2026年アジア大会は9月19日~10月4日開催で、日本代表は9月10日の男子バスケから先行競技に登場します。
正式名称は「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」です。サッカー、競泳、陸上、柔道、eスポーツなど競技ごとに日程が違うため、開会式の日だけでなく、日本代表が実際に出場する日を確認することが大切です。
本記事では2026年9月1日時点で、大会組織委員会、日本オリンピック委員会(JOC)、日本サッカー協会(JFA)、日本eスポーツ協会(JESU)などの公式発表を確認し、主要競技の日程を整理しました。
2026年アジア大会の日程はいつ?9月19日から10月4日まで
第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)の公式開催期間は、2026年9月19日(土)から10月4日(日)までの16日間です。
JOCによると、日本で夏季アジア競技大会が開催されるのは1994年広島大会以来32年ぶり。1958年東京大会、1994年広島大会に続いて3度目の国内開催となります。アジアの45の国と地域が参加し、43競技が行われる予定です。
ただし、ここで少し注意が必要です。
「9月19日に開会式がある=すべての競技が9月19日から始まる」わけではありません。
5人制バスケットボール男子は9月10日から始まり、日本男子も同日19時からインドネシアと初戦を戦います。女子サッカー日本代表は9月14日、男子U-21日本代表は9月16日に初戦を迎えます。
そのため、「2026年アジア大会はいつから?」への答えは、次のように分けるのが一番分かりやすいでしょう。
- 大会の公式開催期間:9月19日~10月4日
- 日本代表の先行競技:9月10日の男子バスケットボールから
- 女子サッカー日本代表初戦:9月14日
- 男子U-21日本代表初戦:9月16日
スポーツ大会というと開会式から一斉に始まる印象がありますが、今回のアジア大会は、開会式の9日前から日本代表の戦いが始まることになります。
会場についても最新情報を見ておきたいところです。
大会組織委員会の2026年9月1日時点の公式会場ページでは、54会場が案内されています。東京アクアティクスセンター、静岡県のエコパスタジアム、大阪府の長居陸上競技場など、愛知県外の会場も含まれます。
古い大会資料には53会場と記載されたものも残っていますが、本記事では現在の大会公式ページに合わせて54会場として扱います。
そして、大会直前ほど日程は動きます。
大会組織委員会は2026年8月19日にも、水球、陸上競技、ハンドボールなどを含む競技スケジュールやセッションスケジュールの変更を発表しました。観戦日の直前に公式日程をもう一度見ることは、今回かなり大事なポイントです。
日本代表の主要競技の日程は?初戦・会場まで一覧で確認
結論からいうと、日本代表の競技は9月10日の男子バスケットボールから始まり、10月上旬まで続きます。
ここでは、検索されることの多い主要競技について「競技全体の日程」と「日本代表の初戦・初出場が具体的に判明している日」を分けました。
競技の開催期間と、日本代表が実際に出場する日は同じとは限りません。これを分けて見ると、観戦予定がぐっと立てやすくなります。
主要競技 競技全体の日程 日本代表の初戦・初出場(判明分) 主な会場 確認日
バスケットボール(5人制) 9月10日~9月26日 男子9月10日19:00/女子9月17日19:00 愛知国際アリーナ 9月1日
サッカー 9月14日~10月3日 女子9月14日19:30/男子9月16日19:30 豊田スタジアム、エコパほか 9月1日
バレーボール 9月16日~10月3日 ― 岡崎中央総合公園総合体育館ほか 9月1日
競泳 9月20日~9月25日 ― 東京アクアティクスセンター 9月1日
バドミントン 9月20日~9月29日 ― 一宮市総合体育館 9月1日
卓球 9月20日~9月28日 ― スカイホール豊田 9月1日
体操競技 9月21日~9月25日 ― 名古屋市総合体育館[レインボーホール] 9月1日
eスポーツ 9月23日~10月2日 9月23日・GT7、eFootball Aichi Sky Expo 9月1日
陸上競技 9月24日~9月29日 ― 名古屋市瑞穂公園陸上競技場ほか 9月1日
柔道 9月30日~10月3日 ― 愛知国際アリーナ 9月1日
レスリング 9月30日~10月3日 ― 名古屋市稲永スポーツセンター 9月1日
ラグビー 10月1日~10月3日 ― 名古屋市瑞穂公園ラグビー場 9月1日
「―」は日本代表が出場しないという意味ではありません。種目、階級、組み合わせによって日本勢の初出場時刻が変わるため、この記事では確定情報だけを記載しています。
