映画『ショコラ』あらすじ・みどころ・解説・感想

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この記事では、2000年12月15日に公開された映画『ショコラ』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『ショコラ』の予告編

フランスでのお話です。ある日、チョコレートについて効能を広めるために世界中を旅している親子がとある村でお店を開きます。

店主は、一人一人に合うチョコレートを選び、その不思議な力で村人たちは惹きつけられていきます。

ですが、その村では、このお店に対して良い感情を持たない人もいて、反感を募らせてしまうことになります。

映画『ショコラ』のあらすじ(ネタバレなし)

フランスの、とある古くからの伝統が根付いている村に、母と娘の親子がやってきてチョコレートのお店を開店します。

伝統が根付いており、厳格な村には似合わないようなチョコレートでしたが、母のヴィアンヌによってお客の好みに合うチョコレートを選ぶ不思議な力で、村の人はチョコレートの虜になります。

そんな、注目されているチョコレート店ですが、村の中では、そのお店のことを良く思っていない人もいて、村から追い出そうとされてしまいます。

ある日、村にジプシーの家族がやってきて、村の人たちは関わらないようにしているが、チョコレート店の店主は、そのジプシーの少年と関りを持つようになります。

そして、外の世界を受け入れるという考えを村人が持つようになり、新しい考えが広まります。

映画『ショコラ』の解説

2000年12月15日にアメリカで公開されました。日本での公開は2001年5月28日です。上映時間は121分。製作国は、アメリカとイギリスです。

2001年のアカデミー主演女優賞、アカデミー助演女優賞などのアカデミー賞5部門ノミネートとなっています。

宗教と人との絡み合いがあり、1959年のお話ということで、今とは違う昔の宗教と人とがどういう関係だったのかを表現されています。

ジョン・ハリスの「ショコラ」という同名小説を映画化したものになります。チョコレートについての知識が得られることと、宗教についてを学ぶことができます。

映画『ショコラ』のみどころ

様々なチョコレートが出てきて、チョコレート好きには、目で見て楽しんで、とても幸せになれる作品です。

マヤ時代からの伝統的なショコラを知ることができたり、ホットチョコレートなどのさまざまなレシピで、チョコレートの力で人が幸せになり、力をもらえるんだというのが作品から感じられ、チョコレートの魅力を再発見できるのが魅力です。

また、ジプシー役のジョニー・デップさんの存在感が大きく、登場は途中からになりますが、その役を見るのがみどころです。ジプシー役ということで、自由で自分の気持ちにまっすぐな姿は、とても魅力的です。

映画『ショコラ』の感想

チョコレートの魅力再発見と、美味しいだけではなく、一人一人に合ったチョコレートを考えたり、今の自分にどんなチョコレートが合うのかと考えたりすることができる、とても楽しい映画です。

新しい考えを受け入れるという気持ちの大切さも学ぶことができました。

映画『ショコラ』の登場人物・キャスト

映画『ショコラ』の登場人物・キャストを紹介します。

ヴィアンヌ :ジュリエット・ビノシュ(山像かおり)
アヌーク :ヴィクトワール・ティヴィソル(本名陽子)
ルー :ジョニー・デップ(平田広明)
レノ伯爵 : アルフレッド・モリーナ(稲垣隆史)
アルマンド : ジュディ・デンチ(麻生美代子)

映画『ショコラ』のスタッフ

映画『ショコラ』のスタッフを紹介します。

監督:ラッセ・ハルストレム
脚本:ロバート・ネルソン・ジェイコブス(英語版)
原作:ジョアン・ハリス『ショコラ(英語版)』
製作:デヴィッド・ブラウン
キット・ゴールデン
レスリー・ホレラン