2026年8月後半〜10月は、話題の新作に加え、人気シリーズ完結編や名作の再上映まで注目作が続きます。
2026年8月15日時点の公式発表を確認し、8月21日から10月30日までの注目19作品と、公開延期が発表された1作品を月別に整理しました。公開日だけでなく、1週間・3週間などの限定上映も分かるようにまとめています。
映画の公開予定を調べていると、「日付は分かったけれど、いつまで上映するの?」「再上映なのか新作なのか分かりにくい」ということがありますよね。
そこで今回は単に作品名を並べるのではなく、新作・完結編・再上映・4Kリマスター・限定上映という違いにも注目しました。
なお、映画の公開日や上映館は変更されることがあります。特に限定上映や特殊上映は劇場によって実施状況が違うため、実際に出かける前には作品公式情報と利用予定の映画館のスケジュールを確認してください。
2026年8月後半〜10月の映画公開予定は?注目19作を一覧で確認
2026年8月21日から10月30日までで、これから予定を立てる際に押さえておきたい主な映画は次の通りです。
公開日 作品 ポイント
8月21日 『グレイ・ミッション』 ガイ・リッチー監督のバディアクション
AMGエンタテインメント
8月21日 『八月の声を運ぶ男』 本木雅弘主演、実在のジャーナリストを基にした作品
WOWOW
+1
8月28日 『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』 『叛逆の物語』の正統続編
魔法少女まどか☆マギカ
8月28日 25周年記念『ハリー・ポッターと賢者の石』 1週間限定の特別再上映
ワーナー・ブラザース公式サイト
8月28日 『ラスト・サバイバー』 リドリー・スコット監督の新作
20世紀スタジオ
9月4日 『白鳥とコウモリ』 東野圭吾原作、松村北斗×今田美桜
松竹
9月4日 『SEKIRO: NO DEFEAT』 3週間限定の劇場アニメ
SEKIRO: NO DEFEAT|アニメ公式
+1
9月4日 『カーズ』 公開20周年、1週間限定再上映
ディズニー
9月4日 『スワロウテイル 4Kリマスター』 4Kリマスター&Dolby Atmos
映画『スワロウテイル 4Kリマスター』公式サイト
9月11日 『最終楽章 響け!ユーフォニアム』後編 シリーズの終幕を描く劇場作品
『最終楽章 響け!ユーフォニアム』公式サイト
9月18日 『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』 織田裕二主演のシリーズ最新作
映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』公式サイト
9月18日 『映画名探偵プリキュア!不思議な庭と2人の秘密』 プリキュア映画最新作
マーベラス公式ウェブサイト – MARVELOUS!
9月23日 『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』 10月8日まで期間限定上映
マーベル
10月9日 『ガールズ&パンツァー 最終章 第5話』 シリーズ第5話を劇場上映
ガールズ&パンツァー最終章 公式サイト
10月9日 『汝、星のごとく』 横浜流星×広瀬すず、凪良ゆう原作
映画『汝、星のごとく』公式サイト
10月16日 『青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない』 「青春ブタ野郎」シリーズ完結作
アニプレックス
10月23日 『うるわしの宵の月』 道枝駿佑×安斉星来の実写映画
東宝
+1
10月23日 『借りぐらしのアリエッティ』4Kデジタルリマスター まずIMAXで期間限定上映
「映画館に行こう!」実行委員会の運営する公式サイトです。
10月30日 『クレイフェイス』 DCスタジオのホラー・スリラー
映画『クレイフェイス』公式サイト
ここで注意したいのが、もともと8月21日に予定されていた劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』は、この一覧から外していることです。
同作は熊本県で発生した地震を受け、2026年8月4日に公開延期が正式発表されました。8月15日時点では新たな公開日は発表されておらず、決まり次第、公式サイトや公式SNSで案内するとされています。購入済みの前売券は延期後も使用できると案内されています。 劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』+1
これは公開予定を検索する方にとって、とても大事な変更点です。
