アジア大会2026女子ソフトボール日本代表の予選は全7試合。9月26日から10月2日まで毎日15時15分開始で、2位以内なら10月3日14時の優勝決定戦へ進みます。
日本は上野由岐子、後藤希友ら17人で出場し、2002年の釜山大会から続くアジア競技大会7大会連続の金メダルを目指します。
※本記事の大会日程、出場選手、世界ランキングなどは2026年9月2日時点の日本ソフトボール協会および大会公式発表を基準に確認しています。筆者はスポーツ専門記者ではないため、選手起用などの考察は公式試合記録から確認できる事実と私見を分けてお伝えします。
アジア大会2026女子ソフトボール日本代表の予選7試合はいつ?
日本代表は2026年9月26日(土)のフィリピン戦から10月2日(金)の中国戦まで7日連続で試合を行い、すべて15時15分開始です。
会場は愛知県安城市の安城市総合運動公園ソフトボール場。まずは観戦予定を立てやすいよう、日本戦だけを一覧にまとめます。
日本代表の予選ラウンド全日程
日付 開始時刻 対戦相手
9月26日(土) 15:15 フィリピン
9月27日(日) 15:15 タイ
9月28日(月) 15:15 ホンコン・チャイナ
9月29日(火) 15:15 シンガポール
9月30日(水) 15:15 韓国
10月1日(木) 15:15 チャイニーズ・タイペイ
10月2日(金) 15:15 中華人民共和国
覚え方はとてもシンプルです。
「9月26日から10月2日まで、日本戦は毎日15時15分」と覚えておけば、少なくとも予選ラウンドについては毎日開始時間を調べ直す必要がありません。
そして、予選終了翌日の10月3日(土)にファイナルズが行われます。
- 10月3日(土)10:00:3位決定戦(予選4位―予選3位)
- 10月3日(土)14:00:優勝決定戦(予選2位―予選1位)
つまり、日本が予選2位以内に入れば、9月26日から10月3日まで8日間で8試合を戦う計算です。
ここは今回の日程を見るうえで、かなり大事なポイントだと私は感じます。
一試合だけに力を集中する短期決戦ではなく、毎日試合をこなしながらチーム全体の状態を整え、最後の優勝決定戦まで力を残さなければなりません。
とくに後半は10月1日のチャイニーズ・タイペイ、2日の中国、そして2位以内なら3日の優勝決定戦と続きます。
「誰に勝つか」だけでなく、どの試合で誰を起用し、翌日にどれだけ余力を残せるかも大会を楽しむ見方の一つになりそうです。
アジア大会女子ソフトボールの大会方式は?日本が決勝へ進む条件
参加8チームが1回ずつ総当たりで対戦し、予選ラウンド1位と2位が優勝決定戦へ進みます。
3位と4位は3位決定戦へ進み、5位以下はメダル決定戦には進出できません。日本が金メダルを獲得するには、まず7試合を終えて2位以内に入ることが最初の条件です。
出場8チームと、日本ソフトボール協会の大会ページに掲載されている2025年12月31日発表のWBSC世界ランキングは次の通りです。
- 日本:1位
- チャイニーズ・タイペイ:5位
- 中華人民共和国:8位
- フィリピン:13位
- シンガポール:22位
- 韓国:31位
- ホンコン・チャイナ:32位
- タイ:44位
世界ランキングだけで勝敗を予想することはできませんが、日本にとってランキング上位の相手が10月1日の世界5位チャイニーズ・タイペイ、2日の世界8位中国と終盤に配置されている点は目を引きます。
前半の試合できちんと白星を積み重ねられれば、終盤は順位状況を見ながら戦えます。
反対に序盤で取りこぼしがあれば、チャイニーズ・タイペイ戦や中国戦が「負けられない試合」になる可能性もあります。
同じ勝敗数になった場合の順位はどうなる?
