兎月園の「シュー麩リーム くり三昧」を紹介します

スイーツ

最近岐阜県羽島市にある和菓子屋の兎月園をおとづれる機会がありました。そこで見つけたのが「シュー麩リーム くり三昧」というものです。これは一見見るとシュークリームなのですが、数々の工夫が盛り込まれているスイーツです。

兎月園の「シュー麩リーム くり三昧」の内容は

こんなような解説がついていましたので、わかり易く内容を調べることができました。気がつかないと、次に進んでしまうので良いガイドになりました。

 

 

 

まずは、外見です外から見れば何の変哲もないシュークリームです。とにかく栗を強調しているようです。

 

 

 

包みを開けてみると本体が出てきますが、中を見ていくとただのシュークリームよりもう少し複雑な内容となっているようです。

 

 

 

まずは上の皮の部分を丁寧に取っていきます。この皮は普通のシュークリームの生地でなく、名前の通り麩を焼いて小麦粉に混ぜたものです。少し粘っこくて丁寧にはがすのにてまどります。皮を取ってみるとホイップクリームが出てきます。その下にマロンクリーム、左の黒いのは渋皮付きの栗です。

 

一番上のホイップクリームを食べます。意外とあっさりしたタイプのホイップクリームです。想像したよりもホイップクリームの層が薄いので、すぐに栗案のモンブランにたどり着きます。

 

 

この栗あんのモンブランを食べていきます。これも実は意外とあっさり目の味わいです。そして分厚い栗あんの層を想像していたのですが、これも薄く。中から出てきたのが、なんと大福です。

 

 

大福ならとこれも食べ進めます。すると大福の中身が二重構造になっており、上が小豆のあんです。このあんは和菓子屋さんらしいアンコです。大福の中のあんの下が、栗のムースとなっています。あんの下の黄色いのがそうです。

この栗のムースはやや乾いた感じのする栗ムースとなっています。これらが大福の中に入っているのです。

栗ムースの下は当然大福の皮になっているのです。

 

 

 

 

まだ実はありました。大福の皮の下には、上側と同じようにホイップクリームが敷いてあります。これで下の皮に到達することができました。

最後に栗もいただきました。

 

 

ここまでは分析的にひとつづつ食べてみましたが、残りの半分は、全体を立てに切って食べるとどうなるかということです。やはりとてもおいしいです。多数のパートの味が混じって、とても複雑な味わいになります。

後半はこんな食べ方も必要です。

 

 

兎月園の「シュー麩リーム くり三昧」の感想と食べ方は

この「シュー麩リーム くり三昧」は解説してきたように、とても複雑な内容が入っています。正直私もここまで複雑とは思いませんでした。

最初の解説のチラシでも上側は説明してありますが、大福の中身と大福の下のことまでは書いていないので、焦らずゆっくり味わうことが必要です。

でも、やはりこのシュー麩リームは一気に縦に食べてみるのもおススメです。

食べてみると、ホイップクリーム、栗あんのモンブラン、大福の皮、小豆のあんこ、栗ムースが混ざっていますので、えも言われないような複雑な味わいになるのです。

そんなことですから、食べた後はやはり満足感が得られますが、中をあらためないと何を食べたのか分からなくなります。おいしければよいというならそんな食べ方もあるでしょう。

これほど複雑な構造ですが、それぞれは意外とあっさりしているので、お茶にも合うスイーツだと思います。

兎月園の「シュー麩リーム くり三昧」のまとめ

今回は岐阜県羽島市の兎月園の「シュー麩リーム くり三昧」を紹介しました。普段はコンビニスイーツとか全国レベルで手に入るものを紹介するのですが、たまたま食べたのが、とても凝った内容でしたので、取り上げることにしました。

場所も限定されているので、簡単に手に入るものではないのですが、機会があればチャレンジしてください。