映画『下町の太陽』あらすじ・みどころ・解説・感想

邦画

この記事では、1963年4月18日に公開された映画『下町の太陽』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『下町の太陽』の予告編

20歳前後の女性、寺島町子は、化粧品会社の下請け、東京下町にある石鹸工場にて働いていました。

そんな彼女には、同じ工場に勤める恋人、毛利道夫が心の支えとなっていましいた。彼は化粧品会社の正社員となり、下町を飛び出して郊外の公団住宅へ住み、町子と結婚するために日々勉強を重ねてきました。

そんな彼の試験の日がやってきますが、、、。

映画『下町の太陽』のあらすじ(ネタバレなし)

20歳ほどの年齢になった主人公、寺島真知子。彼女は、化粧品会社の東京下町にある石鹸工場で働いていました。

彼女の恋人である工場の事務職員、毛利道夫は、会社の正社員へとなり、都心の本社へと勤めるために日々社員試験の勉強に励んでいました。

彼は、正社員になった暁には、郊外の公団住宅へと移り住み、町子と結婚したいと考えていました。

時に町子の元に、鉄工所に勤める工員が押しかけ、彼女と付き合ってくれと頼みますが、町子は道夫と付き合っているため、その誘いを断ります。

時がたち、とうとう道夫の社員試験の日がやってきます。

映画『下町の太陽』の解説

この映画は、「男はつらいよ」「釣りバカ日記」「家族はつらいよ」などの有名シリーズを手がけたことで知られている山田洋次監督の2作目となる作品です。

1962年に記録的な大ヒットを収めた賠償千恵子さんのデビュー曲を映画化した、歌謡映画の一種です。主題歌は、倍賞千恵子さんが歌う「下町の太陽」となっています。

この作品の舞台となったのは、東京都墨田区の京成線に属する京成荒川駅、当時の東武線付近にあった資生堂の石鹸工場、大同製鋼、国鉄新小岩駅構内にあった機関庫だけでなく、さらに新小岩製鉄所などが挙げられます。

映画『下町の太陽』のみどころ

この映画の見どころは、山田監督の個性あふれる演出にあると思います。

この作品を制作したのちに大ヒットを記録した、「男はつらいよ」シリーズなどに繋がっているのだと感じると、この世界線がとても美しいものに感じられます。

この作品がなければ、男はつらいよなどのシリーズは存在しなかったのではないか。そう思われる作品です。また、見れば見るほど味わい深いストーリー展開も、この作品の見どころだと思います。

倍賞千恵子さんの太陽のように眩しい笑顔は、見ているだけで元気がもらえます。その真剣な姿に、勇気づけられる人も多いでしょう。

映画『下町の太陽』の感想

男はつらいよなどのシリーズは耳にしたことはあっても、この作品は初めて知りました。そんな人も多くいるのではないでしょうか。

この作品を見ることによって、山田監督独特の世界をより楽しむことができるのだと思います。ぜひ見てください。

映画『下町の太陽』の登場人物・キャスト

映画『下町の太陽』の登場人物・キャストを紹介します。

寺島町子:倍賞千恵子
北良介:勝呂誉
毛利道男:早川保
金子:待田京介
ジャズ喫茶の歌手:青山ミチ
鈴木左衛門:石川進
山元和子:葵京子
森文子:水科慶子
岩崎千恵子:山崎左度子
小島薫:田中晋二

映画『下町の太陽』のスタッフ

映画『下町の太陽』のスタッフを紹介します。

監督:山田洋次
製作:杉崎重美
脚本:山田洋次、不破三雄、熊谷勲
撮影:堂脇博
美術:梅田千代夫
音楽:池田正義
録音:西崎英雄
編集:杉原よ志
録音技術:石井一郎