ここは検索する方にとって気になるところでしょう。
2026年9月2日時点で日本ソフトボール協会が公開している本大会の大会概要ページには、「予選1位・2位が優勝決定戦へ進む」という方式は掲載されていますが、同じ勝敗数になった場合の具体的な順位決定基準までは記載されていません。
そのため、「直接対決だけで決まる」「得失点差で必ず決まる」といった形で、現段階から断定するのは避けたほうがよいでしょう。
大会が始まり同勝敗のチームが出た場合は、大会公式の競技規程や公式順位表で確認するのが確実です。
なお、これとは別に一つの試合そのものが7回終了時に同点だった場合は、大会公式競技紹介によると8回以降に無死二塁から始めるタイブレーク方式が採用されます。
「試合の同点を決めるタイブレーク」と「予選順位で同勝敗になった場合の順位決定」は別の話なので、ここは混同しないようにしたいところです。
私は総当たり方式の面白さは、この順位の積み重ねにあると思っています。
一敗しても即敗退とは限りませんが、一試合の結果が翌日以降の戦い方や最終順位にじわじわ効いてきます。
毎日の勝敗だけでなく、予選順位がどう動いているかを一緒に追うと、7日間のリーグ戦がずっと面白く感じられそうです。
上野由岐子・後藤希友ら17人は?直近大会の投手起用も確認
アジア大会2026に臨む女子ソフトボール日本代表は17人。投手は上野由岐子、後藤希友、坂本実桜、三輪さくらの4人です。
日本ソフトボール協会が発表した代表メンバーは次の通りです。
投手
- 上野由岐子(ビックカメラ高崎)
- 後藤希友(戸田中央)
- 坂本実桜(日立)
- 三輪さくら(SHIONOGI)
捕手
- 切石結女(トヨタ)
内野手
- 石川恭子(トヨタ)
- 大川茉由(Honda)
- 工藤環奈(ビックカメラ高崎)
- 下山絵理(トヨタ)
- 須藤志歩(豊田自動織機)
- 内藤実穂(ビックカメラ高崎)
- 中溝優生(デンソー)
- 山内早織(ビックカメラ高崎)
外野手
- 川村莉沙(ビックカメラ高崎)
- 塚本蛍(Honda)
- 中川彩音(戸田中央)
- 藤本麗(ビックカメラ高崎)
ヘッドコーチは宇津木麗華。アシスタントコーチには我妻悠香と松田光が名を連ねています。
このメンバー表だけを見ると、どうしても上野由岐子や後藤希友の名前に目が向きます。
ただし、今回の日程と2026年7月の女子ワールドカップ・グループステージを照らし合わせると、むしろ「4投手を使って大会全体を戦う」という考え方に注目したくなります。
2026年7月の国際大会では4投手をどう使った?
日本は7月にペルー・リマで行われた第18回女子ワールドカップ・グループステージ「グループB」で、オープニングラウンド5戦を全勝。
さらにプエルトリコとの優勝決定戦も2―1で制し、6戦全勝でファイナル進出権を獲得しました。
その6試合を振り返ると、アジア大会代表に選ばれた4投手が実際に分担して登板しています。
初戦のイギリス戦は後藤希友が4回、上野由岐子が2回を投げ、日本が9―1で勝利しました。
第2戦フィリピン戦では三輪さくらが3回、坂本実桜が4回を担当し、4―0で完封勝利しています。
同じ日に行われたペルー戦では三輪が再び先発して3回を投げ、坂本が2回を受け持ち、日本が9―0で勝ちました。
続くベネズエラ戦では後藤が2回、上野が3回を投げ、8―0で勝利しています。
オープニングラウンド最終戦のプエルトリコ戦では坂本が4回を投げたあと、当時の代表に入っていた藤田倭を挟み、後藤が3回2/3を投げて延長8回を4―2で制しました。
そして翌日のプエルトリコとの優勝決定戦では、上野が7回を一人で投げ切り、日本が2―1でサヨナラ勝ちしています。
ここから読み取れるのは、「上野か後藤のどちらか一人に頼るチーム」ではないということです。
前半では複数の投手を組み合わせ、必要な場面では坂本や三輪も先発させ、最後の重要な一戦では上野に7回を託しました。
もちろん、アジア大会でも同じ順番で登板するとは限りません。
対戦相手、選手の状態、得点差、予選順位によって宇津木ヘッドコーチの判断は変わるでしょう。
それでも、直近の国際大会ですでに4投手を実戦で使い分けながら短期決戦を勝ち抜いたという事実は、今回の7日連続日程を考えるうえで重要な材料だと思います。
最大の注目は10月1日から?終盤3日間をどう見る
筆者として最も注目しているのは、10月1日のチャイニーズ・タイペイ戦、2日の中国戦、そして予選2位以内なら3日の優勝決定戦へ続く流れです。
チャイニーズ・タイペイは世界ランキング5位、中国は8位。日本の1位に次いで、この大会の出場国では上位に位置します。
