焼き菓子まで同じ棚に並んでいるような、選ぶ楽しさがあるんですね。
2026年公開済みの恋愛映画は?『鬼の花嫁』『モブ子の恋』などを振り返る
2026年前半から夏にかけても、恋愛映画はかなり豊作でした。
なかでも分かりやすいのが、3月20日の『君が最後に遺した歌』、3月27日の『鬼の花嫁』、5月29日の『マテリアリスト 結婚の条件』、6月5日の『モブ子の恋』『山口くんはワルくない』です。MOVIE WALKER PRESSでも、これらはいずれも2026年の恋愛ジャンル作品として掲載されています。
『君が最後に遺した歌』は約10年にわたる愛を描く
『君が最後に遺した歌』は2026年3月20日公開。主演は道枝駿佑さん、ヒロインは生見愛瑠さんで、一条岬さんの小説を三木孝浩監督が映画化しました。
公式サイトでは「歌をつくる二人」を通して、およそ10年にわたる愛を描くラブストーリーと紹介されています。
恋愛映画というと、出会いや告白の場面が目立ちます。
けれど大人になって振り返ると、本当に心に残っているのは派手な告白より、一緒に歩いた帰り道や、何でもない会話だったりするものです。
10年という時間を扱うことで、「好きになった瞬間」ではなく、誰かを好きだった時間そのものへ目を向けさせる作品になっているところが印象的です。
『鬼の花嫁』は永瀬廉×吉川愛の和風恋愛ファンタジー
『鬼の花嫁』は2026年3月27日に公開されました。
クレハさんの小説を原作とし、永瀬廉さんが鬼の一族の次期当主・鬼龍院玲夜、吉川愛さんが東雲柚子を演じるW主演作です。あやかしと人間が共存する世界で、花嫁として選ばれた柚子と玲夜の関係が動き始めます。
現実離れした設定だからこそ楽しめる恋愛映画もあります。
仕事や家事で頭がいっぱいの休日に、「唯一無二の相手として選ばれる」というファンタジーへ思い切って身を預ける。それはそれで立派な気分転換です。
私は映画に何でも現実味を求めなくてもいいと思っています。
日常生活が十分現実的なのですから、休日の2時間くらいは、鬼に見初められる世界があってもいいでしょう。
『モブ子の恋』は“人生の脇役”から一歩踏み出す物語
『モブ子の恋』は2026年6月5日公開。田村茜さんの漫画を、桜田ひよりさんと木戸大聖さんのW主演、風間太樹監督で映画化した作品です。
主人公は、目立つことを避けながら生き、自分を人生の「脇役」のように感じてきた田中信子。
公式サイトでは単なる恋の成就だけでなく、人々の「孤独と優しさ」に焦点を当てた、自分を好きになるための物語として紹介されています。
この発想は、40代や50代にも意外と刺さるのではないでしょうか。
毎日会社へ行って、買い物をして、家のことをして、気づけばまた月曜日。映画の主人公のような事件は起きなくても、それぞれの生活には、それぞれの物語があります。
誰かを好きになることを通して、「自分の人生をもう少し大切にしていい」と気づく。
私は『モブ子の恋』の魅力は、恋愛そのものより、そこにあるのではないかと感じます。
『山口くんはワルくない』は王道の“ギャップ”を楽しめる
同じく2026年6月5日公開の『山口くんはワルくない』は、斉木優さんの漫画を実写化した青春ラブストーリーです。
高橋恭平さんがコワモテで関西弁の山口くんを演じ、髙橋ひかるさんがヒロインの皐を演じています。山口くんは見た目とは違って照れ屋で優しい人物です。
「怖そうだと思った人が、実は誰より優しかった」。
昔から何度も使われてきた王道ですが、王道には王道になるだけの理由があります。
疲れている夜には、こちらの予想を全部裏切る難解な映画より、「そうそう、こういうのでいいんだよ」と頬がゆるむ恋愛映画のほうがありがたいこともあります。
2026年秋冬の恋愛映画で特に注目したい作品は?