大会公式サイトも競泳の会場を東京アクアティクスセンター、陸上を名古屋市瑞穂公園陸上競技場など、柔道を愛知国際アリーナと案内しています。
特に見逃しやすいのがバスケットボールです。
大会組織委員会が2026年8月7日に発表した5人制バスケットボールの対戦カードでは、男子日本代表は9月10日19時のインドネシア戦が初戦です。
その後、9月11日19時にサウジアラビア、9月13日19時に韓国と対戦します。男子決勝は9月20日です。
女子日本代表は9月17日19時にホンコン・チャイナ、9月20日13時50分にカザフスタン、9月22日13時にフィリピンと対戦する予定で、女子決勝は9月26日に組まれています。
「アジア大会を見るのは9月19日からでいいかな」と思っていると、男子バスケットボールのグループリーグはほとんど終盤です。
これは今回の日程で、私がいちばん注意したいポイントだと感じました。
サッカー日本代表の日程は?女子9月14日、男子9月16日が初戦
サッカー日本代表は、女子が9月14日、男子U-21日本代表が9月16日にグループステージ初戦を迎えます。
JFAが2026年8月1日に発表した最新マッチスケジュールでは、男子はグループA、女子はグループEに入っています。
男子U-21日本代表の日程
男子は次の3試合がグループステージです。
- 9月16日(水)19:30 日本-ホンコン・チャイナ
- 9月20日(日)19:30 日本-キルギス
- 9月23日(水・祝)19:30 日本-タイ
会場はいずれも豊田スタジアムです。
勝ち進んだ場合は9月26日に準々決勝、9月30日に準決勝、10月3日に3位決定戦または決勝が予定されています。決勝は10月3日19時30分、豊田スタジアムです。
ここで注目したいのは、今回の男子代表が「U-21日本代表」として大会に臨むことです。
単純にアジア大会で何位になるかだけでなく、若い年代が国際総合大会で連戦を経験する機会として見ると、この大会の意味が少し違って見えてきます。
年代別代表では、クラブとは違う仲間と短期間でチームを作り、対戦国によって試合のテンポや守り方も変わります。
2年後の国際舞台を見据える年代でもあるだけに、私は「今の完成度」だけでなく「大会の中でどれだけ成長するか」にも注目したいと思っています。
なでしこジャパンの日程
女子日本代表は次の3試合です。
- 9月14日(月)19:30 日本-タイ
- 9月17日(木)19:30 日本-ベトナム
- 9月21日(月・祝)19:30 日本-チャイニーズ・タイペイ
3試合とも静岡県の小笠山総合運動公園エコパスタジアムで予定されています。
勝ち進めば9月25日に準々決勝、9月29日に準決勝、10月2日に3位決定戦または決勝です。
女子には男子とはまた違う見どころがあります。
前回の杭州アジア大会で、日本女子は金メダルを獲得しました。つまり今回は、前回王者が日本開催で連覇を目指す大会です。
男子はU-21世代の成長を見る大会、女子は王者として結果を求められる大会。
同じ「サッカー日本代表」でも、この二つを分けて考えると試合の見方がかなり変わります。
私はここが、今回のサッカーを楽しむうえで面白いところだと感じています。
eスポーツ日本代表の日程は?7種目9タイトルに25選手
eスポーツ競技は、2026年9月23日から10月2日までの10日間、Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)展示ホールDで行われます。
日本eスポーツ協会(JESU)が2026年7月15日に発表したTEAM JAPANは、7種目9タイトル、選手25人、コーチ4人です。大会全体では11種目13タイトルが実施されます。
日本が出場するのは次の競技です。
- eFootball
- 対戦格闘団体戦
- グランツーリスモ7
- Identity V 第五人格 -Asian Games Version
- ポケモンユナイト
- PUBG Mobile Asian Games Version
- ぷよぷよeスポーツ
対戦格闘団体戦は、『Street Fighter 6』『鉄拳8』『THE KING OF FIGHTERS XV』の3タイトルで1チームを組みます。
『Street Fighter 6』は樋口孝治郎選手(ひぐち)、『鉄拳8』は中山大地選手(NOBI)、『THE KING OF FIGHTERS XV』は澤田彰仁選手(SCORE)が日本代表です。
グランツーリスモ7には國分諒汰選手、eFootballにはPCの貴田英貢也選手(Tess)とモバイルの茶谷優我選手(lemon-pop)が出場します。
ぷよぷよeスポーツの日本代表は栗原悠輝選手(ゆうき)です。
ポケモンユナイトには鳥羽航人選手、小瀬古雄大選手、東蓮汰選手、髙田祥生選手、佐藤博希選手、白川真士佳選手が登録されています。
eスポーツ日本勢の競技日は?