数か月前の記事や映画会社の旧ラインナップには「8月21日公開」と残っている場合があるため、公開予定記事は古い発表だけで判断しないことが大切だと改めて感じます。
2026年8月後半の映画は?『まどか☆マギカ』とハリー・ポッターが同日公開
8月後半は、8月21日の新作2本に続き、8月28日にアニメの大型新作、洋画、名作再上映が重なる日程です。
新しい物語を観るか、長く待った続編を観るか、昔好きだった映画ともう一度会うか。選び方がまるで違う作品が同じ週末に集まっています。
8月21日『グレイ・ミッション』はガイ・リッチー監督の新作
『グレイ・ミッション』は2026年8月21日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開予定です。
監督・脚本はガイ・リッチー。ヘンリー・カヴィル、ジェイク・ギレンホール、エイザ・ゴンザレス、ロザムンド・パイクらが出演します。 AMGエンタテインメント
元イギリス海兵隊員と元アメリカ海軍所属の男が手を組み、危険な奪還計画へ挑むバディアクションとして紹介されています。 AMGエンタテインメント
上映時間も約97分と案内されており、仕事帰りや週末の夜に勢いのある娯楽作を楽しみたい人には選びやすい一本でしょう。 イオンシネマ
私は映画館へ行くとき、重いテーマの作品ばかり続けると少々疲れてしまうことがあります。
そんなときに、腕の立つ二人が危ない任務へ飛び込んでいく映画は、頭の中の仕事モードを切り替えるスイッチのような存在になってくれるんですよね。
8月21日『八月の声を運ぶ男』は「証言を残す人」を描く
同じ8月21日には、本木雅弘主演の『八月の声を運ぶ男』が全国公開されます。 WOWOW
作品は、長崎を拠点に被爆者の声を集め続けた実在のジャーナリストをモデルにした物語。本木雅弘のほか、石橋静河、伊東蒼、尾野真千子、田中哲司、阿部サダヲらが出演します。 WOWOW+1
ここで興味深いのは、戦争そのものの再現だけではなく、体験した人の言葉を誰が聞き、どう次の世代へ運ぶのかに焦点が当たっているところです。
派手な娯楽作の『グレイ・ミッション』と同じ公開日ですが、こちらは静かに言葉へ向き合いたい休日に選びたい作品だと私は感じます。
8月28日『ワルプルギスの廻天』は待望の正統続編
『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』は、2026年8月28日公開です。
公式サイトでは、2013年公開の『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』の正統なる続編と位置づけられています。新房昭之、虚淵玄、蒼樹うめ、シャフトという主要スタッフの名前も並びます。 魔法少女まどか☆マギカ
本作は一度公開時期が再調整され、その後2026年2月27日に8月28日公開が正式発表された経緯があります。 魔法少女まどか☆マギカ
前作から長い時間が空いたシリーズの場合、映画を待っていた年月まで含めて「体験」になるものです。
当時学生だった人が社会人になったり、生活環境が変わったりしているでしょう。スクリーンで作品を見ると同時に、昔このシリーズを観ていた自分まで思い出す。長期シリーズならではの味わいだと思います。
8月28日のハリー・ポッター25周年上映は「1週間限定」
『ハリー・ポッターと賢者の石』は公開25周年を記念し、2026年8月28日から1週間限定で特別上映されます。 ワーナー・ブラザース公式サイト
上映フォーマットは2D吹替版に加え、IMAX 3D吹替版、Dolby Cinema 3D字幕版、4DX 3D吹替版、MX4D 3D吹替版。さらに本編終了後には約12分の初公開メイキング映像が上映される予定です。 ワーナー・ブラザース公式サイト+1
ここは以前の「期間限定」という情報より一歩踏み込み、8月28日から1週間限定と現在は明確になっている点を押さえておきたいところです。
「昔観たから急がなくてもいいかな」と思っていると、あっという間に終わってしまいます。
しかも今回の再上映は、ただ昔の映画をスクリーンへ戻すだけではありません。複数の大型上映フォーマットや新しいメイキング映像を組み合わせ、「2026年に映画館で観直す意味」を作っているのが面白いですね。
8月28日『ラスト・サバイバー』はリドリー・スコット最新作
同じ8月28日には、リドリー・スコット監督の『ラスト・サバイバー』も公開されます。
ピーター・ヘラーの小説を基に、パンデミックで人類の大半が失われた世界を舞台にした作品で、ジェイコブ・エロルディ、ジョシュ・ブローリンらが出演します。 20世紀スタジオ
8月28日は『まどか☆マギカ』、ハリー・ポッター、リドリー・スコット作品と、かなり客層の違う映画が同時に並びます。