2026年8月16日以降で私が特に気になっているのは、『汝、星のごとく』『うるわしの宵の月』『すべて真夜中の恋人たち』『3ミリの恋』です。
4作品を並べてみると、同じ「恋愛映画」でも、扱っている時間と距離がまるで違います。
『汝、星のごとく』は15年間の愛と人生の選択を描く
『汝、星のごとく』は2026年10月9日公開予定。
凪良ゆうさんの同名小説を原作に、横浜流星さんと広瀬すずさんがW主演、藤井道人さんが監督を務めます。物語の舞台は瀬戸内の島。高校時代に出会う青埜櫂と井上暁海の15年間が描かれます。
上映時間は135分、PG12と案内されています。
15年という時間は、恋愛映画ではかなり大きな意味を持ちます。
10代のころは「好きなら一緒にいればいい」と思えたことも、年齢を重ねればそう単純にはいきません。
仕事があります。
家族があります。
住む場所があります。
夢もあります。
お金のことだってあります。
好きという気持ちだけで全部が片づかないからこそ、大人の恋愛は少し苦いんですよね。
個人的には、その「好きなのに、それだけでは決められない」というところまで描く作品ほど、40代・50代以降の観客には深く残ると考えています。
『うるわしの宵の月』は“W王子”のファーストラブ
『うるわしの宵の月』は2026年10月23日公開予定。
やまもり三香さんの漫画を実写化し、道枝駿佑さんが市村琥珀、安斉星来さんが滝口宵を演じます。容姿や振る舞いから、ともに周囲から「王子」と呼ばれる2人が、本気の恋を知っていく物語です。
『汝、星のごとく』が長い年月を描くなら、こちらは恋の入口です。
相手の一言で一日中うれしくなったり、目が合っただけで落ち着かなくなったりする。
62歳になった私が初恋映画を見ると、登場人物と同じように胸を高鳴らせるというより、「若いころはこんな小さなことで一日が輝いたなあ」と懐かしくなることがあります。
恋愛映画は、画面の中の恋を見るだけではありません。
観ている側が昔の自分に会いにいく映画でもあるんですよね。
『すべて真夜中の恋人たち』は孤独な大人の恋を描く
『すべて真夜中の恋人たち』は2026年11月13日公開予定。
川上未映子さんの小説を岨手由貴子監督が映画化し、岸井ゆきのさんが孤独に生きる校閲者・入江冬子、浅野忠信さんが年上の男性・三束を演じます。
本作は第79回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門にも選出されました。
ここで描かれる恋は、『うるわしの宵の月』の若々しい初恋とは温度が違います。
大人になると、人と親しくなることそのものに体力が必要になります。
自分の弱いところも知っています。
人間関係で失敗した記憶もあります。
傷つくくらいなら、一人のほうが楽だと思う夜もあります。
それでも誰かのほうへ一歩近づく。
私は、「恋に落ちること」より「もう一度、人と関わってみようとすること」を描く恋愛映画に、この年代になってから特に惹かれるようになりました。
『3ミリの恋』は唐津と釜山を結ぶ青春映画
『3ミリの恋』は2026年11月6日公開予定です。
佐賀県唐津市と韓国・釜山を舞台に、日本人高校生タツヒコと、釜山からやってきた留学生ユンスルが距離を縮めていく物語。黒川想矢さんとキム・ジアンさんが出演し、全辰隆(チョン・ジニュン)監督が長編商業映画デビューを果たします。
題名の「3ミリ」は、タツヒコが地図上で唐津と釜山の距離を測ったときの長さに由来します。
実際には海を隔てた二つの土地。
しかし地図では、ほんの3ミリ。
この距離感が面白いですね。
恋愛映画では心の距離がよく描かれますが、『3ミリの恋』では地理的な距離、文化や言葉の違いまで物語に入ってきます。
スマートフォンなら世界中の人と一瞬でつながれる時代だからこそ、「近いようで遠い」「遠いようで近い」という感覚が、むしろ新鮮に響きそうです。
大人が観やすい2026年恋愛映画は?結婚・再会・孤独で選ぶ
40代、50代になると、恋愛映画を選ぶ基準も少し変わります。
「付き合えるのか」だけではなく、その後の暮らしや仕事、結婚、別れまで描かれている作品のほうが、自分の人生と重ねやすくなることがあります。
『マテリアリスト 結婚の条件』は恋愛を条件から考える
2026年5月29日に公開された『マテリアリスト 結婚の条件』は、ニューヨークの婚活市場を舞台にしたラブストーリーです。
『パスト ライブス/再会』のセリーヌ・ソンさんが監督・脚本を担当。ダコタ・ジョンソンさん、クリス・エヴァンスさん、ペドロ・パスカルさんが出演しています。
主人公ルーシーはマッチメーカー。
結婚相手として条件の整った裕福な男性と、夢を追っている元恋人との間で揺れます。
恋愛に「条件」という言葉を入れると、急に夢がなくなるように感じるかもしれません。
でも実際の結婚生活には、仕事も住まいも収入も生活習慣もあります。
