マクドナルド(マック)というと、「高カロリーなジャンクフード」というイメージを持つ方も多いでしょう。パンとハンバーグに加え、フライドポテトやナゲットといった揚げ物も定番です。
1. ダイエット中のカロリー配分と考え方
カロリー制限をする際にありがちな誤解が、「とにかく低カロリーにすれば良い」という発想です。しかし、極端な制限は長続きせず、かえってリバウンドの原因にもなります。
一般的に、成人男性なら1日2000kcal、女性なら1800kcalを目安に、朝昼晩のバランスを整えることが大切です。たとえば、朝に400kcal、昼に500kcal、夜に1100kcal(女性なら900kcal)といった配分であれば、無理なく続けられます。
2. 朝マックでおすすめの組み合わせ
朝マックのメニューは全体的にカロリーが控えめで、組み合わせ次第で300kcal台に収めることができます。
- ベーコンエッグマックサンド(292kcal)+サイドサラダ(10kcal)+玉ねぎドレッシング(7kcal)+コーヒー
→ 合計:約309kcal - フィレオフィッシュ(326kcal)+サイドサラダ+玉ねぎドレッシング+コーヒー
→ 合計:約343kcal - エッグマックマフィン(311kcal)+サイドサラダ+玉ねぎドレッシング+コーヒー
→ 合計:約328kcal
これらにヨーグルト(59kcal)を追加しても、400kcal前後に抑えることができ、朝食としては理想的です。
3. レギュラーメニューの低カロリー組み合わせ
- ハンバーガー(256kcal)+サイドサラダ+玉ねぎドレッシング+コーヒー
→ 合計:約273kcal - チキンクリスプ(344kcal)+サイドサラダ+玉ねぎドレッシング+コーヒー
→ 合計:約361kcal - チーズバーガー(307kcal)+サイドサラダ+玉ねぎドレッシング+コーヒー
→ 合計:約324kcal - スパイシービーフバーガー(329kcal)+サイドサラダ+玉ねぎドレッシング+コーヒー
→ 合計:約346kcal - フィレオフィッシュ(326kcal)+サイドサラダ+玉ねぎドレッシング+コーヒー
→ 合計:約343kcal
これらにハッシュポテト(145kcal)を追加しても、合計500kcal前後に抑えられる点も魅力です。
4. サイドメニュー選びの注意点
マックでついつい頼みたくなるポテトですが、Sサイズでも225kcalあります。ダイエット中はなるべく控えめにし、以下のような代替メニューを選ぶのがおすすめです。
- サイドサラダ(10kcal)+玉ねぎドレッシング(7kcal)
- ヨーグルト(59kcal)
- 枝豆コーン(83kcal)
- ハッシュポテト(145kcal)
また、ドレッシングの種類にも要注意。焙煎ごまドレッシングは100kcal程度と高カロリーなので、「低カロリー玉ねぎドレッシング」の使用が推奨されます。
5. よくある質問(Q&A)
Q1. マックでダイエット中におすすめのバーガーは?
A. ハンバーガー(256kcal)、チーズバーガー(307kcal)、フィレオフィッシュ(326kcal)などが比較的カロリーが低く、選びやすいです。
Q2. ポテトは絶対に避けるべきですか?
A. 完全に避ける必要はありません。Sサイズ(225kcal)を単品で楽しむ、あるいはハッシュポテト(145kcal)に置き換えるなど、調整しながら取り入れましょう。
Q3. ドレッシングはどれを選ぶべき?
A. 玉ねぎドレッシング(約7kcal)がおすすめです。焙煎ごまドレッシングは高カロリーなので、控えるのが無難です。
Q4. シャカチキはダイエットに不向き?
A. シャカチキ(243~251kcal)は、組み合わせ次第では主食代わりにもなります。ただし、他のメニューと組み合わせるとカロリーが上がるため注意が必要です。
6. まとめ|バランスを意識して続けよう
マクドナルドでも、選び方次第でダイエット中にふさわしいメニューを楽しむことができます。大切なのは、1日を通じてのカロリーバランスを考え、無理のない範囲でコントロールしていくことです。
「朝はしっかり、夜は少なめ」という方法が合わない方もいます。重要なのは、満足感を得ながら継続すること。無理をせず、長く続けられるスタイルを見つけましょう。