この記事では、1968年10月10日に公開された映画『バーバレラ(1968)』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『バーバレラ(1968)』の予告編
フランスのSFコミックがベースになっていて、若く美しい女性キャラクターの活躍が描かれています。
もともと漫画雑誌で連載されていて豪華本で出版されたこともありましたが、一部問題があるということで宣伝禁止になった問題作です。
映画化されることにより、コミックも再出版されるようになり世界中で人気を博しました。
映画『バーバレラ(1968)』のあらすじ(ネタバレなし)
遠い未来の時代、バーバレラはある博士を探すよう仕事を依頼されるようになります。博士は画期的なマシンを発明しましたが、もしそのマシンが破壊兵器として悪用されると、地球が征服されるという恐ろしいものでした。
彼女は別の惑星に訪れると、いろいろな冒険を繰り広げるようになります。惑星の地下には巨大な都市が広がっていて、そこに君臨する敵と戦うようになるのです。
セクシーな表現が満載のスペースオペラで、音楽がとにかくおしゃれになっています。CGなど特殊効果技術が高くない時代のSF映画を楽しむことができるでしょう。
映画『バーバレラ(1968)』の解説
特に冒頭の無重力状態でのシーンは一度見ておきたいものです。主演のフォンダがとにかくキュートでかわいく、きれいに描かれています。
作品中は特殊な衣装を着ることが多く、おふざけな雰囲気が漂っている作品です。特殊効果や美術などは今と違いますが、当時のデザインを楽しむことができます。
英語とフランス語バージョンが製作されていて、ミュージカルにもなりました。独特な世界観になっていて、友人たちと楽しめる作品です。
ファッションはおしゃれでかわいく、美術はポップな感じになっています。
映画『バーバレラ(1968)』のみどころ
フォンダの魅力を堪能することができ、ベテラン俳優の若かりし日を見ることができます。
さまざまな創意工夫が行われたことが分かる作品で、発想が豊かで好感を感じることでしょう。子供向けの内容にも思いますが、大人も楽しむことができます。
時にはばかばかしく思うシーンもありますが、それさえキュートに感じてしまいます。音楽が特にクールで、おしゃれでポップな印象です。
いろいろと見どころが多く、後で作品について感想を言い合う楽しみもあります。現在ではコンプライアンスなどの関係で製作できないような仕上がりになっている作品です。
映画『バーバレラ(1968)』の感想
無重力を表現していますが、ついついフォンダの美しさに目を奪われます。特撮技術はそれほど高くありませんが、マシンや衣装などのデザイン性は高いでしょう。
ユーモアがあって、独特な世界観に浸ることができます。
映画『バーバレラ(1968)』の登場人物・キャスト
映画『バーバレラ(1968)』の登場人物・キャストを紹介します。
バーバレラ:ジェーン・フォンダ
パイガー:ジョン・フィリップ・ロー
黒い女王:アニタ・パレンバーグ
デュラン・デュラン:ミロ・オーシャ
ピング教授:マルセル・マルソー
映画『バーバレラ(1968)』のスタッフ
映画『バーバレラ(1968)』のスタッフを紹介します。
監督:ロジェ・ヴァディム
脚本:ジャン=クロード・フォレ、クロード・ブリュレ、クレメント・ウッド他、
原作:ジャン=クロード・フォレ