JESUが2026年6月16日に発表した競技スケジュールを反映した特設ページでは、日本代表が出場する主な日程は次のようになっています。
- 9月23日9:00~ グランツーリスモ7
- 9月23日16:00~ eFootball
- 9月25日9:00~ 対戦格闘団体戦
- 9月26日9:00~ ぷよぷよeスポーツ
- 9月26日16:00~ 対戦格闘団体戦決勝
- 9月27日9:00~ ポケモンユナイト
- 9月29日9:00~ PUBG Mobile
- 9月30日9:00~ Identity V 第五人格
グランツーリスモ7とeFootballは初日の9月23日に行われるため、「eスポーツ日本代表をまず一度見てみたい」という方には分かりやすい入口になりそうです。
eスポーツは一つの競技に見えて、実際にはレース、サッカー、格闘、パズル、MOBA、非対称対戦など、求められる能力がかなり違います。
野球と柔道をまとめて「同じスポーツ」と考えないのと同じで、eスポーツもタイトルごとに別の競技として見ると理解しやすくなります。
日本代表の注目点は?U-21、女子連覇、eスポーツ拡大の3つ
今回の日本代表を見るうえで、私は大きく三つのポイントに注目しています。
一つ目は、先ほど触れた男子サッカーのU-21編成です。
若い世代をアジアの国際大会に送り込み、グループステージから決勝トーナメントまで短期間に複数試合を経験させることには、単発の親善試合とは違う意味があります。
勝敗はもちろん重要ですが、疲労がたまる大会後半にどんな判断ができるか、違う特徴を持つ相手にどう修正するか。そうした点は、今後の年代別代表を見る材料にもなりそうです。
二つ目は、女子サッカーの連覇です。
杭州大会の女子サッカーで日本は金メダルを獲得しています。今回は自国に近い環境で戦える一方、前回王者という立場で追われる側にもなります。
男子と女子を「同じサッカーの日本代表」と一括りにせず、立場の違いを見ると大会の物語が分かりやすくなります。
三つ目は、eスポーツ日本代表の参加規模が大きく広がったことです。
2023年に行われた杭州アジア大会では、eスポーツが初めて正式メダル競技となり、日本代表は7種目のうち3種目に出場しました。
今回は7種目9タイトルに25選手が出場します。
単純比較ではありますが、参加する競技の幅は明らかに広がりました。
これは「ゲームがスポーツか」という昔からの議論より、日本代表として国際総合競技大会に挑戦する選手の裾野が広がっていることを見るほうが、今回の大会を理解しやすいと私は考えています。
前回杭州大会では、日本は金52個、銀67個、銅69個、合計188個のメダルを獲得しました。
金メダル数は中国に次ぐ2位、メダル総数は中国、韓国に次ぐ3位でした。
この188個という数字が、愛知・名古屋大会を見るときの一つの比較材料になります。
ただし、私はメダル数だけで大会を評価するのは少し惜しいと思っています。
アジア大会は競技数が多いため、普段テレビで頻繁に見る競技だけでなく、「こんな競技にも日本代表がいるのか」と知る機会になるからです。
今大会のTEAM JAPAN旗手には、自転車の中村輪夢選手とレスリングの藤波朱理選手が選ばれました。JOCが2026年8月26日に正式発表しています。
藤波選手は杭州大会女子フリースタイル53kg級の金メダリストで、愛知・名古屋大会では57kg級への出場が予定されています。
前回大会で結果を残した選手と、これから名前が広く知られていく若い選手が同じTEAM JAPANで戦う。
そこに自国開催ならではの面白さがあるように思います。
アジア大会の日程確認で注意することは?8月にも変更あり
2026年アジア大会の日程を見るときに、最も大切なのは古い日程表だけで予定を決めないことです。
大会組織委員会は2026年8月19日、「競技スケジュール等の変更について」を発表しました。
水球では男子参加チーム数が9チームから8チームに減ったことによる変更があり、陸上競技やハンドボールも競技団体との調整でスケジュールが変わっています。
サッカーやバスケットボールのような団体競技では、「競技期間の最終日」まで日本代表が試合をするとは限りません。
たとえば男子サッカーの10月3日は決勝・3位決定戦の日ですが、日本がそこへ進むには準々決勝、準決勝を勝ち上がる必要があります。
反対に、「大会は9月19日からだから、それまでは日本代表の試合はない」と思っていると、男子バスケットボールや女子サッカーを見逃します。
競技全体の日程と、日本代表の実際の出場日は別々に確認する。
この一手間が、今回の大会ではかなり重要です。
選手名簿も同じです。
JOCは2026年8月10日、競泳の本多灯選手の辞退を発表しました。今回の辞退に伴う選手交代はなく、JOCは選手の交代や欠場について認定され次第知らせるとしています。
つまり9月1日時点で名前が発表されている選手でも、体調やチーム事情などによって出場状況が変わる可能性があります。
現地観戦を予定している方は、日付、開始時間、会場、選手・チーム情報の4点を直前に確認しておくと安心です。