映画好きとしてはうれしい悲鳴ですが、一本に決められないときは「公開期間の短い作品から先に観る」のが実用的です。そう考えると、この週はまず1週間限定のハリー・ポッターを押さえ、通常公開作を翌週以降に回す選び方もできます。
2026年9月公開映画は?限定上映とシリーズ大作が集中
9月は今回の期間で、特に「公開日だけを見ていてはいけない」月です。
9月4日だけでも通常公開、3週間限定、1週間限定、4Kリマスターが同時に始まります。
9月4日『白鳥とコウモリ』は東野圭吾原作のミステリー
『白鳥とコウモリ』は2026年9月4日全国公開です。
東野圭吾の小説を実写映画化し、松村北斗が倉木和真、今田美桜が白石美令を演じます。監督は岸善幸です。 松竹+1
事件の容疑者側と被害者側という、本来なら交わりにくい立場の若者が、それぞれ父親への疑問を抱いて真相へ近づいていく物語です。
40代、50代になると、自分が「子ども」の側であるだけでなく、親を年老いた一人の人間として見る機会も増えてきます。
単なる犯人当てではなく、「家族について自分はどこまで知っていたのか」という視点で観ると、若い頃とは違ったところが胸に残るかもしれません。
『SEKIRO: NO DEFEAT』は9月4日から3週間限定
ゲーム『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』を原作とする『SEKIRO: NO DEFEAT』も9月4日に公開されます。
全編手描きによる2Dアニメーション映画で、全国劇場にて3週間限定上映と案内されています。 SEKIRO: NO DEFEAT|アニメ公式+1
長編初監督となる沓名健一が監督を務め、ゲームの世界を劇場アニメとして描きます。 SEKIRO: NO DEFEAT|アニメ公式
限定上映で怖いのは、「落ち着いたら観よう」がそのまま「終わっていた」になりやすいことです。
3週間あれば余裕があるように見えても、仕事や家族の予定と重なると候補日は意外と少なくなります。気になる方は公開後ではなく、今のうちに9月の休日を一日空けておくほうが安心です。
『カーズ』は9月4日から10日までの1週間限定
ディズニー&ピクサーの『カーズ』も、公開20周年を記念して2026年9月4日から9月10日まで全国の劇場で1週間限定上映されます。 ディズニー+1
ここで『SEKIRO』と比べると分かりやすいですね。
同じ9月4日スタートでも、『SEKIRO』は3週間限定、『カーズ』は1週間限定です。
2026年秋の映画予定は「何日に始まるか」だけでなく「何日までなのか」までセットで見る必要があります。
私は今回の予定を整理していて、ここが一番実用的なポイントだと感じました。
『スワロウテイル』は公開30年を経て4Kリマスター
岩井俊二監督の『スワロウテイル』は、1996年9月14日の日本初公開から30年となる2026年、監督完全監修の4Kリマスター版として9月4日に全国公開されます。
Dolby Atmos化も行われています。 映画『スワロウテイル 4Kリマスター』公式サイト
ただし「4Kリマスター作品=すべての上映館で4K上映」という意味ではありません。
実際、上映館によっては2K上映になることも案内されています。 アップリンク吉祥寺
これは意外と見落としやすいところです。
作品そのものだけでなく画質や音響を目当てに映画館へ行く場合は、上映館の設備・上映仕様まで確認したほうがよいでしょう。
9月11日『響け!ユーフォニアム』後編でシリーズは終幕へ
『最終楽章 響け!ユーフォニアム』後編は2026年9月11日公開です。
公式サイトは「アニメ『響け!ユーフォニアム』堂々の終幕へ」と案内し、本編カットのブラッシュアップ、新たに執筆されたシナリオ、多数の新作シーン、テレビシリーズでは描かれなかった演奏シーンを盛り込むとしています。 『最終楽章 響け!ユーフォニアム』公式サイト
つまり単純にテレビシリーズを短く編集しただけの作品ではありません。
長年追ってきたファンにとっては、北宇治高校吹奏楽部の物語を「映画館で送り出す」という意味合いの強い一本になりそうです。
私は長いシリーズの最終作には、少し特別なものを感じます。
終わる寂しさはありますが、「ちゃんと最後まで見届けられる」という喜びもあるんですよね。
9月18日『踊る大捜査線 N.E.W.』で青島俊作が帰ってくる
『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』は2026年9月18日公開です。
主演は織田裕二。プロデュースは亀山千広、脚本は君塚良一、監督は本広克行という『踊る大捜査線』を支えてきたスタッフが再集結しています。 映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』公式サイト