恋愛感情と生活条件を完全に切り離せないからこそ、この題材は若者向けの三角関係とは違った面白さがあります。
私は大人向け恋愛映画の良さは、ロマンチックな気持ちを壊すことではなく、ロマンチックな気持ちを現実の中でどう守るのかまで描けることだと思っています。
『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』は喪失の後を描く
2026年8月7日に公開された『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』は、2023年公開の『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』に続く作品で、公式サイトでは続編かつ完結編として案内されています。
前作で彰と別れてから7年。
福原遥さん演じる百合は高校教師となっていますが、彰への思いを抱え続けています。そんな百合の前に、彰の面影を持つ青年・涼が現れます。
これは単純に「新しい恋人が現れました」という話ではありません。
忘れられない人が心の中にいる。
それでも人生は続いていく。
恋愛映画を何十年も観ていると、私は「出会った瞬間」以上に、「別れたあと、その人はどう生きるのだろう」と気になるようになりました。
恋が人生の一ページなら、そのページを閉じたあとにも本は続きます。
そこまで見せてくれる作品は、大人になってからのほうが深く味わえる気がします。
『ラスト・ソング・フォー・ユー 邂逅の浜辺』は年末の再会ロマンス
2026年12月18日公開予定の『ラスト・ソング・フォー・ユー 邂逅の浜辺』は、香港・長洲島と日本の高知を舞台に、音楽や記憶、かつての恋人との再会を描く作品です。
若いころの恋を何十年か後に思い出したとき、その人自身を恋しく思っているのか、それとも「あのころの自分」を懐かしんでいるのか。
年齢を重ねるほど、その境目は少し曖昧になります。
初恋映画を春のいちごショートだとすれば、再会ものは少し洋酒の効いた冬のチョコレートケーキでしょうか。
甘さだけではない余韻を楽しみたい方には、年末らしい選択肢になりそうです。
2026年恋愛映画はどう選ぶ?「恋愛+もう一つ」で探すと見つけやすい
2026年の作品を見渡して気づくのは、「恋愛映画」という言葉だけでは内容を想像しにくくなっていることです。
MOVIE WALKER PRESSのジャンル表示を見ても、『鬼の花嫁』は恋愛/ファンタジー、『禍禍女』はホラー/恋愛、『汝、星のごとく』は恋愛/ヒューマンドラマ/青春、『昨夜は殺れたかも』はコメディ/恋愛/サスペンス・ミステリーに分類されています。
ですから、作品選びでは「恋愛映画が観たい」でもう一歩止まらず、恋愛+何を味わいたいかまで考えると選びやすくなります。
- ときめきと初恋なら『うるわしの宵の月』
- 長い年月の愛と人生なら『汝、星のごとく』
- 静かな大人の孤独なら『すべて真夜中の恋人たち』
- 国や文化を越える青春なら『3ミリの恋』
- 結婚と現実的な条件なら『マテリアリスト 結婚の条件』
- 喪失からの再生なら『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』
- 名作ロマンスなら『眺めのいい部屋 4K』
- 再会と人生の余韻なら『ラスト・ソング・フォー・ユー 邂逅の浜辺』
- 少し変化球の恋なら『ラブ・ライズ』『昨夜は殺れたかも』
私なら、へとへとになった金曜の夜には、初恋ものや王道の青春恋愛を選びます。
仕事で一日中判断ばかりしてきたのに、映画館でも人生の重大決断を135分見続けたら、心まで残業になってしまいますからね。
逆に何も予定のない休日なら、『汝、星のごとく』や『すべて真夜中の恋人たち』のような、観終わったあと少し黙っていたくなる作品もいい。
映画館を出て、コーヒーでも飲みながら「自分ならどうしただろう」と考える。
私は、その時間まで含めて映画鑑賞だと思っています。
2026年恋愛映画の傾向は?“恋がゴールではない”作品が目立つ
2026年の恋愛映画を並べて、私が特に面白いと感じるのは、「二人が結ばれるか」だけをゴールにしない作品が目立つことです。
『モブ子の恋』では、人との関係を通じて自分自身への見方が変わっていきます。『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』では、大切な人を失った後も続く人生が描かれます。
『汝、星のごとく』は15年間にわたり愛と選択を描き、『すべて真夜中の恋人たち』は孤独に生きてきた人間が他者との関係へ向かっていきます。
つまり、恋はゴールではなく、その人物の人生を照らすライトのような役割を果たしています。
誰を好きになるのか。
好きになったことで、自分はどう変わるのか。
一緒にいられなかったら、どう生きるのか。
一緒に生きるなら、何を選び、何を手放すのか。