また、「愛知・名古屋大会」という名称から、すべての競技が愛知県内で行われると思わないことも大切です。
競泳は東京都江東区の東京アクアティクスセンター、女子サッカーは静岡県袋井市のエコパスタジアム、男子サッカーの準決勝は大阪府の長居陸上競技場が会場です。
私は今回の日程を調べていて、ここが意外に見落としやすいと感じました。
「名古屋を拠点にすれば全部見られる」と考えるより、見たい競技を先に決め、その競技の会場から移動計画を組むほうが現実的でしょう。
主な確認資料
本記事では、情報源が分からない「JOC+1」のような表記を避け、以下の一次情報を中心に2026年9月1日時点の内容を確認しています。
- 日本オリンピック委員会(JOC)「愛知・名古屋アジア大会」大会特集。開催期間、45の国と地域、43競技などを確認。43競技の表記は2026年3月6日時点。
- 愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会「競技スケジュール等の変更について」2026年8月19日発表。
- 日本サッカー協会(JFA)「マッチスケジュール決定 第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)サッカー」2026年8月1日発表。
- 愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会「バスケットボール(5×5)の出場国および対戦カードの決定について」2026年8月7日発表。
- 日本eスポーツ協会(JESU)「eスポーツ競技 日本代表選手正式決定のお知らせ」2026年7月15日発表。
- 日本eスポーツ協会(JESU)愛知・名古屋アジア大会特設ページ。競技スケジュールは2026年6月16日発表内容を反映。
- 日本オリンピック委員会(JOC)「TEAM JAPAN旗手の選任について」2026年8月26日発表。
- 日本オリンピック委員会(JOC)「TEAM JAPAN選手の辞退について」2026年8月10日発表。
私自身はスポーツの専門記者ではありませんので、競技結果を予想するよりも、読者が日程を間違えずに確認できることを優先し、一次情報を照合して整理することをこの記事では大切にしました。
大会直前は変更が入りやすいため、観戦当日は大会公式や各競技団体の最新発表も確認してください。
まとめ|2026年アジア大会は日本代表の先行競技に注意
第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)は、2026年9月19日から10月4日まで開催されます。
ただし、日本代表の戦いはそれより早く始まります。
男子バスケットボールは9月10日19時にインドネシア戦、女子サッカー日本代表は9月14日19時30分にタイ戦、男子U-21日本代表は9月16日19時30分にホンコン・チャイナ戦を迎えます。
競泳は9月20日~25日、卓球は9月20日~28日、バドミントンは9月20日~29日、陸上競技は9月24日~29日、柔道とレスリングは9月30日~10月3日が予定されています。
eスポーツは9月23日~10月2日で、日本は7種目9タイトルに25選手が出場します。
今回の日程で覚えておきたいのは、「大会開幕日」「競技開始日」「日本代表の出場日」はそれぞれ違うということです。
サッカーならU-21男子の成長となでしこジャパンの連覇、eスポーツなら杭州大会の3種目から7種目9タイトルへの広がりと、競技ごとに注目ポイントも違います。
全部を追いかける必要はありません。
気になる競技を二つ、三つ選び、日本代表の初戦や決勝予定日をカレンダーに入れておくだけでも、32年ぶりの日本開催を十分楽しめそうです。
よくある質問
2026年アジア大会はいつからいつまでですか?
第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)の公式開催期間は、2026年9月19日(土)から10月4日(日)までです。
ただし、男子バスケットボールなど一部競技は開会式より前に始まります。
サッカー日本代表の初戦はいつですか?
女子のなでしこジャパンは9月14日19時30分のタイ戦、男子U-21日本代表は9月16日19時30分のホンコン・チャイナ戦が初戦です。
女子はエコパスタジアム、男子は豊田スタジアムでグループステージを戦います。
eスポーツ日本代表は何種目に出場しますか?
日本代表は7種目9タイトルに25選手が出場し、4人のコーチが加わります。
競技期間は9月23日~10月2日で、日本勢はグランツーリスモ7、eFootball、対戦格闘団体戦、ぷよぷよeスポーツ、ポケモンユナイト、PUBG Mobile、Identity V 第五人格に出場します。
天水翔太(あまみずしょうた)
スイーツと映画を愛するのんびり副業ライター
公式発表を複数照合し、競技日程と日本代表の出場予定を読者目線で分かりやすく整理しています。