世界ランキングはあくまで一つの目安ですが、日程表を見る限り、予選後半の重みが大きくなりやすい組み合わせです。
ここで大切なのは、単純に「強い投手を全部投入すればよい」という話ではないでしょう。
10月2日の中国戦が15時15分に行われ、予選2位以内なら翌3日の14時に優勝決定戦です。
つまり中国戦から優勝決定戦まで、日付上は一日しか空きません。
中国戦の時点で2位以内が決まっているのか、それとも中国戦に勝たなければ決勝へ進めない状況なのか。
それによって投手起用の意味は大きく変わります。
ここから先は私見ですが、前半5試合をどれだけ安定して勝ち切れるかが、終盤に選択肢を残すことにつながると考えています。
早い段階で白星を積み重ねられれば、投手の登板回数や野手のコンディションを見ながら終盤を迎えやすくなります。
逆に順位争いが10月2日まで混戦になれば、中国戦から事実上の決勝トーナメントのような緊張感になるかもしれません。
2026年7月のワールドカップ・グループステージでは、日本は4投手を分担させたうえで、最後の優勝決定戦に上野を先発させました。
私は今回も、目の前の一勝だけでなく、「最終日に誰を一番良い状態で残すのか」まで含めた戦いに注目しています。
ファンとしては勝敗や得点だけを見るのも楽しいですが、「今日の先発は誰か」「何回まで投げたか」「翌日に誰を残したか」という見方を加えると、7日間の予選が一本の物語のようにつながって見えてきます。
なぜ女子ソフトボール日本代表の7連覇が大きな記録なの?
日本は2002年釜山大会からアジア競技大会を6大会連続で制しており、愛知・名古屋2026で7大会連続の金メダル獲得に挑みます。
日本ソフトボール協会によると、日本は2002年釜山大会で初めてアジア競技大会の金メダルを獲得しました。
その後、
2006年ドーハ、2010年広州、2014年仁川、2018年ジャカルタ、2023年杭州と優勝を続け、現在6連覇中です。
前回の2023年杭州大会では、優勝決定戦で中国を4―0で破って6連覇を達成しました。
日本ソフトボール協会は、愛知・名古屋2026で目指す7大会連続金メダルを、競技団体として「史上初」の挑戦と位置づけています。
しかも今回は日本開催です。
女子ソフトボールの会場となる安城市総合運動公園ソフトボール場は2001年に設置されたソフトボール専用球場で、2026年度にリニューアルオープン。
2019年から2025年まで全日本大学女子ソフトボール選手権を開催し、カナダ女子代表が東京2020へ向けた事前合宿を行った実績もあります。
日本代表にとっては国内で戦える安心感がある一方、「地元で7連覇」という期待も大きくなりそうです。
日本は世界大会でも結果を残している
現在の日本は、アジアだけで結果を残しているチームではありません。
2024年の第17回女子ワールドカップ・ファイナルでは、決勝でアメリカを6―1で破って世界一となりました。
この試合では後藤希友が4回、上野由岐子が3回を投げています。
2025年の女子アジアカップでは9戦全勝。
日本ソフトボール協会の戦績表では、チャイニーズ・タイペイに4―1、中国に10―0で勝利するなど、9勝0敗で大会を終えています。
さらに2026年7月の女子ワールドカップ・グループステージでも6戦全勝で次のファイナルへの出場権を獲得しました。
こうした流れを考えると、日本は「久しぶりの金メダルを狙う挑戦者」という立場ではありません。
世界ランキング1位、アジア大会6連覇中という追われる側です。
個人的には、そこに今回の難しさがあると思っています。
挑戦するチームは日本戦一試合に大きなエネルギーを注げますが、日本はフィリピン戦から中国戦まで、毎日「勝って当然」と見られやすい立場で戦います。
だから私は、大差で勝ったかどうかだけではなく、大会を通じてチームの状態をどこまで上げられるかを見たいと思います。
9月26日の初戦から無理なく入り、4投手を使いながら勝利を重ね、10月1日、2日の上位国との試合を乗り切り、3日の優勝決定戦でピークを迎える。
もしそんな大会運びができれば、単に「7連覇した」という結果だけでなく、今後の世界大会につながる内容にもなるのではないでしょうか。
その先には2028年ロサンゼルスオリンピックもあります。
日本ソフトボール協会もLA28へ向けた強化を進めており、アジア大会は7連覇を懸ける本番であると同時に、その先の国際舞台へつながる重要な大会でもあります。
アジア大会2026女子ソフトボールはどこで見られる?