私は、この問いが増えたことこそ、2026年の恋愛映画を40代・50代にもおすすめしやすい理由だと考えています。
若いころなら「この二人は結ばれるかな」と思って観ていた場面でも、年齢を重ねると「この二人、ちゃんと生活していけるかな」と妙に心配になることがあります。
少々世帯じみていますが、それも悪くありません。
映画そのものは変わらなくても、観る側が変われば感想は変わります。
10代で見た恋愛映画。
30代で見た恋愛映画。
50代で見る恋愛映画。
同じ「好き」という言葉でも、聞こえ方は少しずつ違います。
そしてもう一つ、2026年のラインアップから見えるのが、恋愛と他ジャンルとの組み合わせの広がりです。
恋愛+ファンタジー。
恋愛+ホラー。
恋愛+青春。
恋愛+ミステリー。
恋愛+ヒューマンドラマ。
さらに『ラブ・ライズ』のようにロマンス詐欺を題材とする作品まであります。9月4日公開予定で、52歳の産婦人科医と、彼女をだます26歳の青年を軸にした物語です。
「恋愛映画は若い男女が出会って告白するもの」という箱は、もうずいぶん小さくなりました。
恋から人生を見る。
恋から孤独を見る。
恋から社会を見る。
恋から怖さを見る。
そう考えると、恋愛映画を普段あまり観ない方でも、自分の好きなジャンルとの組み合わせから一本を見つけられます。
これは2026年の作品を見比べて感じた、私なりのおすすめの探し方です。
まとめ|2026年恋愛映画は秋から年末まで注目作が続く
2026年の恋愛映画は、前半に『君が最後に遺した歌』『鬼の花嫁』『マテリアリスト 結婚の条件』『モブ子の恋』『山口くんはワルくない』などが公開され、8月以降も新作が続いています。
特に秋は、9月4日の『ラブ・ライズ』、9月25日の『眺めのいい部屋 4K』、10月9日の『汝、星のごとく』、10月23日の『うるわしの宵の月』など、方向性の異なる作品が並びます。
11月も、6日の『3ミリの恋』、13日の『すべて真夜中の恋人たち』、20日の『ないものねだりの君に光の花束を』、27日の『君の話』と続きます。
12月4日には『お姉ちゃんの翠くん』、12月18日には『ラスト・ソング・フォー・ユー 邂逅の浜辺』が予定されており、恋愛映画の公開は年末まで途切れません。
2026年の特徴を一言でまとめるなら、「恋が始まる映画」だけでなく、「恋と一緒にどう生きるか」を描く映画が豊富な一年です。
初恋。
15年間の愛。
結婚。
国境。
孤独。
喪失。
片思い。
そして再会。
同じ「人を好きになる」という出来事を、これだけ違う角度から味わえるのですから、恋愛映画もなかなか奥が深いものです。
62歳の私も、若いころとは違うところで胸をつかまれるようになりました。
昔なら「この二人、結ばれるかな」と心配していたのに、今では「この二人、家事の分担は大丈夫かな」なんて余計なことまで考えてしまいます。
でも、それでいいのだと思います。
映画と一緒にこちらも年齢を重ねているから、昔とは違う景色が見えてくる。
それも長く映画を好きでいる楽しさです。
少し疲れた休日には、今の自分がどんな気分になりたいかを考えて、一本選んでみてください。
映画館の暗い座席で誰かの恋を見守っているうちに、しばらく忘れていた自分自身の気持ちまで、そっと思い出すことがあるかもしれません。
なお、ここで紹介した公開日は2026年8月16日時点で確認した情報です。公開日、上映館、上映期間は変更される場合がありますので、鑑賞前には各作品の公式情報と利用する映画館の最新スケジュールを確認してください。
よくある質問
2026年秋に公開予定の主な恋愛映画は何ですか?
9月4日に『ラブ・ライズ』、9月25日に『眺めのいい部屋 4K』、10月9日に『汝、星のごとく』、10月23日に『うるわしの宵の月』『昨夜は殺れたかも』などが予定されています。
さらに11月には『3ミリの恋』『すべて真夜中の恋人たち』『ないものねだりの君に光の花束を』『君の話』が続きます。
2026年の胸キュン系恋愛映画なら何がおすすめですか?
公開済みなら『山口くんはワルくない』『モブ子の恋』『鬼の花嫁』、これからなら2026年10月23日公開予定の『うるわしの宵の月』が候補になります。
現実的な青春恋愛、控えめな初恋、和風ファンタジー、“W王子”のファーストラブと、それぞれかなり味わいが違います。
40代・50代が楽しみやすい2026年の恋愛映画は?
人生の選択までじっくり味わいたいなら『汝、星のごとく』、孤独と人とのつながりを静かに見つめたいなら『すべて真夜中の恋人たち』が気になります。
公開済みでは、婚活と結婚条件を扱う『マテリアリスト 結婚の条件』、大切な人を失った後の人生を描く『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』も、大人の経験と重ねやすい作品です。
執筆:天水翔太(スイーツと映画を愛するのんびり副業ライター)