さらに趣里、白洲迅、佐々木蔵之介、増田貴久ら新たなメンバーも参加しています。 映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』公式サイト+1
40代、50代の方にとっては、1990年代から続くシリーズに「懐かしい」という気持ちを抱く人も多いでしょう。
ただ、私が気になるのは懐かしさそのものより、あれだけ組織の理不尽さと現場の人間を描いてきた作品が、2026年の時代をどう切り取るのかです。
青島俊作が昔と同じなら懐かしい。でも、時代が変わった中で青島自身も変わっていれば、もっと面白い。
長寿シリーズの新作には、そんな二重の楽しみがあります。
9月23日『エンドゲーム:アンコール』は10月8日まで
『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』は2026年9月23日から10月8日までの期間限定上映です。 マーベル
マーベル公式は、新たな『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』へ向けて『エンドゲーム』を再上映すると発表しています。今回の特別版には新映像も加えられます。 マーベル+1
ここは、2026年の再上映を考えるうえで面白い例です。
『カーズ』や『ハリー・ポッター』のように周年を祝う再上映がある一方、『エンドゲーム』は過去作を次の新作へつなぐためにもう一度映画館へ戻す役割を持っています。
再上映という言葉から「懐かしい作品をもう一度」と考えがちですが、今後は「次の作品を見るための復習」という役割も増えていくのかもしれません。
2026年10月公開映画は?完結作からDCホラーまで幅が広い
10月はアニメシリーズの続編・完結作、人気小説や漫画の実写化、4Kリマスター、DC作品までかなり幅広い顔ぶれです。
9月が「限定上映の多い月」なら、10月は「好きなジャンルによって観る映画がはっきり分かれる月」と言えそうです。
10月9日『ガールズ&パンツァー 最終章 第5話』
『ガールズ&パンツァー 最終章 第5話』は2026年10月9日に劇場上映されます。 ガールズ&パンツァー最終章 公式サイト
長く続く『最終章』シリーズの第5話で、ここまで追いかけてきたファンにとって秋の重要な一本になりそうです。
こうしたシリーズものは、初見で何となく選ぶ映画とは性格が違います。
前作までの積み重ねが大きい分、「公開日に近い時期にファンと同じ熱量で観たい」という楽しみがあります。
映画館は作品を見る場所であると同時に、同じ作品を待っていた人たちが一時的に集まる場所でもあるんですよね。
10月9日『汝、星のごとく』は横浜流星×広瀬すず
同じ10月9日には、凪良ゆうの小説を実写化した『汝、星のごとく』が公開されます。
横浜流星と広瀬すずがダブル主演を務め、監督は藤井道人、脚本は安達奈緒子。瀬戸内の島を舞台に、櫂と暁海という二人の15年にわたる愛と選択を描く作品です。 映画『汝、星のごとく』公式サイト+1
原作は第20回本屋大賞を受賞し、関連作を含むシリーズ累計150万部突破と公式サイトで紹介されています。 映画『汝、星のごとく』公式サイト
派手な展開で日常を忘れたい休日もあれば、人の人生をじっくり見つめる映画を観たい休日もあります。
仕事や家事に追われていると、自分自身の「選ぶ」ということを考える余裕がなくなりがちです。
だからこそ、人生の選択を扱う作品がふと胸に入ってくる夜もある。個人的には、秋の静かな週末に合いそうな一本として気になっています。
10月16日『青春ブタ野郎』はシリーズ完結作
劇場アニメ『青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない』は2026年10月16日公開です。
アニプレックスは本作を「青春ブタ野郎」シリーズの完結作と明記しています。原作は鴨志田一、監督は増井壮一、アニメーション制作はCloverWorksです。 アニプレックス+1
9月の『響け!ユーフォニアム』に続き、10月にも長く続いたアニメシリーズの完結作が控えていることになります。
2026年秋は、新しい映画が始まる季節である一方、長く愛されてきた物語に区切りがつく季節でもあります。
ファンにとっては、一本の映画以上の思い出を持って劇場へ向かう秋になりそうですね。
10月23日『うるわしの宵の月』と『アリエッティ』4K上映
10月23日には、やまもり三香の漫画を原作とする実写映画『うるわしの宵の月』が公開されます。
主演は道枝駿佑と安斉星来。監督は竹村謙太郎、脚本は徳永友一です。 映画『うるわしの宵の月』公式サイト+1