アジア大会2026については、TBSが大会公式の放送スケジュールページを公開しており、9月26日から10月3日を含む大会期間の放送予定を確認できるようになっています。
ただし、女子ソフトボールの各試合がどの媒体で生中継・配信されるかは、今後の編成によって変更や追加が行われる可能性があります。
観戦する場合は、試合直前にTBS公式や大会公式の最新スケジュールを確認しておくと安心です。
開始時刻そのものについては、日本ソフトボール協会の現在の公式日程では予選7試合すべて15時15分となっていますが、大会運営上の事情などで変更される可能性もゼロではありません。
現地観戦の方もテレビ・配信観戦の方も、当日にもう一度公式情報を確認するのがおすすめです。
まとめ|日本代表の予選は9月26日から毎日15時15分
アジア大会2026女子ソフトボール日本代表は、9月26日のフィリピン戦から10月2日の中国戦まで、7日間連続で予選7試合を戦います。
開始時刻は現在発表されている日程では、7試合すべて15時15分です。
対戦順はフィリピン、タイ、ホンコン・チャイナ、シンガポール、韓国、チャイニーズ・タイペイ、中国。
予選ラウンドを2位以内で終えれば、10月3日(土)14時開始の優勝決定戦へ進みます。3位・4位の場合は同日10時の3位決定戦です。
代表17人のうち投手は上野由岐子、後藤希友、坂本実桜、三輪さくらの4人。
2026年7月の女子ワールドカップ・グループステージでも、この4人は実際に登板を分担し、最後は上野が優勝決定戦を7回投げ切って6戦全勝を締めくくりました。
その実績を踏まえると、私は今回も「誰がエースか」だけではなく、4人を7日間でどうつなぎ、最終日にどんな状態で送り出すかを楽しみにしています。
そして日本が狙うのは、2002年釜山大会から続くアジア競技大会7大会連続の金メダルです。
まず覚えておきたいのは、「9月26日から10月2日、日本戦は毎日15時15分」。
そこから一日ずつ順位と投手起用を追っていけば、7連覇を懸けた8日間をより深く楽しめるのではないでしょうか。
よくある質問
アジア大会2026女子ソフトボール日本代表の初戦はいつですか?
初戦は2026年9月26日(土)15時15分開始のフィリピン戦です。
会場は愛知県安城市の安城市総合運動公園ソフトボール場です。
日本対チャイニーズ・タイペイ、中国戦はいつですか?
チャイニーズ・タイペイ戦は10月1日(木)15時15分、中国戦は10月2日(金)15時15分です。
いずれも予選ラウンド終盤に組まれています。
アジア大会2026女子ソフトボールの決勝は何時からですか?
優勝決定戦は2026年10月3日(土)14時開始です。
予選ラウンド1位と2位が対戦します。3位決定戦は同日10時開始です。
※日程・開始時刻・放送予定は変更される場合があります。観戦前には大会公式、日本ソフトボール協会、放送局の最新情報をご確認ください。
天水翔太(あまみずしょうた)
スイーツと映画を愛するのんびり副業ライター