同じ10月23日には、スタジオジブリ『借りぐらしのアリエッティ』4KデジタルリマスターのIMAX上映も始まります。
劇場情報では10月23日から11月2日までIMAX公開、その後10月30日から11月12日まで全国拡大公開・Dolby Cinema上映が案内されています。 「映画館に行こう!」実行委員会の運営する公式サイトです。
ここでも新作と過去作が同じ映画館で並びます。
私はこの状況を見ると、今の映画館は「新しい映画を見る場所」というより、好きな作品を最も良い環境でもう一度体験する場所にもなってきたのだと感じます。
配信でいつでも作品を再生できる時代なのに、わざわざ外出してチケットを買う。
その理由を作るため、映画館側もIMAXやDolby Cinema、4DXなど「家とは違う体験」を以前より強く打ち出しているのでしょう。
10月30日『クレイフェイス』はDCのホラー・スリラー
10月最後の注目作が、10月30日公開の『クレイフェイス』です。
DCスタジオ作品ですが、一般的なヒーローアクションではなく、ジェームズ・ワトキンス監督による本格ホラー・スリラーとして発表されています。クレイフェイス役はトム・リス・ハリスです。 映画『クレイフェイス』公式サイト
公式情報では、ハリウッドの新進スターだった男が怪物へと転落していく物語として、アイデンティティや人間性の喪失、変容などがテーマに掲げられています。 映画『クレイフェイス』公式サイト
「DCだからいつものヒーロー映画だろう」と思って選ぶと、かなり印象が違う可能性があります。
ブランド名だけで判断せず、今回はホラー・スリラーとして自分の好みに合うかを確認しておいたほうがよさそうです。
2026年秋の映画公開予定から見える3つの特徴
ここからは、今回の19作品を並べてみて感じたことです。
個々の映画情報だけでは見えにくいのですが、予定表を横に並べると2026年秋らしい傾向が浮かび上がってきます。
まず目につくのは、再上映が単なる懐古企画ではなくなっていることです。
『ハリー・ポッターと賢者の石』は25周年を記念し、IMAX 3D、Dolby Cinema 3D、4DX 3D、MX4D 3Dなど複数フォーマットを用意しています。しかも約12分の初公開メイキング映像まで加わります。 ワーナー・ブラザース公式サイト
『カーズ』は20周年、『スワロウテイル』は30周年という節目でスクリーンへ戻ります。 ディズニー+1
一方、『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』は次の『アベンジャーズ』新作へつなげる役割を持っています。 マーベル
同じ「再上映」でも、目的が違うわけです。
二つ目は、完結作の存在感が大きいことです。
9月11日の『最終楽章 響け!ユーフォニアム』後編はシリーズの終幕、10月16日の『青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない』もシリーズ完結作として案内されています。 『最終楽章 響け!ユーフォニアム』公式サイト+1
新しい作品を見つける喜びとは別に、「何年も付き合ってきた物語を最後まで見る」という映画館の楽しみが、この秋にはしっかりあります。
三つ目は、映画を選ぶときに公開日だけでは足りなくなっていることです。
『ハリー・ポッター』と『カーズ』は1週間限定、『SEKIRO』は3週間限定、『エンドゲーム:アンコール』は9月23日から10月8日まで。『アリエッティ』はIMAX公開と全国拡大公開で期間が分かれています。 「映画館に行こう!」実行委員会の運営する公式サイトです。+4ワーナー・ブラザース公式サイト+4ディズニー+4
さらに、『スワロウテイル 4Kリマスター』のように、作品自体は4Kリマスターでも劇場によって上映仕様が異なる例があります。 アップリンク吉祥寺
ですから2026年秋に映画館へ行くなら、次の順番で予定を決めると分かりやすいでしょう。
- まず1週間・3週間など終了日が決まった限定上映を確認する
- 次に通常公開の新作を候補に入れる
- IMAX・Dolby Cinema・4DXなどを希望する場合は対応劇場を確認する
- 公開延期や日程変更がないか、鑑賞直前にもう一度確認する
これは少々面倒に見えますが、慣れてしまえば旅行の日程を決めるのと似ています。
むしろ「9月最初の土曜は『カーズ』、次の週は『響け!ユーフォニアム』」と予定表に小さな楽しみを書き込んでいく時間も、映画好きにはなかなか楽しいものです。
そして今回、公開予定記事を作るうえで特に重要だと感じたのが『TOKYO MER』の延期でした。
もともと8月21日公開と大きく告知されていた作品でも、8月4日に状況が変わっています。 劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』
検索結果には以前の日程を掲載したページが残ることがあります。
だからこそ「○月○日公開」という数字を見つけたら終わりではなく、その後に変更発表が出ていないかまで確認することが、映画公開予定ではかなり重要です。
私自身、映画を見る休日はできれば慌てたくありません。
チケットを取って、少し早めに着いて、上映後は甘いものでも食べながら余韻に浸る。それくらいのんびりした一日にしたいんですよね。
そのためにも、公開日と上映期間だけは先にきちんと押さえておきたいところです。
まとめ|2026年8月後半〜10月は限定上映から完結作まで充実
2026年8月後半から10月は、新作邦画・洋画・アニメだけでなく、周年記念上映、4Kリマスター、シリーズ完結作まで幅広い映画が予定されています。
8月28日は『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』、『ハリー・ポッターと賢者の石』25周年記念上映、『ラスト・サバイバー』が重なります。 魔法少女まどか☆マギカ+2ワーナー・ブラザース公式サイト+2
9月には『白鳥とコウモリ』『SEKIRO: NO DEFEAT』『カーズ』『最終楽章 響け!ユーフォニアム』後編、『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』、『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』などが続きます。 マーベル+5松竹+5ファミ通.com+5
10月も『ガールズ&パンツァー 最終章 第5話』『汝、星のごとく』『青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない』『うるわしの宵の月』『クレイフェイス』など、性格の違う作品が並びます。 映画『クレイフェイス』公式サイト+4ガールズ&パンツァー最終章 公式サイト+4映画『汝、星のごとく』公式サイト+4
そして忘れてはいけないのが、劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』です。8月21日公開予定でしたが、8月4日に延期が正式発表され、8月15日時点では新公開日は未定です。 劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』+1
2026年秋の映画選びでは、「公開日」だけでなく「上映終了日」「上映方式」「日程変更」の3点まで確認しておくと安心です。
最新作にわくわくする秋もいいですし、昔好きだった映画と大きなスクリーンで再会する秋も素敵です。
私も予定表を眺めながら、映画を一本決めるたびに、その帰りに食べるプリンやどら焼きまで一緒に考えてしまいます。
そういう小さな楽しみが一つカレンダーに入るだけで、忙しい一週間も少し先まで頑張れそうな気がしますね。
よくある質問
2026年8月後半に公開予定の注目映画は?
8月21日に『グレイ・ミッション』『八月の声を運ぶ男』、8月28日に『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』『ラスト・サバイバー』が公開予定です。 20世紀スタジオ+3AMGエンタテインメント+3WOWOW+3
また、8月28日から『ハリー・ポッターと賢者の石』25周年記念上映が1週間限定で行われます。 ワーナー・ブラザース公式サイト
劇場版『TOKYO MER』は8月21日に公開されますか?
いいえ。劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』は2026年8月21日公開予定でしたが、8月4日に公開延期が発表されました。
2026年8月15日時点では新しい公開日は未定です。 劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』+1
2026年9月の期間限定上映は何がありますか?
代表的なものでは、『カーズ』が9月4日から10日までの1週間限定、『SEKIRO: NO DEFEAT』が9月4日から3週間限定、『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』が9月23日から10月8日までの期間限定上映です。 ディズニー+2ファミ通.com+2
限定上映は通常公開作品より予定を合わせにくいため、観たい作品が決まっている場合は早めに上映館と日時を確認しておくと安心です。
執筆:天水翔太(スイーツと映画を愛するのんびり副業ライター)

